CData の調査で判明、自社のデータインフラストラクチャが AI に対応していると考える AI リーダーはわずか6%

~200名以上の AI リーダーが、AI 成功の最も強力な指標はモデルではなくデータインフラストラクチャの成熟度だと明らかに~

CData

データ連携ソリューションのグローバルリーダーであるCData Software, Inc.(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者:疋田 圭介、以下 CData)は、12月3日、新レポート「AI データコネクティビティの現状レポート:2026年の展望」を公開しました。本レポートは、ソフトウェアプロバイダーおよびエンタープライズ組織の200名以上のデータ・AI リーダーから独自に収集した調査データに基づいています。

本プレスリリースは CData 本社のニュース の翻訳です。

調査の結果、エンタープライズ AI リーダーのうち、自社のデータインフラストラクチャが AI に完全に対応できていると回答したのはわずか6%でした。この対応性のギャップは、AI の進歩を阻む最大の制約の1つとなっています。本レポートは、データインフラストラクチャの成熟度と AI 成熟度の直接的な関連性を明らかにし、AI 対応データインフラストラクチャを定義する中核的な能力を特定するとともに、データコネクティビティ、コンテキスト、コントロールにおけるギャップが業界全体で AI イニシアティブをいかに停滞させているかを示しています。

レポートの全文をダウンロード:https://jp.cdata.com/lp/ai-data-connectivity-report-2026/

インフラストラクチャのギャップが AI の進歩を阻む

本調査は明確な格差を浮き彫りにしています。AI 成熟度が最も高いレベルにある企業の60%は高度なデータインフラストラクチャにも投資している一方、AI 実装に苦戦している組織の53%は未成熟なデータシステムに足を引っ張られています。このギャップは、企業の時間、コスト、競争優位性を奪っています。

「AI がモデルによって制約される時代は終わりました。今日、AI を制約しているのはデータです。」と CData の CEO 兼共同創業者 Amit Sharma は述べています。「AI で成功している組織は、最良のアルゴリズムを持つ企業ではありません。接続され、コンテキスト化され、セマンティックに一貫したデータインフラストラクチャを持つ企業です。」

主な調査結果:

  • AI チームはデータ統合作業に忙殺されている:AI チームの71%が、イノベーションではなくデータ統合作業に4分の1以上の時間を費やしています。

  • 接続の複雑性が急増している:組織の46%が、単一の AI ユースケースで6つ以上のデータソースへのリアルタイムアクセスを必要としています。

  • リアルタイムデータは普遍的に重要だが、依然として欠如している:AI エージェントにはリアルタイムデータが不可欠だと100%が同意しているにもかかわらず、20%はまだリアルタイム統合機能を備えていません。

  • AI ネイティブプロバイダーは統合需要で従来型ソフトウェアを上回っている:AI ネイティブのソフトウェアプロバイダーは、従来型企業の3倍の外部統合を必要としています(26以上の統合を必要とする割合:AI ネイティブ46%、従来型15% )。

  • インフラストラクチャの成熟度が大きな分かれ目:AI 成熟度の高いすべての組織が中央集約型でセマンティックに一貫した統合レイヤーを構築済みです。一方、低成熟度プロバイダーの80%はまだ着手すらしていません。

投資優先順位がモデルからインフラストラクチャへシフト

本レポートは、AI 戦略における根本的なシフトを示しています。AI モデル開発を最優先の投資事項に挙げている組織はわずか9%である一方、83%が中央集約型でセマンティックに一貫したデータアクセスレイヤーに投資済みまたは計画中です。

「組織は、AI の成功がモデルの高度さではなく、データインフラストラクチャの成熟度によって決まることに気づき始めています。」と Sharma は述べています。「AI から真の価値を得ている企業は、接続されたリアルタイムデータアクセスに早期に投資した企業です。投資していない企業は、大きな競争上の不利に直面することになるでしょう。」

レポートについて

「AI データコネクティビティの現状レポート:2026年の展望」は、エンタープライズとソフトウェアプロバイダーの両方に、以下の2つの主要領域でベンチマークを提供します。

  1. エンタープライズ AI 導入 — データインフラストラクチャのギャップがいかに AI 成功を制限しているか、そして高パフォーマンス企業と後発企業を分けるものは何か

  2. プロダクト AI 戦略 — ソフトウェア企業がいかに AI 機能を組み込み、増大する統合の複雑性を管理しているか

本調査は、2025年8月の MIT レポート「The Generative AI Gap: The State of Business AI in 2025」の調査結果を参照しています。

CData Software について:https://jp.cdata.com/

CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。300以上の SaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の企業のデータ統合ソリューションにて利用されているほか、Salesforce、TIBCO、アステリアなど200以上のデータ製品ベンダーに OEM されています。

CData Connect AI 製品ページ:https://jp.cdata.com/ai/

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

CData Software Japan 合同会社 マーケティングデスク
お問い合わせフォーム : https://jp.cdata.com/contact/
E-mail : marketing@cdata.co.jp

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会社概要

CData Software Japan 合同会社

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業種
情報通信
本社所在地
宮城県仙台市青葉区中央1丁目6-27 仙信ビル 8F
電話番号
050-5578-7390
代表者名
疋田 圭介
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年10月