児童精神科看護師・こど看さんが“不登校の親の悩み”に回答──保護者の切実な6問を専門家が解説、全3回で公開【不登校オンライン】
増え続ける不登校。専門家が語る「親が今できること」──オンライン講演会の書き起こしを無料公開/ウェブメディア「不登校オンライン」

2025年10月の文部科学省の公表データによると、2024(令和6)年度、小中学生の不登校児童生徒数は、過去最多の35万3,970人でした。
こうした状況のなか、保護者から寄せられる「どう関わればいいのか」「子どものメンタルが心配」といった切実な悩みに児童精神科看護師が回答するオンライン講演会が開催されました。
ウェブメディア「不登校オンライン」(運営:株式会社キズキ)は、この講演会の内容を全3回の書き起こし記事として順次無料公開します(一部、読みやすさのための編集を行っています)。
本企画では、児童精神科看護師・こど看さんが、保護者から寄せられた6つの質問に対し、臨床経験などに基づく具体的なアドバイスを解説しています。
「予期不安」「親子関係」「子育ての悩み」など、多くの家庭が抱えるテーマに向き合っています。
■オンライン講演会の概要
2025年10月24日(金)、「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を運営する3団体が、児童精神科看護師・こど看さんをお招きして、無料のオンライン講演会を実施いたしました。
テーマは「【児童精神科看護師×不登校支援のプロ】不登校の子どもの気持ちとは…?保護者のギモン解決SP」。
当日は多くの保護者から質問が寄せられ、こど看さんが丁寧に回答しました。
書き起こし記事は以下にてご覧いただけます
■(1)児童精神科に繋がる親子に持ち帰ってもらいたいこととは?
https://futoko-online.jp/interview/17849/
質問1:児童精神科に繋がる親子に共通して持ち帰ってもらいたいことは?
質問2:予期不安が強くて不登校に。本人は「学校に行きたい」と言っているのですが…
■(2)母親にだけ当たり散らす息子。思春期も重なり、どうしたらいいかわからない
2025年11月28日に「不登校オンライン」で公開します。
質問3:指摘に過剰な反応をする息子。物事をどう教えたらいい?
質問4:母親にだけ当たり散らす息子。思春期も重なり、どうしたらいいかわからない
■(3)毎朝トイレに30分以上こもる娘。見守るだけでいいの?
2025年12月5日に「不登校オンライン」で公開します。
質問5:毎朝トイレに30分以上こもる娘。見守るだけでいいの?
質問6:子育てをあきらめてしまったことがあります。試合終了でしょうか
学校休んだほうがいいよチェックリストとは
子どもが「学校休みたい」「学校行きたくない」と言っているけど、休ませていいのかな?と心配になっている保護者の方に向けたチェックリストです。
簡単な質問に答えるだけで、精神科医からの回答結果が届きます。運営は、不登校ジャーナリスト・石井しこう、好きでつながる居場所「Branch」、不登校の子のための完全個別指導塾「キズキ共育塾」の3団体が行っています。
URL:https://branchkids.jp/lp/oyasumi-checklist
登壇者紹介

■こど看
精神科単科病院の児童思春期精神科病棟に10年以上勤務。現在も看護師として現場に立ちながら、「子どもとのかかわりを豊かにするための考え方」をSNSや講演などを通して発信している。一児の父。大学病院の内科勤務を経て、理想と現実のギャップに悩み退職。3カ月間のひきこもりを経験したのち、児童精神科へ転職。以来、子どもたちの心に寄り添う臨床と発信活動を続けている。著書に『児童精神科の看護師が伝える 子どもの傷つきやすいこころの守りかた』『児童精神科の看護師が伝える 10代のこわれやすいこころの包みかた』(KADOKAWA)がある。

■石井しこう
いしい・しこう。1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、中学2年生から不登校。フリースクールに通ったのち、NPO法人で、不登校の子どもや若者、親など400名以上に取材。現在はNPO法人を退社しジャーナリストとして活動中。著書に『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること』(ポプラ社)『フリースクールを考えたら最初に読む本』(主婦の友社)。近著に『小学生不登校 親子の幸せを守る方法 400人の声から生まれた「親がしなくていいことリスト」』(KADOKAWA)がある。
公式サイト:https://futokoshiko.com/

■中里祐次
なかざと・ゆうじ。好きでつながる居場所「Branch」代表。
自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見て、Branchを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。
Branch:https://branchkids.jp/

■伊藤真依
いとう・まい。不登校の子どものための完全個別指導塾「キズキ共育塾」不登校相談員。ウェブメディア「不登校オンライン」編集部メンバー。
1999年生まれ。高校不登校を経て大学進学、2022年に卒業。同年、株式会社キズキ(キズキ共育塾)に就職。2024年8月まで名古屋校にて教室長を務め、多くの不登校のご家庭との相談を実施。現在は不登校相談に加え、イベント登壇やウェブメディア「不登校オンライン」の運営などに携わり、不登校に関する課題をより広く社会に提起するための活動に尽力している。
キズキ共育塾:https://kizuki.or.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
