社長の10業務を「自分・聞く・渡す」に分類するAI活用教材をコミクスが制作
承認者・確認時点・確認項目・修正方法を設計する全10ページのミニ教材

株式会社コミクス(本社:東京都渋谷区円山町、代表取締役:鈴木章裕)は、中小企業の経営者に向けた全10ページのミニ教材「社長が手放せないのは仕事ではなく、承認の置き場所だった。」を制作しました。
本教材は、経営者が今週行った10件の仕事を「自分」「聞く」「渡す」に整理し、AIへ渡す仕事の承認方法を考える内容です。
「誰が」「いつ」「何を見て」「どう戻すか」という4項目を通じ、業務の実行と人の判断を分けて設計する手順を紹介します。
AIに任せる範囲を広げること自体を目的とせず、人が最終承認を担う前提で、確認の置き場所を明確にすることを目指します。
■ 背景・課題
生成AIの活用を業務へ広げる際には、文章案の作成や情報の整理だけでなく、作業後の確認と判断を誰が担うかを設計する必要があります。AIへ仕事を渡した後、経営者がすべてを見直したり、任せる範囲を狭めたりして、最終的に自ら作業する状態へ戻ることがあります。
こうした状況は、AIの性能だけで決まるものではありません。業務の性質、利用環境、社内の権限や運用体制に加え、AIが実行した内容をどの時点で、誰が、どの観点から確認するかが定まっていないことも、検討すべき論点の一つです。特に経営者の仕事には、意思決定、相手との対話、定型化できる事務作業が混在しています。
本教材では、最初に導入するAIの種類だけを考えるのではなく、仕事の特徴を分類し、確認と承認の流れを業務ごとに置く考え方を解説します。再現できる作業を見極めながら、人に残す判断とAIに渡す作業の境界を整理するための教材として制作しました。
■ 提供内容
全10ページのミニ教材で扱う仕事の分類と承認設計
教材の最初の手順は、経営者が今週、自身の手を動かした仕事を10件書き出すことです。各業務に対し、「私が決める仕事か」「相手の顔を見る仕事か」「手順を一度書き出せば再現できるか」の三つを問い、「自分」「聞く」「渡す」の3分類へ整理します。
赤札の「自分」は経営者自身が判断する仕事、白札の「聞く」はAIへ相談しながら進める仕事、青札の「渡す」はAIが実行し、人が承認する仕事という位置付けです。青札に分類した仕事では、「誰が承認するか」「いつ確認するか」「何を見るか」「どう修正を戻すか」の4項目を決めます。実行する主体と、最終的に判断する主体を分けて考える点が教材の中心です。
白札は、単に「まだ渡せない仕事」として固定するのではありません。経営者が作業しながら手順を一行ずつ書き出し、その手順でAIに実行させ、差分を修正します。同じ結果が得られるかを確かめた上で、承認の置き場所を決め、青札へ移す候補として扱う流れを紹介しています。
■ 資料の特長
本教材の特長は、AI活用を抽象的な検討で終わらせず、経営者自身の仕事10件から始める点です。日常の具体的な業務を起点にすることで、何を残し、何を相談し、何を渡すかを一つずつ検討できます。
また、青札に4項目の承認ルールを置くことで、作業完了後に確認する内容と修正の戻し方を明確にします。確認の範囲や責任者をあらかじめ設計することは、個人の経験やその場の判断だけに依存しない運用を考えるための出発点となります。
さらに、白札を手順化していくプロセスを示しているため、最初から広い範囲を任せるのではなく、再現性を見ながら段階的に検討できます。AIの出力や実行結果をそのまま採用することを前提とせず、業務内容に応じた確認、人による最終承認、必要な修正を残す考え方を明記しています。
期待されるのは、AIへ渡す作業と人が担う判断の境界を明確にすることです。経営者の稼働時間や業務件数の削減を保証するものではなく、効果は業務内容、承認権限、利用環境によって異なります。
■ 想定利用者・活用シーン
本教材は、AIを業務に取り入れたい一方で、任せた後の確認に不安を感じる中小企業の経営者を想定しています。業務を抱え込みやすく、何から整理すべきか迷う場面で、今週の10件を可視化するところから検討できます。
教材内では、問い合わせフォームの一次対応、商談メモからの次のアクション整理、資金繰り表の更新、展示会・セミナーの集客文面と申込管理、既存顧客の解約兆候の抽出を、青札として考える例に挙げています。一方で、経営会議のテーマ設定、幹部との1対1の対話、新規取引先の与信判断は、経営者が担う赤札の例として紹介しています。これらは業務を整理するための例示であり、すべての企業に共通する分類や判断を示すものではありません。
問い合わせへの一次返信を扱う例では、担当者が確認時点を定め、宛先や金額を確認項目の例として見る流れを示しています。ただし、宛先と金額だけを見れば安全という意味ではありません。内容に応じて個人情報、契約・法令に関わる事項、業務上のリスクなども確認し、社内規程と担当者の判断に基づき、人が最終承認を行うことが必要です。
■ 今後の展望
教材では次の段階として、経営者の10件の仕事を仕分け、青札の承認場所をつくり、次の90日で手放す順番を整理する「AI導入前診断」を案内しています。教材内では、オンライン30分で仕事と承認場所を整理する内容として記載しています。
AI活用は、業務の重要度、扱う情報、承認権限、社内の体制によって進め方が異なります。本教材では、仕事を一度に置き換えるのではなく、まず整理し、手順化し、確認の仕組みをつくることを次の段階として案内しています。AIを活用する場面でも人の最終判断を残し、各社の業務に応じて検討を進めるための視点を示しています。
ーーー株式会社コミクス 会社概要ーーーーーーー
本社住所:東京都渋⾕区円⼭町15-4 近藤ビル2階
代表:代表取締役 鈴⽊章裕
設⽴:2007年9⽉
事業内容:生成AI活用生産性向上支援、BtoB事業者向け営業支援、フリーランスプロ人材紹介等
生成AI活用支援:https://www.comix.co.jp/genai/
コミクスアカデミー:https://www.comix.co.jp/academy/
AI経営者クラブβ:https://www.comix.co.jp/club/
【お問い合わせ】
TEL:03-5459-5394 MAIL:n.adachi@comix.co.jp 担当:株式会社コミクス 安達成生
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