DaaS(Device as a Service)の市場規模、2026年に3036億米ドル到達予測

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「DaaS (Device as a Service) の世界市場・COVID-19の影響 (~2026年):製品・デバイスタイプ (デスクトップ・ラップトップ・ノートブック・タブレット・スマートフォン&周辺機器)・組織規模・エンドユーザー (IT&通信・BFSIなど)・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を7月29日より開始いたしました。

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DaaS(Device as a Service)の市場規模は、2021年の503億米ドルからCAGR43.2%で成長し、2026年には3036億米ドルに達すると予測されています。DaaS市場は、サブスクリプションモデルへの需要の高まりと、DaaSを提供するチャネルパートナーの増加により、過去数年間で大きな成長を遂げてきました。また、発展途上国でのクラウドコンピューティングサービスの導入が進んでいることも、今後の同市場を大きく押し上げると考えられます。

COVID-19DaaS市場に与える影響

COVID-19の発生により、2020年と2021年を中心に、DaaSソリューションの需要が増加しています。パンデミックの影響で、企業は急速にリモートワークを導入せざるを得なくなりました。DaaSは、デスクトップ、ラップトップ、タブレット、スマートフォンなどの構成済みハードウェアと、カスタマイズされたソフトウェアを提供するもので、企業の間で人気を集めています。さらに、COVID-19の状況下で、サイバー攻撃が増加し、遠隔地にいる従業員がハッカーの格好の標的となっています。DaaSは、包括的なマネージドソリューションであり、独自のサイバー防御ツールキットが付属しています。また、サービスプロバイダーは、すべてのデバイスに最新のセキュリティソフトウェアがインストールされ、有害なマルウェアが常に存在しないことを保証する責任があります。その上で、サービスプロバイダーは、承認されたコンテンツ、パスワード、データロギングに関する企業の個別のセキュリティプロトコルにハードウェアが準拠していることを確認する必要があります。

牽引要因:サブスクリプション型サービスモデルの急速な普及

サブスクリプション型サービスモデルの急速な普及は、DaaS市場の推進要因の1つとなっています。サブスクリプション型のDaaSモデルは、顧客が新しい技術を取得する際の高コストを、資本支出(CapEx)から運用費(OpEx)に転換するのに役立ちます。これにより、中小企業、大企業を問わず、さまざまな企業が現金を確保して、収益を上げるための戦略的な取り組みに投資することができます。さらに、ポリシーの遵守、最新技術の利用、機器の設定、インストール、データ移行、オンサイトサポート、技術のリサイクルなど、カスタマイズされたサービスの利用などのメリットも得られます。サブスクリプションサービスであるDaaSモデルは、現在の事業環境とビジネスニーズに基づいて、組織が迅速にスケールアップまたはスケールダウンするためのオプションを提供します。企業の成長や縮小に関わらず、必要なときに必要な分だけを支払うことが可能です。

抑制要因:DaaSモードが提供するメリットに対する認知度の低さ

DaaSモデルが提供するメリットに対する認識不足は、その採用を妨げ、成長を抑制する主な要因となっています。インド、中国、ブラジル、インドネシアなどの発展途上国の企業では、データセキュリティ、コスト効率、多数のデバイスから選択できるなど、DaaSのサービスの利点が認識されていないため、採用率が比較的低くなっています。さらに、セキュリティを重視する企業の中には、機密データの流出を恐れて、このサービスの利用を控えているところもあります。





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上場
東証スタンダード
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1億7155万円
設立
1995年01月