2019年度入学児・最新ランドセル購入事情 購入のピークは5月、「年長になったらすぐ動く」が定着 5万円台~6万円台の専門店商品が人気

 幼稚園児とママの情報誌「あんふぁん」https://enfant.living.jp/ と、働くママと保育園児の情報誌「ぎゅって」https://gyutte.jp/ (発行=サンケイリビング新聞社/東京都、代表取締役︓田中則昭)では毎年、卒園する年長児を対象とした新入学ランドセルの購入調査を実施しています。2020年度は10月の消費税増税の影響で、購入のさらなる早期化が予想されますが、今年度の入学児はどうだったのでしょうか?最新情報をお届けします。

5月までに検討を開始し、購入は8月までに。1~3社を比較


 2019年4月に入学した子どもたちのランドセル購入時期は、年長の5月が最多の21.0%。購入の早期化が叫ばれ始めた2014年度は8月・9月。昨年は、6~8月がピークで、今年はママたちの早期購入意識がさらに高まったと考えられます(データ①)。「そろそろランドセルを」と購入の検討を始めるのは年長の5月時点で57.3%にのぼり、「年長になったらすぐラン活」という意識が定着してきているようです。
 購入場所はランドセル専門店が最多(データ②)。購入までに比較検討するのは1~3社と比較的少なめでした(データ③)。フリーコメントには「あまり多く見ると親も子どももどれがいいか分からなくなる」「親が絞り込んでから子どもに選ばせる」といった声がみられました。

 






購入価格帯は5万円台~6万円台が主流、7万円台も1割強に

 購入したランドセルの価格帯は5万円台が23.3%、6万円台が29.3%で、平均価格は5万6201円(昨年比+3693円)でした。7万円台、8万円台も計16.6%と、ランドセル購入は“高い買い物”となってきています(データ④)。わが子が6年間使うランドセル。価格よりも重視したいポイントがあるようです(次項参照)。また、購入の主な出資者は6割以上が祖父母(データ⑤)と、家計に直結していないことからも「それならば」と、妥協のない選択をするのかもしれません。
 


子どもは「色」や「デザイン」重視で選ぶ 大人は「軽さ」や「フィット感」も重視

 

 購入の最終決定権を持つのは主に「子ども」。子どもは「色」や「デザイン」重視で選びます。わが子が気に入ったものが一番と考えている親が多いよう。一方で昨今、小学校の持ち物が増え、ランドセルの重さやそれによる子どもの肩こり・姿勢などへの影響が報じられ、「軽さ」や「フィット感」など子どもの体への負担軽減を重視する傾向も見られました(データ⑥)。購入の決め手1位の“色”。2019年の人気は以下でした。 

 

【男の子】
1位 黒(65.1%)
2位 紺色(14.3%)
3位 茶系(8.7%)

【女の子】
1位 茶系(24.7%)
2位 赤(23.4%)
3位 ピンク(19.6%)

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会社概要

URL
http://www.sankeiliving.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー36階
電話番号
03-4332-7741
代表者名
穴沢広夢
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1976年02月