トイレのDX化を推進!うめきた(大阪)地下駅に導入するシステム
~トイレ満空表示・トイレ清掃管理システム・各種検知センサー・IoT衛生器具~
西日本旅客鉄道株式会社は、2023 年春に開業予定の「うめきた(大阪)地下駅」を「JR 西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する駅と位置づけ、その実現に向けて、これまで取り組んできました。さらには、「うめきた(大阪)駅」をイノベーションの実験場『JR WEST LABO』の中心と位置づけ、新たな価値創造を推進し、経営課題や社会課題の解決に向け取り組んでいくことをご報告させていただきました。今回は、「いいトイレの日」(11月10日)に合わせ、改札内に導入するトイレに関わるサービス・設備についてご紹介いたします。
※うめきた(大阪)地下駅:https://www.westjr.co.jp/railroad/project/project2/
※「JR 西日本技術ビジョン」:http://www.westjr.co.jp/company/action/technology/vision/
※『JR WEST LABO』における共創:https://www.westjr.co.jp/railroad/westlabo/
- トイレ満空表示
(1)開発概要とトイレ満空表示の特徴・導入イメージ
移動生活ナビアプリであるWESTERや駅構内に設置したサイネージによって、トイレの満空情報を表示することで、お客様のニーズやお持ちのデバイスに合わせて、いつでも、どこでもトイレの混雑状況をリアルタイムに情報提供します。
- トイレ清掃管理システム・各種検知センサー・IoT衛生器具
「トイレ清掃管理システム」とは、IoTセンサーから得られるデータを元に適切な消耗品の補充や清掃のタイミングを出力し、効率的な清掃を支援するシステムです。「各種検知センサー」・「IoT衛生器具」とは、トイレの満空状況・設備をIoTセンサーで検知し、リアルタイムのトイレ環境をデータで可視化出来ます。
(1)開発概要
現在、トイレ清掃スタッフは、タイムスケジュールにより決められた時間に現地に赴き、消耗品の補充や清掃等を実施しています。この度、トイレの満空や設備の各状況を知らせる各種検知センサー、IoT衛生器具をトイレに導入することで、その使用状況や消耗品の残量、衛生器具の状態を、トイレ清掃管理システムによりリアルタイムに把握できるようになります。今後は、適切なタイミング・状況で消耗品の補充や清掃を実施することで、生産性の向上を目指します。また、設備のIoT化によりデータを分析することで、トイレ内の設備のCBM化を目指します。
※トイレ清掃管理システム・各種検知センサーについては、同日の株式会社バカンとの共同プレスリリース参照
※IoT衛生器具の詳細なスペック等は、株式会社LIXIL HP及び同日の株式会社LIXILプレスリリース参照
※トイレ清掃管理システムは、株式会社バカンとの共同開発品(特許出願中)
※IoT衛生器具は、株式会社LIXILの製品であり、当社と共同で実証実験を実施
※清掃業務のオペレーション検討および清掃係員の実証実験は、株式会社JR西日本メンテックと実施
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