農業人材のシェアリングにより農家の人手不足を解決するデイワークアプリ『シェアグリ』 と 地域商社『こゆ財団』 が人材不足解消に向け提携

〜コーディネーター制度により、提携先を全国の法人・自治体へ拡大〜

ガイアックス

株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775、以下ガイアックス)の出資先であり、農業人材のシェアリングを推進する株式会社シェアグリ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井出飛悠人、以下 シェアグリ)と、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:斎藤潤一、以下 こゆ財団)は、新富町における農作業マッチング強化の提携を開始しました。
シェアグリは、農家の超短期求人マッチングを実現することで、農業に興味を持つ人に対し、「その日だけの農作業」を可能にしました。地方創生優良事例にも選出された地域商社こゆ財団との提携により、宮崎県新富町の農業人材不足の解消及び関係者人口創出による人口減少問題等の課題解決を目指すとともに、ライフスタイルの一部に農業という選択肢を提供していきます。

●​背景:宮崎県新富町の農業人材不足をシェアリングによって解決
農業就業者の減少や高齢化の進行、また繁忙期と閑散期の差が大きい農業においては、全国的に繁忙期の人手不足問題が深刻です。通年での雇用継続は資金面が困難であることから短期雇用のニーズが存在し、労働力を最適に活用することが求められています※1。
農業や畜産業を基幹産業とする宮崎県新富町においても同様に、農業人材の減少、深刻な人手不足が問題になっています※2。
こゆ財団は、「宮崎県新富町の農業研究会でシェアグリの説明会をおこなったところ、農家さんから『ぜひ取り組みたい』と新技術導入に積極的な声が挙がりました。また、航空自衛隊基地があることから主婦層の多い新富町では、隊員の奥様から、『農業の手伝いをしたい場合に連絡先などの情報がなく困っている』という声が上がっています。」と話します。そこで、アプリを用いた農業人材マッチングサービスの可能性を図るため、シェアグリとの提携にいたりました。
こゆ財団は、シェアグリの導入により、主婦層と農家のマッチングを強化し、宮崎県新富町の人手不足の解消および農業体験による関係者人口を創出し、さらには人口減少問題などの解決を目指します。
※1:農業労働力の確保に関する現状と課題 http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/hukyu/pdf/kadai_2801.pdf
※2:新富町の農業 農業の現況 http://www.town.shintomi.lg.jp/3408.

シェアグリ説明会の様子シェアグリ説明会の様子


●提携概要:全国各地に通用する、人手不足の課題解決モデルをつくる
シェアグリは、こゆ財団と提携し「コーディネーター制度」を進めます。
 コーディネーター制度とは、法人や地方自治体、地域の有志等が「コーディネーター」となり、人手が欲しい農家を募集・管理するものです。コーディネーターはシェアグリの運営プラットフォームを使用し農家の作業登録代行ができます。コーディネーター管理下の農家がサービスを利用した場合、手数料収入はシェアグリとコーディネーターでシェアします。
今回の提携では、こゆ財団がコーディネーターとなり、宮崎県新富町の農家・自治体と連携します。
また、提携の一環として、宮崎県新富町にシェアグリの拠点を開設し、現地に密着してマッチングの検証を実施していきます。
今後、コーディネーター制度を全国に展開し、日本各地の農家へのシェアグリの活用を促進するとともに、人手不足や人口減少などの問題を抱える全国の市町村に向けた課題解決モデルづくりをおこなっていきます。シェアグリは、今後さらなる農業人材不足の解決に向けコーディネーター制度に注力し、2019年内に20の法人や地方自治体との提携を目指します。

コーディネーター制度関係図コーディネーター制度関係図

 


●​シェアグリとは:農業人材のシェアリングによって繁忙期の人手不足問題を解決
シェアグリは、農業デイワークアプリ『シェアグリ』を通じて農業体験をしたい人と農家をマッチングし、人手不足を解決する、農業人材シェアリングサービスです。農家が出す求人は、繁忙期の作業者を募集する「超短期求人」という日本初の新しい仕組みです。シェアグリ利用者は提携先農家で仕事をすることによって農作業を楽しみながらお給料を貰うことができます。また、シェアグリを通じて農家との継続した関係性を築くことで、農業関係人口の創出、消費・地域活動を通した地域活性化にもつながります。
現在シェアグリを導入する農家は千葉県、長野県、沖縄県など全国に10県、約50件の農家の求人が存在し、今年中に全都道府県に拡大する予定です。

農業デイワークアプリ『シェアグリ』農業デイワークアプリ『シェアグリ』


●一般財団法人こゆ地域づくり推進機構とは:稼いで、町に再投資する地域商社
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構は、2017年4月に宮崎県新富町が旧観光協会を法人化して設立した地域商社です。 「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円のライチを代表する農産物をはじめとした町の資源を発見し、ブランディングを通じて『特産品販売』を行います。そこで得られた利益は、町の未来を支えるビジネスを生み出すため、起業家の育成やまちおこし、福祉・教育など『人財育成』に投資しています。行政機関にはなかったスピードで、 地域経済を活性化するためにさまざまな事業を行い、持続可能な町づくりを行なっています。
・こゆ財団HP: https://koyu.miyazaki.jp

●​シェアグリで農業人材不足を解決したい団体、シェアグリを利用したい会員希望者を募集
シェアグリは、全国の農家の人材不足の解決に向け、「コーディネーター制度を導入し農業人材不足を解決したい法人、地方自治体、農家」「シェアグリの拠点運営者」の募集を開始します。詳しくは下記をご確認ください。
・農業デイワークアプリ『シェアグリ』はこちらからダウンロードください。
▼App Store
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%AA/id1472308229
▼Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sharagri&hl=ja
・シェアグリ コーディネーター制度提携希望の企業、地方自治体、農家の方はこちらからご連絡ください。
https://forms.gle/imRchr3h3mGnQeie7

●ガイアックスについて:社内外から事業アイデアを募集し、事業化を支援する「スタートアップスタジオ※」
シェアグリは、ガイアックスのスタートアップスタジオから生まれた事業です。「人と人をつなげる」をミッションとして掲げているガイアックスでは、AirbnbやUberなどに代表されるようなシェアリングエコノミー(CtoC)事業の新規立ち上げに注力しています。
この分野で新しい未来を創りたい人を支援し、初期の事業検証から出資後のハンズオン支援までおこなう組織が「Gaiax STARTUP STUDIO」です。ガイアックスのスタートアップスタジオは、リーンスタートアップをベースとして以下の特徴を持ちます。

・若手に特化
・直近半年にスタートしたファウンダーの8割が、現役学生〜新卒1年目
・超シード期からの支援
・事業プランがまだ定まっていなくとも、有給インターンをしながら、事業アイデア探し〜初期検証が可能
・ ファウンダーは社外と社内のハイブリッド型社外からのファウンダー採用だけでなく、
ガイアックスの社員もファウンダー対象。社内人材の場合、何度もトライする中で、成功確度を上げられる
※:同時多発的に複数の企業を立ち上げる組織

■​株式会社シェアグリ 概要
設立:2018年8月
代表取締役社長:井出 飛悠人
本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3
事業内容:農業人材のシェアリング
URL: https://sharagri.studio.design/



 

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会社概要

株式会社ガイアックス

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URL
https://www.gaiax.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区平河町2-5-3  MIDORI.so NAGATACHO
電話番号
03-5759-0300
代表者名
上田祐司
上場
名証ネクスト
資本金
1億円
設立
1999年03月