2025上半期のエンタメ決定版!映画ランキングTOP20発表6月公開の『国宝』がトップに。トレンド分析レポートも公開

2025年上半期にnoteで話題になった映画のランキングを発表します。吉沢亮さんが主演を務めた『国宝』が第1位に輝きました。以下、ランキングの詳細と分析レポートをお届けします。
2025年上半期 映画ランキング
第1位:『国宝』
第2位:『ファーストキス 1ST KISS』
第3位:『ウィキッド ふたりの魔女』
第4位:『教皇選挙』
第5位:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』
第6位:『サブスタンス』
第7位:『片思い世界』
第8位:『どうすればよかったか?』
第9位:『ANORA アノーラ』
第10位:『ロボット・ドリームズ』
第11位以下は、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』『はたらく細胞』『名探偵コナン 隻眼の残像』『新幹線大爆破』『正体』『サンダーボルツ*』『かくかくしかじか』『ベルサイユのばら』『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』『ミッキー17』が続きます。

特徴的なのは、1位に輝いた『国宝』に関する記事の投稿者の推移です。6月6日の公開開始と同時にグラフが垂直に上昇し、わずか3週間弱でトップに躍り出ました。公開3週目で初の動員ランキング1位を達成していることを見ると、作品の魅力はもちろん、noteに投稿された熱量の高い記事が、観客の来場を促すひとつの要素として働いている可能性も考えられます。
実際にnoteへ投稿された記事の一部をご紹介します。
第1位:『国宝』
映画『国宝』観てきました|白央篤司
https://note.com/hakuo416/n/n141ca537e17c
【映画感想】『国宝』で横浜流星は“化け物”となった。|宇部道路
https://note.com/uberoad/n/nff38f25fc554
映画『国宝』で業の深さに心がえぐられまくった件【映画感想文】|紫原もこ
https://note.com/pokka8poka/n/n0112915ada4f
第2位:『ファーストキス 1ST KISS』
松村北斗って前世 硯駈だったかもしれない『ファーストキス 1ST KISS』|あおみどり
https://note.com/0m0m0md/n/n900a15c191b8
恋の終わりによせて|あゆみ
https://note.com/anohinokto/n/nb14db45b4f69
未来のあなたに、また会うために。 #1STKISS|最所あさみ
https://note.com/qzqrnl/n/nbb4e1c6d2845
第3位:『ウィキッド ふたりの魔女』
孤独との向き合い方には三種類あると思った(『ウィキッド ふたりの魔女』を観て)|しろくま
https://note.com/shirokuma335/n/n60cc79f764db
活力が湧かない人は『ウィキッド ふたりの魔女』を観てほしい|おくやまはるか
https://note.com/fancy_ixia9791/n/nb934b11aba1d
映画『WICKED』で満たされた日。胸がいっぱいになった映画体験|とこゆ
https://note.com/tokoyu/n/n25e26f861794
第4位:『教皇選挙』
政治と信念と争いと美。「教皇選挙」おもしろかった。|さとひ(渡辺裕子)
https://note.com/satohi11/n/n9a9a45c83f73
『教皇選挙』 (CONCLAVE)が良すぎた!ー “確信”と“疑念”|山村美紀子
https://note.com/mikiko_03/n/nabb69c6351b6
映画【教皇選挙】は、まさに今タイムリーな極上ミステリーが興奮度高めで味わえます!|章音
https://note.com/sendakine81/n/nb0deb136b06a
参考:監督ご本人にインタビューした記事もnoteに投稿されています。
映画『教皇選挙』エドワード・ベルガー監督インタビュー 世界中のカトリック信者はこの映画をどう受け止めたのか?
https://note.com/iso_zin_/n/n06f71a28bb11
第5位:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』
お、俺たちは何を見せられているんだ!? 【ネタバレ有】劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』感想・考察|大萩おはぎの黒(餡)歴史note
https://note.com/ohg_umai_man/n/nbff04a967af1
【劇場先行上映版】「機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning」観ました|タコスの感想文
https://note.com/tksm1/n/n8f4ece2c13e6
【ネタバレ】ジークアクスを観て「嬉しい」と感じた、宇宙世紀初心者目線のざっくり感想|けいろー
https://note.com/k16_/n/n9593d2b5d381
<ランキング概要>
集計期間:2024年11月1日から2025年6月30日
集計方法:note公式お題「#映画感想文」と作品名(2024年11月以降に国内で公開された作品に限定)のハッシュタグをつけて、期間内に投稿した人数を集計
ひとはなぜ、この作品に心を動かされたのか ーー感情分類で読み解く
noteに投稿された映画感想文を作品ごとに分析し、8つの基本感情(喜び、悲しみ、期待、驚き、怒り、恐れ、嫌悪、信頼)とそれぞれの強度(感情の強さ)を測定しました。1位となった『国宝』の結果を、各感情の平均強度が高い順にご紹介します。2位以降の作品の結果が気になる配給会社やメディアの方は、個別にお問い合わせください。
『国宝』
1位: 悲しみ(平均強度: 7.1点 / 10点)
実際に投稿されたフレーズ(一部抜粋)
【感動の涙・胸を打たれる】
-
号泣して、震えた究極の3時間/涙腺ブチ切れた/涙が止まらなくなりました/楽屋の化粧シーンは涙なしでは見られません/最後のシーンは本当に美しくて、気づいたら泣いていました
【物語の哀しみ・報われなさ】
-
彼の芸は、彼を際立たせ、高みに押し上げる「武器」ではあったが、彼の孤独や不安から守ってくれるものではなかった
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運命は残酷すぎる/血筋で優劣がつけられてしまうという歌舞伎の世界は苦しい/変えられない現実の絶望感に胸が締め付けられた
2位: 怒り(平均強度: 5.2点 / 10点)
実際に投稿されたフレーズ(一部抜粋)
-
その理不尽に憤った/勝手に怒りが沸き上がってきました/血筋の呪縛
-
グロすぎるよ半二郎……!/半二郎の判断に対して怒りを覚える
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どれだけ努力しても報われない理不尽さで、この世界は隅々まで侵されているように感じられる/現実の理不尽さへの静かな怒り

