デュアルフューエルバイオガス発電システムが「第50回優秀環境装置表彰」を受賞

御笠川浄化センターのデュアルフューエルバイオガス発電システム

ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社(以下、ヤンマーエネルギーシステム)のデュアルフューエルバイオガス発電システムが、「第50回優秀環境装置表彰」において 日本産業機械工業会会長賞を受賞しました。

 

「優秀環境装置表彰」は、一般社団法人日本産業機械工業会主催で、環境保全技術の研究・開発、並びに優秀な環境装置(システム)の普及の促進を図ることを目的として実施されています。

本システムは、下水処理施設や食品工場などで発生する下水汚泥や食品残渣などを処理してメタンガス化したバイオガス燃料とディーゼル燃料を切り替えて使用できるデュアルフューエルエンジン「6EY26LDF」を搭載しています。バイオガスは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を発生せず、環境負荷の少ない燃料としてカーボンニュートラルの実現に貢献します。

 

ヤンマーエネルギーシステムは、2023年3月に本システム2台(990kW×2台)を福岡県御笠川浄化センターに初納入し、民設民営の消化ガス発電事業で活用されています。ここでは、下水処理で発生した消化ガスから、年間で一般家庭2000世帯相当の電気を発電します。

システム概要

定格発電出力

900kW

使用燃料

ディーゼルモード: A重油あるいは軽油

ガスモード:主燃料 バイオガス

        副燃料 A重油あるいは軽油

発電ユニット質量(水・油含む)

37500 kg(エンジン+発電機+共通台床)

デュアルフューエルエンジン発電機
第50回優秀環境装置表彰式の様子(2025年3月21日)

「優秀環境装置表彰」について

「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」について

<注記>記載内容はリリース発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

ヤンマーホールディングス株式会社

ヤンマーホールディングス株式会社

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/ をご覧ください。

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会社概要

URL
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業種
水産・農林業
本社所在地
大阪府大阪市北区茶屋町1-32 YANMAR FLYING-Y BUILDING
電話番号
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代表者名
山岡健人
上場
未上場
資本金
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設立
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