電気自動車を購入の選択肢とする人が増加購入の決め手は「価格が手ごろ」になること
パーク24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一)は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」※の会員を対象に実施した、「電気自動車」に関するアンケート結果を発表いたします。
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調査結果トピックス
① 電気自動車1回充電あたりの航続距離を正しく認識している人は28%
② 「電気自動車」「プラグインハイブリッド自動車(以下、PHV)」を購入の選択肢とする人が増加
③ 電気自動車購入の決め手は「価格が手ごろ」が43%
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パーク24は、毎月9日に、クルマの運転や交通に関するアンケートの調査結果を発表しています。
今月の「電気自動車」についてのアンケート結果詳細は以下の通りです。
※ 入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズ駐車場やタイムズカープラスの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約686万人(2018年4月末現在)
① 電気自動車1回充電あたりの航続距離を正しく認識している人は28%
電気自動車の1回充電あたりの航続距離について、「知らないまたは未回答」が53%で最多となり、前回の調査より5ポイント増加しました。
回答のあった距離としては、「301~400km」が12%で最多、前回調査より10ポイント増加しています。次いで「101~200km」と「201~300km」が8%でした。電気自動車のカタログ等では1回充電あたりの航続距離は、「164~400km※1(JC08モード※2)」が中心となっており、28%の人は実際の航続距離に近い認識でいることがわかりました。
※1 日産 LEAF:400km e-NV200:300km(2018年12月発売予定)
三菱 i-MiEV:164km(クラスX)
※2 国土交通省審査値。実際の走行と同様に、細かい速度変化で運転し、エンジンが暖まった状態だけでなく冷えた状態からもスタートする燃費の測定方法。
ガソリン車以外のクルマの購入を検討したことが「ある」人は35%で、前回調査より4ポイント増加したものの、前回同様6割以上が「ない」と回答しており、全体傾向には変化がありませんでした。
一方で、「電気自動車」は前回より5ポイント増の32%、「PHV」は15ポイント増の31%となっており、電気自動車とPHVを選択肢とする人が増えています。
どのようになったら電気自動車を購入するか聞いたところ、「価格が手ごろになったら」が43%、次いで「航続距離に不安がなくなったら」と「充電ステーションが増えたら」が19%と続き、前回調査とほぼ同様の結果となりました。
全体と比較しても傾向に大きな違いは見られませんが、「充電ステーションが増えたら」は全体よりも5ポイント高くなっています。実際の利用シーンを想定しているからこそ、充電ステーションの数を重視する傾向にあるものと思われます。
政府は電気自動車の購入者対して補助金を交付していますが、普及のためにはさらなる車両価格の低減が求められているようです。
※1 電気自動車 販売メーカーのHPより
※2 2018年3月9日当社配信リリース『クルマ購入の情報収集は「メーカー系ディーラー」が最多』
調査結果トピックス
① 電気自動車1回充電あたりの航続距離を正しく認識している人は28%
② 「電気自動車」「プラグインハイブリッド自動車(以下、PHV)」を購入の選択肢とする人が増加
③ 電気自動車購入の決め手は「価格が手ごろ」が43%
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パーク24は、毎月9日に、クルマの運転や交通に関するアンケートの調査結果を発表しています。
今月の「電気自動車」についてのアンケート結果詳細は以下の通りです。
※ 入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズ駐車場やタイムズカープラスの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約686万人(2018年4月末現在)
① 電気自動車1回充電あたりの航続距離を正しく認識している人は28%
電気自動車の1回充電あたりの航続距離について、「知らないまたは未回答」が53%で最多となり、前回の調査より5ポイント増加しました。
回答のあった距離としては、「301~400km」が12%で最多、前回調査より10ポイント増加しています。次いで「101~200km」と「201~300km」が8%でした。電気自動車のカタログ等では1回充電あたりの航続距離は、「164~400km※1(JC08モード※2)」が中心となっており、28%の人は実際の航続距離に近い認識でいることがわかりました。
※1 日産 LEAF:400km e-NV200:300km(2018年12月発売予定)
三菱 i-MiEV:164km(クラスX)
※2 国土交通省審査値。実際の走行と同様に、細かい速度変化で運転し、エンジンが暖まった状態だけでなく冷えた状態からもスタートする燃費の測定方法。
具体的な距離をみると、「400km」が12%で最多、次いで「200km」が7%、「300km」が6%となりました。前回の調査では回答として少なかった「400km」をあげる人が増えています。2017年10月に発売された電気自動車のカタログ走行距離が400kmとして大きな話題になったことが影響していると思われます。
② 「電気自動車」「PHV」を購入の選択肢とする人が増加
ガソリン車以外のクルマの購入を検討したことが「ある」人は35%で、前回調査より4ポイント増加したものの、前回同様6割以上が「ない」と回答しており、全体傾向には変化がありませんでした。
検討したことがあるクルマとしては、「ディーゼル(軽油)車」が34%で前回同様に最も多かったものの、スコアは19ポイント減少しました。
一方で、「電気自動車」は前回より5ポイント増の32%、「PHV」は15ポイント増の31%となっており、電気自動車とPHVを選択肢とする人が増えています。
③電気自動車購入の決め手は「価格が手ごろ」が43%
どのようになったら電気自動車を購入するか聞いたところ、「価格が手ごろになったら」が43%、次いで「航続距離に不安がなくなったら」と「充電ステーションが増えたら」が19%と続き、前回調査とほぼ同様の結果となりました。
クルマ未保有で購入を検討中の人に限ると、「価格が手ごろになったら」が39%、「充電ステーションが増えたら」が24%、「航続距離に不安がなくなったら」が18%でした。
全体と比較しても傾向に大きな違いは見られませんが、「充電ステーションが増えたら」は全体よりも5ポイント高くなっています。実際の利用シーンを想定しているからこそ、充電ステーションの数を重視する傾向にあるものと思われます。
前回同様、電気自動車の購入の決め手は「価格が手ごろ」が最多となりました。電気自動車のメーカー希望小売価格は200万円以上※1であるのに対し、当社が実施したアンケートでは、クルマの購入予算を200万円未満とする人が多く※2、現時点では価格面において電気自動車を選択肢の一つとすることが難しい状況にあるものと思われます。
政府は電気自動車の購入者対して補助金を交付していますが、普及のためにはさらなる車両価格の低減が求められているようです。
※1 電気自動車 販売メーカーのHPより
※2 2018年3月9日当社配信リリース『クルマ購入の情報収集は「メーカー系ディーラー」が最多』
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