契約AIエージェント「Contract Flow Agent(CFA)」に関する特許を3件出願

Hubble

株式会社Hubble(本社:東京都渋谷区、CEO:早川 晋平、CTO:藤井 克也、CLO:酒井 智也)は、契約業務フローの進行や意思決定を支援する契約AIエージェント「Contract Flow Agent(コントラクト・フロー・エージェント、以下CFA)」に関連して、3件の特許を出願したことをお知らせします。

出願の背景

事業部門と法務部門など、専門性の異なる多数の関係者が連携しながら進める契約業務は、契約書の内容の複雑性・専門性の高さや確認先の不明確さ、過去判断の不透明さなど、属人的で停滞を招きやすい課題が顕在化しています。

Hubbleは、法務部門だけでなく、事業部門や経営層を含め、契約に関わる全ての関係者の契約業務における障壁を取り除き、契約業務の進行と意思決定を支援するプロダクトの開発・提供をしてきました。「Contract Flow Agent(CFA)」は、法務部門と事業部門の連携や交渉、承認、更新といった複層的かつ文脈依存のやりとりで成り立つ契約業務の各フェーズに対して、権限管理を前提に、Hubble上に蓄積された契約業務の履歴、やり取り、承認プロセス、社内判断基準などを横断的に参照し、担当者が迷わず判断を下せる環境を提供する契約AIエージェントです。今回の特許出願は、このCFAの技術的基盤を保護し、知的財産面からも事業の信頼性と先進性を高めることを目的としています。

各特許出願の概要

1. 申請支援AI

  • 特許出願した発明の概要:事業部門から法務部門に対する契約書審査依頼時及び審査進行時に、ビジネスにおいて実現したい取引の内容、意向や取引に関連する前提情報を精度高く整理し、関係者間に効果的に伝達する技術

  • 発明の名称:契約案の審査依頼を支援するための装置、方法及びそのためのプログラム

  • 特許出願日:2025年7月9日

2.契約関係の図解機能

  • 特許出願した発明の概要:契約書の複雑な条項を、読み手(法務部門、事業部門や経営層)に応じ、契約内容を図解し理解を容易にする技術

  • 発明の名称:契約書を図解する装置、方法及びそのためのプログラム

  • 特許出願日:2025年7月27日

3. 契約書データベースおよび類似コンテキスト検索機能

  • 特許出願した発明の概要:契約内容のみならず、変更背景・経緯などの契約に関連する情報の要約とベクトル化により、過去契約の関連性検索を高精度化し、類似事例の活用を容易にする契約書のための新たなデータベースを構築する技術。

  • 発明の名称:データベースを構築するための装置、方法及びそのためのプログラム

  • 特許出願日:2025年8月31日

◆「Hubble(ハブル)」とは

人とAI、法務と事業部門の協業性を向上させ、契約業務基盤の構築と定着を支援するクラウドサービスです。継続率は99%で、上場企業を中心に多くの企業に長くご利用いただいています。契約書の審査依頼から作成、検討過程や締結済契約書の管理まで、AIを活用しながら一気通貫でご利用いただけます。

また、コミュニケーションツールや電子契約システム等とのAPI連携も充実しており、既存ツールとの併用も可能です。

業界初の「カスタム項目AI自動入力」機能(自社調べ)を搭載し、契約書管理に必須の主要9項目に加え、自社独自で管理したい項目も業界・業種を問わず自由に設定・運用いただけます。改正電子帳簿保存法にも完全対応(JIIMA認証取得)しており、更新期限の自動通知、柔軟な権限設定、紙と電子の契約書を横断して検索できる機能なども備え、セキュアで網羅性の高い契約データベースを構築することができます。

・サービスサイト:https://hubble-docs.com

◆「Contract Flow Agent(コントラクト・フロー・エージェント)」とは

契約業務における進行や意思決定の支援に特化した、契約AIエージェントです。Hubble上で行われる、契約書の起案・レビュー・承認・更新といった一連の契約業務フローにおいて、過去の業務履歴や社内ルール、判断基準をもとに「次に取るべきアクション」を提示し、業務を前に進めるための支援を行います。

従来からある、単なる文書チェックを行うAIとは異なり、「Contract Flow Agent」は契約実務の文脈を理解し、担当者の迷いをなくす伴走者として機能します。属人的な判断や手戻りの削減を通じて、契約業務を進め、法務と事業部門の協業を強力に後押しします。

・CFA特設ページ:https://lp.hubble-docs.com/ContractFlowAgent

◆株式会社Hubble 会社概要

株式会社Hubbleは、「手触りのある課題をテクノロジーによって解決し、働く人の個性や創造力が発揮される未来を創出する。」をパーパスに掲げ、以下のサービスを提供・運営しています。

・ 契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」https://hubble-docs.com

・ 締結済契約書を入れるだけでAIが契約データベースを構築するクラウドサービス

「Hubble mini(ハブル ミニ)」https://hubble-docs.com/lp/Hubble-mini/

・ NDAの統一規格化を目指すコンソーシアム型のNDA締結プラットフォーム

「OneNDA(ワンエヌディーエー)」https://one-contract.com/

・ 法務の生産性を高めるメディア「Legal Ops Lab(リーガルオプスラボ)」  

 https://hubble-docs.com/legal-ops-lab/

Hubbleシリーズは上場企業からベンチャー企業まで業界・業種問わず600社以上にご利用いただいております(2025年9月時点)。

・ 所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東1丁目32−12 渋谷プロパティータワー7階

・ 取締役:早川 晋平(CEO) / 藤井 克也(CTO) / 酒井 智也(CLO弁護士)

・ 会社概要:https://hubble-docs.com/about

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会社概要

株式会社Hubble

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URL
https://hubble-docs.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿西2丁目7−3 いちご恵比寿西ビル5階
電話番号
050-1808-4340
代表者名
早川晋平
上場
未上場
資本金
6046万円
設立
2016年04月