Audible、西川美和の長編小説『永い言い訳』を著者自らの音声演出でオーディオブック化 池松壮亮と黒木華による朗読で1月27日に配信開始

世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazonオーディブル(以下、Audible)は、西川美和さんの長編小説『永い言い訳』を、池松壮亮さんと黒木華さんの朗読で1月27日(火)より配信開始します。
『永い言い訳』は、映画監督として数多くの話題作を生み出してきた西川美和さんが手がけた小説の中でも特に高い評価を受けた代表作で、2015年の刊行後に第28回山本周五郎賞を受賞し、第153回直木賞候補にも選ばれました。翌年の2016年には西川さん自身の脚本・監督で映画化され、多くの観客を魅了しました。今回、刊行そして映画化から約10年の時を経て、『永い言い訳』がAudibleで新たな形で登場します。
本作のオーディオブック化にあたり、西川さんが自ら音声演出を担当しました。西川さんは、2022年配信のAudibleオリジナルポッドキャスト『モノガタリ by mercari』で自身の短編作品を含む複数作品の音声演出を手がけ、没入感ある演出でリスナーから大きな反響を呼びました。本作『永い言い訳』はそれに続く新たな取り組みで、西川さんが自身の長編小説の演出を手掛けるのは今回が初めてです。
朗読は、映画版で主人公のマネージャーを演じた池松壮亮さんと、主人公の愛人を演じた黒木華さんが担当します。映画とは異なる役どころも含め、登場人物の語りや情景描写を二人で読み分け、物語を立体的に描き出します。
物語の主人公は、長年連れ添った妻・夏子を突然の事故で失った人気作家・津村啓。悲しみを演じることでしか妻の不在に向き合えなかった彼は、同じ事故で母親を亡くした一家と出会うことで、はじめて自分自身と妻との関係を見つめ直していきます。予期せぬ喪失を経験した人々が、どのように日常を取り戻すのか、人間関係の幸福と不確かさを丁寧に描いた作品です。
小説で描かれ、映画で映し出された『永い言い訳』が、音声という新たな表現でAudibleの物語として登場します。著者の西川さんご自身による渾身の音声演出をぜひAudibleでお楽しみください。
西川美和さんコメント
「10年ぶりに『永い言い訳』と向き合い、今回初めて自分の小説を“聴く”という体験をしました。以前、『モノガタリ by mercari』という短編集で演出をしたときに声と音だけ集中する作業がとても面白くて、今回も自分から演出をやりたいと立候補しました。前回の共演から何の不安もなく池松さんと黒木さんをキャスティングし、改めて技術も心構えもタフネスさもこの年代の最高峰の俳優だと実感しました。本作は単なる音声化でなく、俳優たちの“ここまでできるんだ”という演技の幅が新たに見えてくる、そんなエンターテインメントになっていると思います。」
池松壮亮さん コメント
「大好きなこの本に、10年ぶりに向き合う機会をいただきました。しかも今回はひとつの役ではなく、朗読という役割です。西川さんが自ら演出されるというとても贅沢で幸せな仕事でした。読みながら何度も胸が詰まり、声が出なくなりそうになりながらも、必死になるべくフラットに音にしました。かけがえのないこの物語に再会し、その魅力を再発見し、畏怖し、心震える感動をもらいました。この機会をあたえてくれた西川美和さん、Audibleの皆様に心より感謝いたします。皆様是非お楽しみください!」
黒木華さん コメント
「映画でご一緒した西川監督に、聴き心地やイントネーションのことまで考えて演出をしていただき、とても贅沢な現場でした。映画を撮影したのは10年くらい前で、当時はとても緊張していたのですが、今回の朗読にあたり、あの頃の自分とは違った見方で作品を捉え直すことができました。聴いてくださる方が場面を想像できるように読めていたらいいなと思いますし、『永い言い訳』のまた違った魅力を楽しんでいただきたいと思います。」
収録映像:https://youtu.be/mW2KuQV2g-o
【作品情報】

永い言い訳
配信予定日:1月27日
著者:西川美和
演出:西川美和
ナレーター:池松壮亮、黒木華
URL : https://www.audible.co.jp/pd/B0GFXJJMZX
「愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくない」
長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。
悲しさを“演じる”ことしかできなかった津村は、同じ事故で母親を失った一家と出会い、はじめて夏子と向き合い始めるが…。突然家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。人間の関係の幸福と不確かさを描いた感動の物語。
【著者・演出プロフィール】

西川 美和(にしかわ みわ)
1974年、広島県出身。早稲田大学第一文学部卒。
2002年に平凡な一家の転覆劇を描いた『蛇イチゴ』でオリジナル脚本・監督デビュー。
06年、対照的な性格の兄弟の関係性の反転を描いた長編第二作『ゆれる』を発表し、第59回カンヌ国際映画祭監督週間に出品。09年、僻地の無医村に紛れ込んでいた偽医者の逃走劇『ディア・ドクター』。12年、一組の夫婦の犯罪劇と女たちの生を描いた『夢売るふたり』を発表。
15年、倦怠期の最中に妻を事故で亡くした小説家の心の葛藤と新しい交流を描いた小説『永い言い訳』を上梓後、16年、映画『永い言い訳』を発表。アジア、欧州でも公開される。
21年、佐木隆三の小説『身分帳』を原案とした『すばらしき世界』(主演:役所広司)が、シカゴ国際映画祭外国語映画部門観客賞、第76回毎日映画コンクール日本映画優秀賞ほか。
小説作品に、『ゆれる』(第20回三島由紀夫賞候補)、『きのうの神様』(第141回直木賞候補)、『その日東京駅五時二十五分発』、『永い言い訳』(第28回山本周五郎賞候補・第153回直木賞候補・2016年本屋大賞第4位)。エッセイに『映画にまつわるxについて』『遠きにありて』『スクリーンが待っている』などがある。
【ナレータープロフィール】

池松壮亮(いけまつ そうすけ)
1990年生まれ、福岡県出身。
2003年『ラストサムライ』で映画デビュー。
その後映画を中心に数々の作品に出演。数多くの受賞歴を持つ。
近年の主な出演作に『夜空はいつでも最高密度の青色だ』 『斬、』 『宮本から君へ』 『ちょっと思い出しただけ』 『シン・仮面ライダー』 『自鍵と黒鍵の間に』 『ぼくのお日さま』 『ベイビーわるきゅーれナイスデイズ』 『本心』 『フロントライン』など。
また現在放送中の、2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!」では、豊臣秀吉役を演じている。

黒木華(くろき はる)
1990年生まれ、大阪府出身。
2010年NODA ・MAP番外公演「表に出ろいっ!」に娘役で出演後、
映像作品にも活躍の場を広げ、「小さいおうち」では第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。
近年の主な出演作は、映画「日日是好日」「イチケイのカラス」「せかいのおきく」「アイミタガイ」、ドラマ「凪のお暇」「僕の姉ちゃん」「下剋上球児」「光る君へ」、舞台「ふくすけ2024―歌舞伎町黙示録―」「ここが海」など。
Audible(オーディブル)について
いつでもどこでも気軽に音声でコンテンツを楽しむことができる、世界最大級のオーディオエンターテインメントサービスです。プロのナレーターや俳優、声優が読み上げる豊富なオーディオブックや、ニュースからお笑いまでバラエティあふれるプレミアムなポッドキャストなど、全カタログ90万以上の作品を取り揃えています。現在、世界11ヶ国(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、イタリア、カナダ、インド、スペイン、ブラジル)でサービスを展開しています。
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