【調査結果】なりたい職業がある小中学生は92%、1番人気の職業は「学校・幼稚園の先生」
~「ニフティキッズ」にて「なりたい職業」についての調査を実施~
ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前島 一就、以下、当社)は、当社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「なりたい職業」に関するアンケート調査を実施し、本日3月7日(木)にレポートを公開しました。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、なりたい職業やなぜその職業になりたいのか、学校で職業について学ぶ授業があるのかなどについてアンケートを実施し、1,931人から回答を得ました。
なりたい職業が「ある」と回答したのは全体の92%でした。小中学生に人気の職業は「学校・幼稚園の先生」や「イラストレーター」、「声優」、「医者」などでした。「歌い手」や「YouTuber」なども人気を集めています。
学校で職業について学ぶ授業は、小学生では半数以上が「ない」と回答した一方、中学生になると、なりたい職業について調べたり、おうちの人の職業について聞いたりと職業について学ぶ機会が増えるようです。
■調査概要
○アンケート実施期間
2024年1月9日(火)~2月5日(月)
○調査機関
自社調査
○調査対象
小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
○有効回答数
1,931件
○調査方法
インターネット調査
○調査項目
1.なりたい職業はある?
2.【なりたい職業がある人へ】 どんな職業?一番なりたいものを選んでね!
3.【マンガ家/アニメーター/イラストレーターを選んだ人へ】なりたいと思ったきっかけを教えて!(複数選択)
4.【歌い手を選んだ人へ】なりたいと思ったきっかけを教えて!
5.【医者を選んだ人へ】なりたいと思ったきっかけを教えて!(複数選択)
6.なりたい職業につくのは大変なことだと思う?
7.職業を選ぶときに、大事だと思うことを教えて!(複数選択)
8.学校で職業について学ぶ授業はある?(複数選択)
9.【職場体験がある人へ】どこに体験しにいった?まだの人はどこに行く予定か教えて!
10.人工知能(AI)が進化しているけど、この先なくならない職業はなんだと思う?(3つまで選択可)
■調査結果
●なりたい職業はある?
小学生では94%、中学生では87%が「ある」と回答し、どの年代でも約9割の人が将来の目標を持っているとわかります。
●【なりたい職業がある人へ】 どんな職業?一番なりたいものを選んでね!
1位は、小学生では「イラストレーター」、中学生では「学校・幼稚園の先生」でした。「学校・幼稚園の先生」や「歌い手」、「医者」はどちらのランキングでも上位の職業となっていて、人気の職業に大きな変化はないことがわかりました。
その他の意見には「総理大臣」や「翻訳家」、「車掌」、「図書館司書」などさまざまな職業が集まりました。
続いて、昨年度の調査でなりたい職業ランキングの上位3つの職業について、なりたいと思ったきっかけを聞いています。
●【マンガ家/アニメーター/イラストレーターを選んだ人へ】なりたいと思ったきっかけを教えて!(複数選択)
「絵を描くのが好きだから」との意見は、小学生、中学生ともに2位以下に大きく差をつけての1位でした。その他には「みんなを笑顔にしたい」や「もっとマンガ文化を広げたい」、「すでに作りたいお話があるから」などの意見もありました。
●【歌い手を選んだ人へ】なりたいと思ったきっかけを教えて!
○adoさんの歌を聴いてかっこいい、すごいと思ったからです。
○歌うことが好きで歌い手に本気でなりたい!と思ったから
○自分の歌声が綺麗と言われたから
○精神的に辛い時に歌い手の存在を知って、その人の歌に救われたから。同じように歌で誰かを救いたい!
○人の歌を聞くと元気になれて、自分の歌でみんなを元気にしたいから
実際に歌い手として活躍するアーティストや”推し”に憧れて、歌い手になりたいと思った人が多いようです。「歌うことが好きだから」や「歌声を褒められたから」などの意見のほか、「自身が辛いときに歌で救われたから、今度は誰かを救う存在になりたい」や「自分の歌で皆を元気にしたい」といった声もありました。
“歌手”ではなくあえて“歌い手”を選んだ理由として、「顔を出してやるのは勇気がいるから」とコメントする人もいました。
●【医者を選んだ人へ】なりたいと思ったきっかけを教えて!(複数選択)
医者を選んだ小中学生のうち、72%が「人の命を救いたいから」と回答しました。その一方で、金銭的な理由や「親に勧められた」「親が医者だから」といった理由もありました。
●なりたい職業につくのは大変なことだと思う?
小学生では95%の人が「思う」と回答しました。中学生になると割合が増え、97%の人が「思う」と回答しています。
●職業を選ぶときに、大事だと思うことを教えて!(複数選択)
「やりたい・好きなことか」を大事だと思っている小中学生が最も多く、約8割を占めました。また、「自分に向いているか」「楽しいかどうか」も重視する人が多く、自分の気持や適性を大事にしていることがわかります。
その他には、おうちの人や先生の意見を聞くなど、職業を選ぶ上で重視することにはさまざまな理由があるようです。
●学校で職業について学ぶ授業はある?(複数選択)
小学生では「ない」の回答が最も多く、中学生では「なりたい職業について調べる」が1位でした。中学生になると学校で職業について学ぶ機会が多いとわかります。
●【職場体験がある人へ】どこに体験しにいった?まだの人はどこに行く予定か教えて!
○キッザニアに3年生の頃行った!
○花屋さんに行きましたッッッ!めちゃ良い匂いだった…(^O^)
○学校の先生になりたいので、小学校に行く予定です!!
○自分が住んでる街のいろんなところ。例えば結婚式場とか保育園とか。
○中2になったら、トライやるウィークがあるから、それでマックや、知り合いのお店に行くつもり
花屋や美容室、本屋など実際の店舗に体験に行く人が多い一方で、「キッザニア」に行った人もいました。キッザニアは「子どもが主役の街」をテーマに、約100種類のさまざまな仕事やサービスが体験できる施設です。
●人工知能(AI)が進化しているけど、この先なくならない職業はなんだと思う?(3つまで選択可)
1位と2位にあまり差はなく、「芸能人」が32%、「学校・幼稚園の先生」が30%でした。3位以下も「医者」や「アイドル」、「スポーツ選手」など、人前に出る仕事や人と接する仕事、高い能力を必要とするものはAIが進化してもなくならないと考えているようです。
参考)過去の「なりたい職業」についての調査
・2021年:小中学生がなりたい職業、1位「マンガ家・アニメーター」2位「学校の先生」3位「声優」。親に勧められた職業は「医者」
・2022年:小中学生がなりたい職業、1位「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」、2位「医者」「学校の先生」
・2023年:小中学生がなりたい職業は「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」、親に勧められた職業は「医者」がどちらも3年連続1位
■「ニフティキッズ」について
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
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