Unityが世界のゲーム開発者に向けたクロスプラットフォームのネイティブなコマース管理機能を発表

世界的にアプリストアの開放が進む中、ゲーム開発者は、Stripe との提携により、Unity エンジンを通じてモバイル、Web、PC にわたる統合デジタルストアを直接管理できるようになります。

Unity Japan

ゲームやインタラクティブな体験の構築と成長のための世界をリードするプラットフォームである Unity [NYSE:U] は、本日、Unity エンジンの機能強化を発表しました。これにより、ゲーム開発者がグローバルなコマースと商品カタログを、Unity 内の単一ダッシュボードから一元管理できるようになります。現在、複数のプラットフォームで販売を行うには、複数の SDK や異なるルールと支払いシステムを使い分ける必要があります。この機能強化により、開発者は異なる決済プロバイダーを組み合わせ、市場ごとに最適化し、モバイルアプリストア、Web、PC にわたり、価格設定、プロモーション、ライブ運営を管理することが可能になり、プラットフォーム固有のツールや制約から解放されます。

モバイルゲームにおける世界のアプリ内課金市場は 1,200 億米ドル超に達する (※1)と予測されており、またモバイルゲームの大半は Unity で開発されたゲームです(※2)。Unity はアプリストアの進化に伴い、統合の機会を作り出し、統一された柔軟な成功への道を提供し、分断の進むデジタルコマース市場のギャップを埋めようとしています。

Unity 社長兼 CEO のマット・ブロムバーグ (Matt Bromberg) は以下のように述べています「ゲーム関連のアプリ内課金取引の相当部分は Unity 製のゲーム内で発生しています 。まもなく開発者は、全プラットフォームと全デバイスにわたるデジタルカタログを単一の場所で管理し、最適化できるようになります。Unity は、プレイヤーがどこにいても、開発者自身が成功をコントロールできる環境を提供します。」


プログラマブルな金融サービス企業 Stripe との協力は、このグローバル決済対応と完全な柔軟性を提供する最初のパートナーシップです。Stripe の決済部門責任者ケビン・ミラー氏 (Kevin Miller) は以下のように述べています。

「Stripe のマーチャント・オブ・レコード (販売者記録) ソリューションとアプリケーションからWeb への決済機能により、Unity はまもなく、開発者に高いコンバージョン率と低コストを提供できるようになり、Stripe は、裏側で不正防止、紛争対応、税務処理を管理します。」

この新機能は現在、限定的な早期アクセス段階にあり、Unity は限定されたパートナーと協力して本番環境での検証を行い、信頼性とスケーラビリティを確保した上で一般提供を開始します。詳細に興味がある開発者の方々は こちら から登録をお願いいたします。

※1 出典: Straits Research「In-App Purchase Market Report」(2024年)、Sensor Tower「State of Mobile Gaming 2025」(2024年)
Straits Research による2025年の世界アプリ内課金市場規模 2,250 億米ドルという予測と、Sensor Tower のデータ (2024年のアプリ内課金総額1,500億米ドルのうち、モバイルゲームが約 54% = 810 億米ドルを占める) に基づくと、モバイルゲームにおけるアプリ内課金額は約1,230億米ドルと推計され、”1,200 億米ドル超” という記載を裏付けています。

※2 上位 1,000タイトルのモバイルゲームのうち、70%以上が Unity で開発されています。
出典: Apptopia、Sensor Tower。
“上位モバイルゲーム” は、2025年6月時点における Google Play ストアおよび iOS App Store それぞれの月間アクティブユーザー数に基づいた上位 1000 タイトルを合算して定義しています。この数値は中国を除く全世界で集計されています。


Unity について

Unity [NYSE: U] は、モバイル、PC、コンソールから拡張現実(XR)まで、すべての主要なプラットフォームでゲームやインタラクティブな体験を創造、販売、成長させるための一連のツールを提供しています。詳細は unity.com/ja をご覧ください。


※Unity および関連の製品名は Unity Technologies またはその子会社の商標です。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、連邦証券法で定義される「将来の見通しに関する記述」、特に Unity の計画、戦略、目的に関するものが含まれています。「信じる」、「可能性がある」、「するだろう」、「見積もる」、「継続する」、「意図する」、「期待する」、「計画する」、「予測する」、およびそれらに類似する表現は、将来の見通しに関する記述を特定することを意図しています。この将来の見通しに関する記述は、リスク、不確実性、および想定により影響を受けます。リスクが現実になった場合、または想定事項が誤っていたことが判明した場合、実際の結果は、将来の見通しに関する記述に暗示される結果とは大きく異なる可能性があります。Unity の業績に影響を及ぼす可能性のあるこれらのリスク、およびその他のリスクに関する詳細情報は、Unity が米国証券取引委員会(SEC)に提出した報告書に記載されており、その内容は Unity の投資家情報ウェブサイトで閲覧できます。本リリースに記載されている内容は、本リリースの日付時点のものであり、Unity は、法律で義務付けられている場合を除き、本リリースの日付以降、将来予想に関する記述を更新する義務を負うものではなく、現時点で更新する予定もありません。

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会社概要

URL
https://unity3d.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 8F
電話番号
-
代表者名
上里田 勝
上場
海外市場
資本金
-
設立
2011年08月