ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン、マクロライド系抗菌剤「牛用ザクトラン🄬 注」発売

牛の細菌性肺炎に、優れた速効性(※1)と効果持続性(※1)を併せ持つワンショット製剤

- 肺への高い移行性(※1)と急速な作用スピード(※1)(※2)
- 長期間の効果持続性(※1)
- 殺菌的にも作用する優れた抗菌力(※3)

2022年5月17日 日本/東京
ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:長谷部裕之)は、5月より、マクロライド系抗菌剤「牛用ザクトラン🄬 注」の全国展開を開始しました。「牛用ザクトラン🄬 注」は牛の細菌性肺炎を適応症とする牛用抗菌剤で、有効菌種は本剤感受性のパスツレラ・マルトシダ、マンヘミア・ヘモリチカ、マイコプラズマ・ボビスです。


牛の細菌性肺炎をはじめとする牛複合呼吸器病BRDC(Bovine Respiratory Disease Complex)は、輸送や環境変化等に伴うストレス感作(離乳、群編成、寒暖の変化、換気不良等)や、ウイルス・細菌等の病原微生物による感染が複雑に絡み合って発生し、養牛業界においては経済的損失が大きな疾病です(※4) 。そのため、発症した場合には早期の治療が重要です。


「牛用ザクトラン🄬 注」の主成分であるガミスロマイシンは、15員環マクロライド系抗菌薬で、アザライド系と呼ばれる新しいタイプのマクロライドです。アザライドは従来型のマクロライドよりも広い抗菌スペクトルを有し、主要なBRDC起因菌に対して高い抗菌活性を発揮します(※1)(※3)。また、組織・細胞移行性が強く、血流から体内の他部位に急速に移行し、長期間にわたり有効濃度が持続する特徴があります(※1)。


「牛用ザクトラン🄬 注」は、皮下注射後の生物学的利用能(バイオアベイラビリティ)がほぼ100%(※1)です。投与量の大部分が肺に移行し(※1)、肺胞マクロファージなどの免疫細胞に蓄積され、感染が起きている最前線で効果を発揮します(※2)(※5)。また、急速な作用スピードも大きな特長で、皮下注射後30分以内に肺においてBRDC起因菌のMIC90を上回る濃度に到達します(※2)。効果が長期間持続するワンショット製剤で、牛の細菌性肺炎による経済的損失の軽減に貢献できる製品です。


ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン 代表取締役社長の長谷部裕之は、「牛用ザクトラン🄬 注の導入により、安全な牛肉の提供に寄与するのはもちろん、細菌性肺炎による養牛農家の経済的損失の軽減に貢献してまいります。これからも、日本の養牛産業の関係者の方々や獣医師の先生方をさらにご支援してまいります」と述べています。
 

 

製品の概要:

【販売名】

牛用ザクトラン注

 

【成分・含量】

主成分 分量
ガミスロマイシン 150 mg(力価)/本品1 mL中

 

【効能又は効果】
有効菌種:本剤感受性のパスツレラ・マルトシダ、マンヘミア・ヘモリチカ、マイコプラズマ・ボビス
適応症:牛;細菌性肺炎

 

【用法及び用量】

体重1 kg当たり、ガミスロマイシンとして下記の量を1回頸部皮下に注射する。
牛(生後13月を超える雌の乳牛(食用に供するための搾乳がされなくなったもの)を除く。): 6 mg(力価)

 

【使用禁止期間】
食用に供するためにと殺する前49日間

 

 

(※1)承認申請添付資料

(※2)Giguere S, et al. Am J Vet Res. 2011; 72(3): 326-330.
(※3)Tessman RK, et al. Intern J Appl Vet Med 2014;12(3): 255–60.
(※4)農林水産省 牛呼吸器病(BRDC)における抗菌剤治療ガイドブック 第2版
(※5)Amsden GW. Int J Antimicrob Agents. 2001;18 Suppl 1:S11-5.

 


ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスについて
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスは、動物の疾患の予測、予防、そして治療において、ファースト・イン・クラスのイノベーションをもたらす医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。世界150か国以上において、獣医師、ペットオーナー、畜産家、そして政府当局に対し、幅広い革新的な製品ポートフォリオとサービスを提供し、コンパニオンアニマルと産業動物の健康と幸福の向上に寄与しています。

私たちはアニマルヘルス業界のグローバルリーダーとして、株式を公開しないベーリンガーインゲルハイムの独立した企業形態により、長期的視野を維持しています。

動物と人の命は、深く複雑に結びついており、動物が健康であれば、人間も健康でいられると信じています。アニマルヘルス事業とヒト用医療用医薬品事業におけるシナジーにより、イノベーションを通じて価値を提供し、動物と人の健康と幸福に寄与すべく邁進しています。

ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスの詳細:
https://www.boehringer-ingelheim.com/animal-health/about-animal-health-business-unit
(ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/biahj
(ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン)

ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、今日そして次世代にわたり、暮らしを変革する画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型のバイオ製薬企業のリーディンクカンパニーとして、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態により長期的視野を維持しています。医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、52,000人以上の社員が世界130ヵ国以上の市場で事業を展開しています。

 

詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
https://annualreport.boehringer-ingelheim.com
(アニュアルレポート 英語)

 

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