CData がMicrosoft と協力、MCP 統合により350 以上のエンタープライズデータソースへのリアルタイム、セマンティックリッチなアクセスを提供してエンタープライズAI エージェントを実現

~CData の Connect AI プラットフォームが Microsoft Copilot Studio と Microsoft Agent 365 に MCP 接続を提供~

CData

データ連携ソリューションのグローバルリーダーであるCData Software, Inc.(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者:疋田 圭介、以下 CData)は、11月18日、Microsoft Copilot Studio および Microsoft Agent 365 において、Connect AI プラットフォームを通じた Model Context Protocol(MCP)接続の提供開始を発表しました。この統合により、企業は Salesforce、Snowflake、NetSuite、SAP、ServiceNow を含む 350 以上のエンタープライズシステム全体で、リアルタイムデータを安全に読み取り、書き込み、操作できる AI エージェントを迅速に構築・展開することが可能になります。

本プレスリリースは CData 本社のニュース の翻訳です。

企業が複雑なビジネスプロセスを自動化できる AI エージェントの実装を急ぐ中、コネクティビティ、コンテキスト、コントロールという 3 つの重要なギャップが浮き彫りになっています。Connect AI は、Microsoft Copilot で構築されたエージェントに対し、これらの必須要件を 1 つの統合 MCP プラットフォームを通じて提供します。本プラットフォームは、350 以上のシステムへのユニバーサルコネクティビティ、システムレベルのメタデータ、スキーマ、リレーションシップを理解するセマンティックインテリジェンス、そして Microsoft Agent 365 と統合し既存のガバナンスをあらゆる場所に拡張するエンタープライズグレードのセキュリティを提供します。

「AI エージェントの価値は、アクセスして理解できるデータによって決まります。」と、CData の CEO である Amit Sharma は述べています。「Connect AI を Microsoft Copilot Studio および Microsoft Agent 365 に統合することで、企業が真にインテリジェントなエージェントを大規模に展開することを妨げてきた 3 つの障壁を取り除いています。当社のプラットフォームは単にデータソースに接続するだけでなく、各システム固有のスキーマ、リレーションシップ、ビジネスロジックを AI エージェントに教え込み、これまで不可能だった高度なマルチソース分析を可能にします。この統合は、エンタープライズ AI エージェントを単に可能にするだけでなく、強力かつ安全なものにする上での重要な転換点となります。」

「CData の Connect AI との統合により、Copilot Studio で数百のエンタープライズデータソースにシームレスに接続するエージェントを構築できるようになります。これらのエージェントは、基盤となるシステムのセマンティックインテリジェンスを活用し、より豊富なコンテキストと実用的なインサイトを、より高い精度と効率で提供します。」と、Microsoft の Group Product Manager である Sabin Nair は述べています。「一方で、IT 部門は Agent 365 のガバナンスフレームワークを通じて完全な可視性と制御を維持し、CData のユニバーサル MCP ツールセットの安全かつコンプライアンスに準拠した利用を確保します。」

ユニバーサルコネクティビティがエンタープライズ要件を満たす

Connect AI は、エンタープライズ展開が求める以下の 7 つの差別化された機能により、これらの重要な要件を独自に実現します。

コネクティビティ

  • 包括的なコネクティビティ、1 つのユニバーサルツールセット: 350 以上の事前構築済み、保守されたコネクタを備えた 1 つの MCP プラットフォームにより、エージェントは 1 つのユニバーサルツールセットを通じて、ソースシステムのすべての API バージョンのすべてのエンドポイントにアクセスできます。これにより、すべてのエンドポイントとエッジケースに対応しながら、ツールの乱立を排除します。

  • システム内だけでなく、システム間で思考するエージェント: エージェントは、スキーマ変換、API プロトコルの違い、ページネーション戦略、最適化されたクエリ実行計画を処理する統合セマンティックインターフェースを通じて、複雑なマルチソースクエリを実行します。これにより、複雑なプロンプトエンジニアリングやカスタムデータ取得関数の必要性を排除しながら、トークンの爆発的増加を防ぎます。

コンテキスト

  • コンテキスト過負荷のないセマンティックコンテキスト: セマンティックリッチなデータモデルが、ソースレベルシステムの仕組み(スキーマ、メタデータ、エンティティリレーションシップ、ビジネスロジック)を教え込むことで、コンテキスト過負荷なしにクリーンな推論を実現します。

  • 非構造化ファイルデータへの完全なエージェントアクセス: エージェントは、重厚な RAG パイプラインなしに、非構造化ファイルを構造化データと同じように自然に扱います。直接的な読み取り、編集、リビジョン追跡が可能です。

コントロール

  • 継承された権限によるアイデンティティファーストのセキュリティとガバナンス: パススルーモデルにより、OAuth/SSO を用いてソースシステムの RBAC が変更されずに流れ、さらに AI 固有の CRUD ダウンスコーピングと最小権限制御、そして包括的な監査証跡を提供します。

  • 最適化されたエージェントパフォーマンスのためのキュレーションされたワークスペースとツール: 特定のユースケースに合わせたカスタムツールを備えた、事前定義されたマルチソースデータコレクションを作成します。CData のユニバーサルツールセットとターゲット化されたデータセットおよびツールを組み合わせることで、特殊なエージェント展開のパフォーマンスとセキュリティの両方を向上させます。

  • よりスマートなエージェント、より小さなトークンフットプリント: 統合された MCP エンドポイントと高度なクエリプッシュダウンにより、データ処理を担うことでエージェントが取得ではなく推論に集中できるようにし、トークンコストを低く抑えます。

本プラットフォームは完全にホスティングおよび管理されているため、数分でデータソースを構成し、無償ティアを利用してすぐにエージェントの構築を開始できます。

提供開始

Microsoft Copilot Studio および Microsoft Agent 365 向けの CData の Connect AI プラットフォームは現在利用可能です。対応する Microsoft ライブラリで検索いただくか、無償トライアルで開始できます。

CData Software について:https://jp.cdata.com/

CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。300以上の SaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の企業のデータ統合ソリューションにて利用されているほか、Salesforce、TIBCO、アステリアなど200以上のデータ製品ベンダーに OEM されています。

CData Connect AI 製品ページ:https://jp.cdata.com/ai/

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

CData Software Japan 合同会社 マーケティングデスク
お問い合わせフォーム : https://jp.cdata.com/contact/
E-mail : marketing@cdata.co.jp

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会社概要

CData Software Japan 合同会社

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URL
https://jp.cdata.com
業種
情報通信
本社所在地
宮城県仙台市青葉区中央1丁目6-27 仙信ビル 8F
電話番号
050-5578-7390
代表者名
疋田 圭介
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年10月