株式会社リアリノとフローレンス、仙台市において保育事業包括パートナーシップ協定を締結

認定NPO法人フローレンス

認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区、代表理事:赤坂緑)と株式会社リアリノ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:橋本浩一)は、保育事業のさらなる質の向上、仙台市における子ども・子育て課題の解決を目的とし、保育事業包括的パートナーシップ協定を締結したことをお知らせいたします。

 本パートナーシップでは、以下の4つの分野で協働します。

1. 保育の交流

子どもたちの力と可能性を信じるフローレンスの「シチズンシップ保育」と、

こどもをまんなかにみんなで育む保育の輪を広げるリアリノの「まんなか保育」。

相互に交流を図り、よりよい保育を目指します。


2. 保育マネジメントのノウハウ共有

リアリノは、保育園新規開設に200園以上携わったノウハウをもとに保育園運営のコンサルテーションを提供しています。フローレンスの仙台市の保育園にも保育園経営・保育園運営のノウハウを提供します。


3. 政策起業のノウハウ共有

 小規模保育事業の国策化をはじめ、「医療的ケア児支援法」の成立に携わったりと、フローレンスは国の子ども・子育て政策に影響を与えてきました。仙台市においても居宅訪問型保育の導入を訴え実現したり、「未就園児の定期的な預かり」を実践し訴えかけ、現在は「こども誰でも通園制度(仮称)」としてモデル事業化されています。リアリノと共に仙台市の保育をよりよくできるように政策起業を続けていきます。


4. おうち保育園こうとう台の経営譲渡

 おうち保育園こうとう台の経営を24年4月初日をもって、フローレンスからリアリノに譲渡します。


  • 仙台市の保育の課題とチャレンジ

2022年、2023年と待機児童0を達成した仙台市。一方で、隠れ待機児童が539人いることを指摘する報道もあります。また市から「集団保育に適さない」と判定されて、待機児童にすらなれない障害児・難病児・医療的ケア児もいます。

自園はもちろん他園の保育の質を上げることも使命として隠れ待機児童0を目指すリアリノ。障害児を自園で預かったり、制度や法律を変えたり、他園に研修を実施するなど、「保育園を利用できないこども0」を目指す認定NPO法人フローレンス。

両者が互いに力を合わせて、仙台市の保育・子ども子育てのさらなる向上に尽力します。


  • 株式会社リアリノについて

株式会社リアリノは、「日本の未来を担うすべてのこどもが幸せを感じ続けながら育つことができる社会に導く」をミッションに掲げ、全国の認可保育園や認定こども園、企業主導型保育園等の保育園経営・運営コンサル事業を展開する法人です。保育園経営が抱える課題を把握しその課題を解決するために、自社においても小規模保育園や企業主導型保育園、児童発達支援・放課後等デイサービスの事業を展開しています。全国に存在する保育園等が社会インフラとして、想いをもって保育園経営に取り組んでおられる事業者に、ポスト待機児童時代においても安定的に事業継続ができるよう、保育園経営の支援に取り組んでいます。

コーポレートサイトURL: http://www.realinno.co.jp/

  • 認定NPO法人フローレンスについて

こども達のために、日本を変える。フローレンスは事業開発、政策提言、文化創造の3つの軸で、子ども・子育て領域の社会課題の解決や価値創造をおこない、たくさんの仲間と社会に「新しいあたりまえ」を創ります。

2011年には東日本大震災の被災地支援を東北地方で開始。仙台市内では、2015年から3つの小規模保育園を開園し、2021年からは「医療的ケアシッター ナンシー」の事業を展開。現在は仙台市内の小規模保育園で、障害児もともに保育を行うインクルーシブ保育を実践しています。

コーポレートサイトURL: https://florence.or.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
保育・幼児教育出産・育児
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

認定NPO法人フローレンス

34フォロワー

RSS
URL
http://florence.or.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-14-1 KDX神保町ビル3F
電話番号
03-6811-0903
代表者名
赤坂 緑
上場
-
資本金
-
設立
2004年04月