任侠の家に生まれた主人公・喜久雄が歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道を極めるために人生を捧げた姿を描いた壮大な一代記。才能があっても血筋という越えられない壁の前で挫折する若者たちの姿に涙する「悲しみ」、そして歌舞伎の世界の理不尽さや重要な女性キャラクターの描かれなかった心情を考察して「怒る」感情がよく見られました。また主演を務めた吉沢亮さん、横浜流星さんの演技を絶賛する「驚き」の声も次いで多く寄せられました。
<分析概要>
対象:2024年11月1日から2025年6月30日の間に、note公式お題「#映画感想文」と作品名(2024年11月以降に国内で公開された作品に限定)のハッシュタグをつけた記事
手法:LLM(大規模言語モデル)を使用して、対象記事の感情とその強度を分析・点数化。さらに感情ごとに対応するフレーズを抽出し要約
※本分析では、LLMの特性上、複合的な感情表現(感動など)は構成要素となる基本感情に分類されます。特に感動による涙は、その性質上「悲しみ」として検出される傾向があります。
ひとはなぜ、映画・ドラマの感想を書きたくなるのか
映画やドラマの感想文はnoteでの人気コンテンツのひとつです。2025年に「#ネタバレ」のハッシュタグをつけて作品の感想を投稿した人の数は前年比約2.6倍(※1)、noteが推奨する公式お題(※2)の「#映画感想文」「#テレビドラマ感想文」が付いた記事の閲覧数も大幅に伸びています。
この盛り上がりの一因には、作品をじっくり振り返り、自分の言葉で語ることが鑑賞体験そのものを豊かにすることが挙げられます。ぼんやりした感動や違和感がはっきりしてきて、新たな気づきも生まれる。感想文を書く時間は、もう一度その作品と向き合う贅沢な時間です。
noteでは閲覧数による広告収入が書き手に入らないため、自分が見た作品を語りたいという純粋な動機による投稿が多いのが特徴です。読者は他の人の感想や考察、時にはそのジャンルの専門家の解説を通じて、自分とは違う解釈を楽しみ、同じ感動を共有できる仲間も見つけられます。映画を「観る」だけでなく「語る」ことで、作品を通じたコミュニティも生まれる。noteは、そんな新しい文化を育む場所になっています。
(※1)2023年7月1日から2024年6月30日と2024年7月1日から2025年6月30日で比較
(※2)公式お題は、クリエイターが記事を書く際のネタとして、note運営が提供している投稿企画です。
参考:noteを使った映画やドラマのプロモーション方法について
noteにはファンの方からの熱心な投稿がたくさん集まっているため、作品の魅力がより多くの人に伝わるプラットフォームです。その投稿を促進するためにおすすめの機能のひとつが「みんなのフォトギャラリー」です。これは、他のクリエイターが「みんなのフォトギャラリー」に提供した画像を、他のユーザーが自分の記事の見出し画像として使える機能です。
たとえば、2025年4月23日から公開された映画『新幹線大爆破』では、映画公式のnoteアカウントが複数のオフィシャル写真を「みんなのフォトギャラリー」に提供したことで、ファンが感想文を書きやすくなりました。
https://note.com/netflix/n/ne9a6c223c534
※みんなのフォトギャラリーへの画像の提供方法
https://www.help-note.com/hc/ja/articles/900003455886
他にも、Netflixが2020年秋に実施した韓国ドラマキャンペーン「もう感情が、止まらない。」では、noteのクリエイターの記事から引用したコメントが交通広告に起用されています。
https://note.com/info/n/n100b55d62261
また、noteは2020年10月から「#ネタバレ」タグの機能を提供しています。このタグをつけて投稿すると、記事の冒頭に注意書きが表示されるため、読者は自分に合った記事を選んで読むことができます。ネタバレを含む感想も気にせずに投稿して、鑑賞後のファン同士で楽しんでいただくための機能です。
https://note.com/info/n/n8ff3e9016fc8
noteで映画やドラマのプロモーションをご検討の事業者の方は、以下よりお問い合わせください。
問い合わせ先:https://hubs.ly/Q02n7BD30
note
noteはクリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。個人も法人も混ざり合って、好きなものを見つけたり、おもしろい人に出会えたりするチャンスが広がっています。2014年4月にサービスを開始し、約6000万件の作品が誕生。会員数は1000万人(2025年6月時点)に達しています。
●URL:https://note.com/
●iOSアプリ:https://itunes.apple.com/jp/app/note-noto/id906581110
●Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=mu.note
note株式会社
わたしたちは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。メディアプラットフォームnoteは、クリエイターのあらゆる創作活動を支援しています。クリエイターが思い思いのコンテンツを発表したり、メンバーシップでファンや仲間からの支援をうけたり、ストアでお店やブランドオーナーが商品を紹介したり、note proを活用して法人や団体が情報発信をしたりしています。
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町6-6-2
設立日:2011年12月8日 代表取締役CEO:加藤貞顕 コーポレートサイト:https://note.jp
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