駅が学校に！？仲間をつくり、新しい知識やスキルを習得する地域の学び場「高崎線リカレントスクール」の実証実験を12月より実施！

～11月7日より受講生の募集を開始します～

JR東日本スタートアップ株式会社

2024年11月7日 14時00分

○JR東日本スタートアップ株式会社（代表取締役社長：柴田裕）と、「JR東日本スタートアッププログラム2024春」の採択企業であり、地域の空き家を改修し、街の交流拠点を創出する合同会社本庄デパートメント（代表社員：早川純、大橋千賀耶、以下「本庄デパートメント」）は東日本旅客鉄道株式会社高崎支社(支社長：樋口達夫)と共創し、駅ナカや街ナカの空間を活用して、仲間をつくり、新しい知識やスキルを習得する学びの場「高崎線リカレントスクール」の実証実験を高崎線沿線で2024年12月7日（土）より開始します。

○「高崎線リカレントスクール」は、必修ゼミの『地域を学ぶワークショップ』と選択制の『スペシャリストによる授業』で構成され、新しい知識やスキルをその道のプロが教えるプログラムとなります。学び直したあとの実践の場として、高崎線沿線の駅ナカや街ナカなどJRと地域のリソースを活用してアウトプットする機会を設けることで、起業・開業のために拠点を持ち、新しく活動をしたい人の応援をしていきます。

○高崎線リカレントスクールを通じて、新しい活動する人を増やすことで、地域における事業創出を行い、沿線と地域の活性化につなげていきます。

※リカレントとは・・・学び直しをして、仕事に役立つスキルを身に着けていくことです。

１　「高崎線リカレントスクール」の概要

「高崎線リカレントスクール」では、必修ゼミ＋選択授業を計7回受講できるほか、グループワーク及び高崎線の4駅での受講生のビジネスの実践の場として、マーケット形式のイベントを実施します。

期間：2024年12月7日（土）～2025年3月23日（日）

場所：熊谷駅、籠原駅、本庄駅、高崎駅構内及び周辺施設

対象：16歳(高校1年生)以上

受講料：全講座7回 (必修ゼミ4回＋選択授業6回の中から3回選択)

学生55,000円、一般82,500円、ペア参加143,000円（※全て税込）

参加申込：https://recurrentschool-jr.honjo-department.com

募集期間：2024年11月7日（木）〜11月26日（火）

※定員をこえる応募がある場合は、選考の上受講生を決定します

※詳細は別紙をご覧ください

２　本実証実験の背景

高崎線の乗車人員の減少や人口減少、空き家の増加など、様々な地域課題がある中で、本庄デパートメントは古い商店街の空き屋を改修し、3年間でカフェや古着屋、アトリエなど8つの拠点（事業）の開業サポートをしてきました。こうしたノウハウを活用して、高崎線沿線の地域でリカレントスクールを開講することで、新しい活動をはじめる人のサポートをすることができます。こうした人たちが地域に増えることで、地域内にコミュニティが生まれ、関係人口の増加につながっていくことが期待できます。

本事業を通じて、高崎線沿線の空き家だけでなく、駅のスペースも活用しながら地域で新しい活動をはじめる人を増やしていき、駅と地域がつながるコミュニティを創り上げ、沿線地域の活性化を推進するため、共創にいたりました。

【JR東日本スタートアッププログラム】とは

ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年度に初めて開催し、今回までに合計128件の提案を採択。鉄道事業やIT事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取組みの事業が実用化にいたりました。なお、内閣府主催の2018年度第1回日本オープンイノベーション大賞において、経済産業大臣賞を受賞、2020年度第3回同賞において、環境大臣賞を受賞しました。

【各社概要】

JR東日本スタートアップ

会社名： JR東日本スタートアップ株式会社

所在地：東京都港区高輪2-21-42

代表者：代表取締役社長　柴田裕

設　立： 2018年2月20日

事業内容：事業シーズや先端技術の調査・発掘、ベンチャー企業への出資及びＪＲ東日本グループとの協業推進

URL：https://jrestartup.co.jp/

本庄デパートメント

会社名：合同会社本庄デパートメント

所在地：埼玉県本庄市銀座2-2-1

代表社員：早川純、大橋千賀耶