THEATRE BROOK・佐藤タイジ「戦争は無くせるって本当に思う」 楽曲「白くまとボノボ」に込めた熱いテーマを語る
THEATRE BROOK・佐藤タイジ「今の人間にも当てはまる事なんですよ」 楽曲『私をアムスに連れていって』『白くまとボノボ』の制作秘話を明かす
6月11日(火)、光邦がDJを務めるラジオ番組「ちょうどいいラジオ」(FMヨコハマ・月曜から木曜6時~9時)が放送。
ロックバンド・THEATRE BROOKの佐藤タイジさんがゲストで登場し、THEATRE BROOKの楽曲『私をアムスに連れていって』と『白くまとボノボ』が製作された背景を明かしました。
光邦: 新曲の1曲目が『私をアムスに連れていって』ですね。この曲は涼しげな感じなんですよね。熱いのに涼しげなんですよ。なんでアムスなんですか?アムステルダムですよね?
佐藤: そうです! うちのカミさんがね、俺が仕事から帰ってきた時に「おかえり」も言わずにパソコンで何か検索してるわけ。「何検索してるのかな」って思って見たら、「アムステルダム ホテル 一覧」って検索してて(笑)そこでカミさんが「パパ、私をアムスに連れてって」って言うんですよ(笑)「お前そのセリフ凄いな。俺、そのセリフだけで曲作れるかもしれない」って話してたら、できちゃったんです(笑)
光邦: そういう曲なんですね! 奥様が言った一言から始まったんですね(笑)そして『白くまとボノボ』。チンパンジーとボノボの「生き方が違う」って話をされてましたよね。
佐藤: チンパンジーとボノボって同じ遺伝子なんだけど、チンパンジーは、雄がリーダーで、ボノボは雌がリーダーなんです。霊長類学者が群れの真ん中に餌場を作ったら、チンパンジーは餌を奪い合って、ボノボは譲り合ったわけ。これを見て霊長類学者が「進化はしていないけど、進歩している」って言ったんです。ボノボの方が種の存続に対しては明らかに進化しているんです。
光邦: 奪い合っても仕方が無いですもんね。
佐藤: これって今の人間にも当てはまる事なんですよ。「Progress not evolution」ってこれ今の人類に大事なテーマですよね。人から奪う人達が一部いるわけじゃないですか。ありえないですよ。
光邦: どのようにしたら自国にとって利益があるのかってだけで、本当に止めようとしているのかっていうことですよね。
佐藤: 俺、戦争は無くせるって本当に思うんです。無くしたくないって思う人を説得するだけで全然できます。みんなが戦争が無くなった世界をイメージして、そのために仕事をすればいいんです。みんな仕事をしていないんですよ。
光邦: 本当にそうなんですよね。
佐藤: 絶対に人類は戦争を無くさないと、存続できないですよ!
楽曲のテーマや人類のこれからについて熱弁した佐藤さん。熱いトークが繰り広げられ、思わず「一緒に3時間番組やりたいな!」と、佐藤さんに提案する光邦でした。
このエピソードは放送後1週間radikoでお聴きいただけます。
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