経営者の価値観や経営思想をAIエージェント化。Tooが、「AI CXOエージェント」を北海道大学発AIスタートアップの株式会社調和技研と共同で開発を開始

株式会社Too

クリエイティブ市場の総合商社・株式会社Too(本社/東京都港区虎ノ門3-4-7、社長/石井剛太、以下Too)は、北海道大学発AIスタートアップの株式会社調和技研(本社/札幌市中央区、代表取締役社長/中村拓哉、以下調和技研)と共同で、経営者の価値観・経営思想・判断基準をAIエージェント化し、長期的視点で組織に共有・継承する取り組みとして、「AI CXOエージェント」の開発を開始しました。

■「AI CXOエージェント」について

Tooと調和技研が共同で開発を進める「AI CXOエージェント」は、経営者の価値観・経営思想・判断基準を“企業の知的資産”として構造化・蓄積し、意思決定の現場で活用可能にする思考型AIエージェントです。CEOや役員層はチャットUIを通じてタスクや問いを入力することで、AIから経営思想や企業文化に即した示唆や判断材料を得ることができます。

本エージェントの中核となるのが、「企業メモリ」と呼ばれる独自の知識基盤です。経営者の過去の発信内容、意思決定の背景、判断に至った思考過程などを、LLMが理解・参照しやすい形で整理・構造化し、継続的に蓄積します。単なるテキストの保存ではなく「どのような価値観のもとで、何を重視して判断したのか」という文脈情報まで含めて管理する点が特長です。

AI CXOエージェントは、この企業メモリを基盤とし、社内外の最新情報や市場動向と組み合わせて参照・分析することで、経営層の思考に近いアウトプットを生成します。Retrieval-Augmented Generation(RAG)の仕組みを活用しながらも、あらかじめ整理された企業メモリがあるからこそ、表層的な情報検索にとどまらない、一貫性と再現性のある意思決定支援を実現します。

また、AIとの対話や新たな判断結果は再び企業メモリに反映され、知識と判断軸が更新・拡張されていきます。これにより、AI CXOエージェントは単なるツールではなく、経営者とともに思考を重ね、組織の判断力を蓄積・継承していくパートナーとして機能します。

■取り組みの背景

Tooは創業から100年を超え、事業・組織の発展を通じて培った経営者の価値観や経営思想、判断の勘所を次世代へ確実に引き継ぐ必要性が高まっています。そこで、膨大なデータの学習と柔軟な生成に長けたAIの技術を経営活動に取り入れることを一つの解決手段と捉え、本プロジェクトに着手しました。

価値観の伝達は人間同士の口伝やOJTに依存しがちで、解釈の揺れや記憶の風化を免れません。そこで、価値観や理念、判断基準を活用可能なかたちで組織に常備し、時代の変化に伴走しながら次世代へ継承していくことで、組織全体が常に共通の価値観に基づいて行動できることを目指しています。

■各社の役割と今後の展開

今回の開発において、Tooは、経営思想や判断基準の定義、ユースケースの設計、社内PoCの推進を担当し、調和技研は、AIエージェント基盤やモデルの整備、思考プロセスの設計、他機能の技術実装を支援します。両者の取り組みにより、目的に合った最適なAIエージェントの実現を目指します。

現在、PoCモデルの開発を進めており、社内で順次テスト利用を推進します。2026年内に、社内への本格展開を計画しています。

■各社コメント

株式会社Too 代表取締役社長 石井剛太

Tooは1919年に画材店として創業して以来、戦後はデザイン文化を国内で啓蒙し、高度成長期にはデザインワークフローのデジタル化にいち早く取り組み、常に時代の変化を先取りしてまいりました。

そして現代は、AIなどの技術が目まぐるしく進歩している時代です。創業から100年以上の歴史をもつ私たちが、次の100年もお客様のビジネス成長に貢献するためには、この新しい技術を先取りし活用していく必要があります。

本取り組みは、企業の理念を単なる言葉ではなく判断できる知恵として、組織に根付かせる挑戦です。「AI CXOエージェント」という仕組みを通じて、過去の意思決定と市場変化を融合させた思考の枠組みを提供し、次世代の経営層が判断すべき場面で理念に即した選択ができるようにしたいと考えています。私自身も、この変革を通じてTooの文化がより強く、未来志向で育っていくことを心から願っています。

株式会社調和技研 代表取締役社長 中村拓哉

私たち株式会社調和技研は、2009年に北海道大学発のベンチャーとして設立されました。大学で培った専門知識を、座学にとどめることなく社会に役立てたい――そのシンプルでありながら強い動機から始まった会社です。

創業当初から私たちは、「好きなことをとことん追求する」という精神を大切にしてきました。自由で開かれた環境の中で、個々の専門性と好奇心を最大限に発揮できる文化を育んできたことが、現在の調和技研の礎になっています。

本プロジェクトを通じて私が強く感じているのは、100年にわたって磨かれてきた企業の価値観や判断の本質を、AIによって再解釈し、次の意思決定に活かしていく面白さです。歴史の中で培ってきた価値観は過去の遺産ではなく、今も経営を支える「生きた知恵」であり、それをAIという形で未来へつないでいけると考えています。

「AIと社会の調和」を理念に掲げる当社は、Too様とともに「AI CXOエージェント」の開発に挑戦しています。経営の知見とAI技術を融合させることで、経営判断をより柔軟かつ創造的に支援し、企業が本来持っている潜在的なクリエイティビティを引き出していきたいと考えています。

これからも私たちは、できない理由を探すのではなく、「どうすればできるか」を考え続け、挑戦を重ねながら、未来に向けた価値創造を後押ししてまいります。

■株式会社Tooについて

Tooは「人々がクリエイティブになれる環境をクリエイト」することをミッションに掲げ、1919年に創業以来、時代の変化に合わせて常に挑戦し続けてきました。IT・クリエイティブ製品の提供や活用支援を通じて、お客様がそれぞれの理想に向かってビジネスに専念できる環境づくりを支援しています。

代表者:代表取締役社長 石井剛太

事業内容:IT・クリエイティブ製品の販売及びシステムインテグレーション、運用支援事業ほか

所在地:東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル

URL:https://www.too.com/

■株式会社調和技研について

代表者:代表取締役社長 中村拓哉

事業内容:AIモデル・AIエージェント開発/機械学習技術の研究開発・提供 ほか

所在地:札幌市中央区南2条西12丁目324-2 902

URL:https://www.chowagiken.co.jp/

※本リリースに記載の内容は発表日現在の情報です。将来予想に関する記述は、様々な要因により実際と異なる可能性があります。

同件に関するお問い合わせ先

株式会社Too パブリックリレーション部

E-Mail pr@too.co.jp

〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル

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会社概要

株式会社Too

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URL
http://www.too.com
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル
電話番号
03-6757-3123
代表者名
石井剛太
上場
未上場
資本金
1億円
設立
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