【COP17開催国モンゴルで新展開】Green Carbon、モンゴル国立大学とMOUを締結 "劣化した草地"をカーボンクレジット化するパイロット事業始動

モンゴル国立大学との学術連携で、土壌炭素研究×国際基準MRVによる大規模草地再生モデルの構築へ

グリーンカーボン

国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下「Green Carbon」)は、モンゴル国立大学(National University of Mongolia:NUM)と、モンゴルにおける改良型草地管理(Improved Grassland Management:IGM)プロジェクトの開発およびパイロット実施に向けたM0U(以下「本MOU」)を締結したことをお知らせします。

本MOUは、モンゴルで劣化が進む草地を対象に、改良型草地管理(IGM)によって再生を図り、土壌炭素研究や国際基準に基づくMRV(測定・報告・検証)(※1)と組み合わせることで、将来的なカーボンクレジット化を目指すパイロット事業の連携です。草地の再生を進めながら、遊牧民をはじめとする地域コミュニティの生計向上に寄与することを目指します。

また、Green Carbonは2026年8月17日から24日にモンゴル・ウランバートルで開催された「国連砂漠化対処条約第17回締約国会議(UNCCD COP17)」にも参加しており、本MOUは、モンゴルにおける草地再生・カーボンクレジットPJ開発に向けたGreen Carbonの取り組みをさらに一歩進めるものとなります。

〇COP17登壇のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000302.000117956.html

○本プレスリリースに関するお問い合わせはこちら

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◆本MOU締結概要と役割

本MOUは、モンゴル国立大学学長のB. Ochirkhuyag教授と、Green Carbonにより締結され、締結式には、モンゴル国立大学のTs. Baatarchuluun氏(研究・協力担当副学長)、Sh. Mendbayar氏(協力部門長)、G. Nargil氏(専門員)、Sukhbaatar GERELBAATAR教授(環境・森林工学科准教授)が出席しました。本MOUに基づき、Green Carbonとモンゴル国立大学は、以下の連携を進めてまいります。

・パイロット事業に適した地域の特定および評価

・ベースライン調査および草地の状態評価

・土壌サンプリングおよび土壌有機炭素(SOC)の分析

・放牧および牧草地管理手法の評価

・科学的モニタリングおよびMRV手法の開発

・カーボンプロジェクトの実現可能性ならびに潜在的な排出削減量・吸収量の評価

・パイロット事業の実施に向けた技術支援

・草地再生に適用可能な方法論およびカーボン市場への展開方法の検討

Green Carbonは、カーボンプロジェクトの開発、方法論の評価、MRV、プロジェクト設計・組成、カーボンファイナンスに関する経験を提供します。モンゴル国立大学は、モンゴルの草地生態系、土壌環境および現地での実施に関する科学的・技術的専門知識を提供します。

〇MOU締結の様子①
MOU締結の様子②

〇モンゴルにおける草地再生と土壌炭素の推進

モンゴルの草地は、遊牧民の生計を支えるとともに、生物多様性や生態系を支える重要な役割を果たしています。一方で、土地劣化や放牧地資源への圧力の高まりを背景に、持続可能な草地管理と長期的な再生に向けた取り組みの必要性が高まっています。今回の連携を通じて、Green Carbonとモンゴル国立大学は、改良型草地管理(IGM)の実践が、劣化した草地の再生、土壌状態の改善、土壌有機炭素(Soil Organic Carbon:SOC)の増加にどのように寄与できるかを検討していきます。


◆パイロット実施から大規模な草地再生へ

本MOU締結を機に開始する初期パイロット事業は、モンゴルにおいて、より大規模な草地再生型カーボンプロジェクトを開発するための重要なステップとなり、パイロット事業の結果を踏まえ、Green Carbonは将来的な事業拡大の可能性について評価します。これには、パリ協定第6条(Article 6)および二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM※2)の展開可能性も含まれます。

今後の規模拡大については、パイロット事業の結果、技術的実現可能性、適用可能な方法論、政府の手続き、ならびに地域のステークホルダーや遊牧民コミュニティとの協議を踏まえて判断し、Green Carbonは、草地再生、大学との連携、地域ステークホルダーの参画、MRV、カーボンファイナンスを組み合わせたモデルの構築を目指してまいります。これらを通じて、モンゴルにおける持続可能な土地管理と長期的な草地再生を支援してまいります。

