【飛騨高山・岐阜県高山市】市有林84haの森林がCO2を吸収!「G―クレジット」販売開始 | ゼロカーボンシティ実現へ、森林の価値を"見える化" ~販売収益は森林整備に還元、持続可能な森林経営へ~
岐阜県高山市(田中明高山市長)は11月26日、「G-クレジットの販売開始」について記者発表しました。
岐阜県独自の森林由来のカーボン・クレジット制度であるG-クレジット制度を活用し、認証されたクレジットを販売します。

1概要
クレジット制度とは、省エネルギー機器の導入や森林管理(間伐等)、植林等による二酸化炭素など温室効果ガスの削減・吸収効果(削減量、吸収量)をクレジットとして発行(見える化)し取引できるようにする仕組みです。G-クレジット制度は、岐阜県独自の森林由来のカーボン・クレジット制度で、県内の適切に管理された森林による二酸化炭素吸収量をクレジットとして県が認証する制度です。
G-クレジットの取引で得た資金を活用し、健全で豊かな森林づくりを進めることで、森林の二酸化炭素吸収量の価値化や山元への資金還元等のメリットがあります。市では、ゼロカーボンシティの実現を目標に、G-クレジットを活用し市有林整備により確保した二酸化炭素吸収量のクレジット化に取り組みます。
※間伐により、木々の光合成を促進し、成長を促すことで単位面積あたりのCO2吸収量が増加します。

市では、県の清流の国ぎふ森林環境税を財源とする「岐阜県環境保全林整備事業」で間伐等を行った(今後行う予定を含む)市有林約84ha、2,458t-CO2についてプロジェクトの登録をしています。
このたび、その一部の177t-CO2がG-クレジット認証されたため販売を開始します。
2販売開始日
令和7年11月26日(水)
3販売量
177t-CO2(令和14年度までの8年間毎年度販売(販売量は変動あり))
4販売価格
相対取引(直接取引)により決定
※購入者はカーボン・オフセットなどに活用することができます
5申込方法
市ホームページから申し込み
6販売収益
市有林の維持管理および整備等に活用

【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所森林政策課
住所:〒506-8555 岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話:0577-35-3143
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