FLAG排出量を含む温室効果ガス排出削減目標が国際的な気候変動イニシアチブ「SBT」の認定を取得

カゴメ株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:山口聡)は、気候変動対策の強化を目的として、温室効果ガス(GHG)排出削減に関する新たな目標を策定しSBT(Science Based Targets)イニシアチブ(*1)より、新たな認証を取得しました。このたびの削減目標の更新により、農業などの土地利用における温室効果ガス排出量を対象としたFLAG(*2)削減目標を策定しました。また、併せてScope3削減目標の上方修正を行いました。
カゴメグループは安全な原料を調達し、自然の恵みを活かしたものづくりに取り組んでいます。気候変動による異常気象は、原料産地に大きな被害を及ぼします。将来に渡り事業活動を継続するために、パリ協定(*3)を率先して遂行し、温室効果ガスの排出量削減に積極的に取り組んでいます。
(*1) 企業の温室効果ガス排出削減目標が、パリ協定が定める水準と整合していることを認定する
国際的イニシアチブ
(*2) 農業や林業、その他土地利用に関連するセクター(Forest, Land and Agriculture)における温室効果ガス排出を表す
(*3) 2015年12月12日、COP21で採択された気候変動抑制に関する国際協定
(世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする)
■カゴメグループの温室効果ガス排出量の削減目標

項目 |
目標 |
---|---|
Scope1およびScope2 |
2030年度までに2020年度の温室効果ガスの排出量を43.1%削減 |
Scope3 |
2030年度までに2020年度の温室効果ガスの排出量を25%削減 |
FLAG |
2030年度までに2020年度の温室効果ガスの排出量を30.3%削減 |
Scope1: 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
Scope2 : 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
Scope3 : Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
FLAG: 農業、林業およびその他土地利用に関連するセクターからの排出
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