〇モンゴル国立大学との議論①
モンゴル国立大学との議論②

◆今後の展開:学術界と産業界の連携強化

Green Carbonとモンゴル国立大学のMOU締結は、学術研究とカーボンプクレジットプロジェクト開発を組み合わせるものです。モンゴル国立大学が有するモンゴルの土地・景観に関する科学的知見と、Green Carbonが国際的に展開してきた自然由来のカーボンクレジット開発経験、創出実績を組み合わせることで、今回のパイロット事業および、将来的なプロジェクト開発を推し進めることが可能となります。草地再生、土壌有機炭素および気候変動の緩和に関する知識共有、人材・能力開発、共同研究の機会についても検討していき、大規模展開を目指してまいります。

〇現地ステークホルダーとの草地視察①
〇現地ステークホルダーとの草地視察②

※1:MRV(Measurement, Reporting and Verification)

温室効果ガスの排出削減・吸収量などを「測定(Measurement)」「報告(Reporting)」「検証(Verification)」する仕組み。

※2:二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)

日本が開発途上国に優れた脱炭素技術やインフラを普及させて温室効果ガスを削減し、その削減成果をクレジットとして分け合って自国の削減目標の達成に活用する仕組み。


◆Green Carbon 株式会社

代表者   :代表取締役 大北 潤

所在地   :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F

設立    :2019年12月 12日

事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業

URL    : https://green-carbon.co.jp/

◆モンゴル国立大学(National University of Mongolia)
 代表者   :学長 B. Ochirkhuyag 教授
 所在地   :モンゴル国ウランバートル市スフバートル区
 設立    :1942年
 事業内容  :高等教育、科学研究、人材育成、科学・工学・環境学をはじめとする各分野の研究教育
 URL    :https://www.num.edu.mn/



モンゴル国立大学は、モンゴルを代表する高等教育・研究機関の一つであり、科学、工学、環境学をはじめとするさまざまな学術分野において、研究および人材育成に取り組んでいます。今回の連携を通じて、NUMの研究者は、モンゴルにおける改良型草地管理および土壌炭素に関する取り組みの評価・開発に、科学的な専門知識を提供します。

◆Green Carbon事業紹介

Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジットの創出・登録・販売までを一気通貫で支援するクライメートテック企業です。加えて、植物・微生物の研究開発事業、ESG/排出枠コンサルティング事業、各種環境関連事業も展開しています。

事業は日本および東南アジアを中心に10カ国以上で展開しており、水田(中干し・ c)、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、家畜排せつ物処理、畜産由来メタン削減など、多様な自然由来プロジェクトを推進しています。国内の水田(中干し)においては、2023年度に日本初・最大規模となる約6,220tのクレジットを創出。2024年度は約40,000ha(約65,000t)、2025年度は約65,000ha(約65,000t)、2026年度には約90,000ha(約95,000t)まで拡大を予定しています。また、酪農分野では日本初となるJ-クレジットのプログラム型登録を実施し、2026年度に6,749tを創出。

海外においては、東南アジアを中心に大規模なプロジェクト組成とクレジット創出を推進しており、フィリピンではJCM(二国間クレジット制度)を活用した投資プロジェクトが完売。さらに、ベトナムやカンボジアにおいても、JCM方法論の承認に向けて州・自治体・政府と連携を進めています。また、クレジットの申請・登録・販売までをワンストップで完結するプラットフォーム「Agreen(アグリーン)」を提供し、煩雑な手続きや書類作成を効率化。創出者の負担軽減とスケーラブルな事業推進を実現しています。加えて、環境価値付き農産物(環境配慮米)の流通、研究開発、ESG・排出枠コンサルティングも手がけ、自然資本を軸とした脱炭素の実現に貢献しています。

◆Green Carbon株式会社SNSはこちら

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会社概要

Green Carbon株式会社

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URL
http://green-carbon.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
電話番号
080-7307-8597
代表者名
大北潤
上場
未上場
資本金
1億6750万円
設立
2019年12月