2025年もっとも売れたコミックは？電子書籍ストア「Reader Store」年間ベストセラーランキングを発表

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント

2025年12月26日 12時00分

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する電子書籍・電子コミックストア「Reader Store」にて、2025年の有料販売実績を集計したベストセラーランキングを発表いたします。

今年はReader Storeでもお馴染みのヒット作がランキング上位に入ってくるいっぽう、『メダリスト』『国宝』などのメディア化された話題のタイトルが各ジャンルで大きく売り上げを伸ばしました。

※2025年1月1日～10月31日までの売上データを元に算出

Reader Store 2025年ベストセラーランキング特集ページ

https://ebookstore.sony.jp/features/5o7gbf4z0/

新作コミック、男性コミック、女性コミック、タテ読みコミック、ライトノベル、小説など各ジャンルのランキングを発表！

【新作コミック】

1位：『ザ・ファブルＴｈｅｔｈｉｒｄｓｅｃｒｅｔ』南勝久（講談社）

2位：『ベル・プペーのスパダリ婚約～「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い！～（コミック）』朝霧あさき(原作),セレン(原作イラスト・漫画)（スクウェア・エニックス）

3位：『継母の心得』ほおのきソラ(漫画), 藤丸豆ノ介(構成), トール(原作)（アルファポリス）

4位：『魔男のイチ』西修(原作), 宇佐崎しろ(作画)（集英社）

5位：『悪役令嬢たちは揺るがない』赤羽にな(漫画), 八月八(原作), 春野薫久(キャラクター原案)（KADOKAWA）

2025年に配信された【新作コミック】で、Reader Storeユーザーに最も読まれたのは『ザ・ファブルＴｈｅｔｈｉｒｄｓｅｃｒｅｔ』。大人気の『ザ・ファブル』シリーズ最新作ということもあって、見事第1位に輝きました。第2～5位にはファンタジージャンルの新作がランクイン。Reader Storeでは、【女性コミック】のファンタジー作品が売り上げを大きく伸ばしており、ランキングにも反映される結果となりました。

【男性コミック】

1位：『キングダム』原泰久（集英社）

2位：『転生したらスライムだった件』伏瀬（原作）、川上泰樹（漫画）、みっつばー（その他）（講談社）

3位：『俺だけレベルアップな件』DUBU(REDICE STUDIO)(作画), Chugong(原作)（Piccomics）

4位：『葬送のフリーレン』山田鐘人(原作), アベツカサ(作画)（小学館）

5位：『メダリスト』つるまいかだ（講談社）

【男性コミック】は『キングダム』が第1位を獲得。第2位の『転生したらスライムだった件』とともに、Reader Storeで長年愛されている作品が2025年のコミック売り上げをけん引しました。さらにアニメ化などで、近年売り上げを大きく伸ばしている作品が3位以降に続いています。

【女性コミック】

1位：『薬屋のひとりごと』日向夏(原作),ねこクラゲ(作画),七緒一綺(構成),しのとうこ(キャラクター原案)（スクウェア・エニックス）

2位：『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』日向夏(原作), 倉田三ノ路(作画), しのとうこ(キャラクター原案)（小学館）

3位：『サイレント・ウィッチ沈黙の魔女の隠しごと』桟とび(著), 依空まつり(原作), 藤実なんな(キャラクター原案)（KADOKAWA）

4位：『ミステリと言う勿れ』田村由美（小学館）

5位：『悪役令嬢の中の人～断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします～』白梅ナズナ(著), まきぶろ(著), 紫真依(著)（一迅社）

【女性コミック】では、『薬屋のひとりごと』が昨年に続いて第1位。2023年のアニメ化以降、男女を問わず高い人気を維持しており、今回の結果となりました。『サイレント・ウィッチ』も2025年7月のアニメ化以降、一気に売り上げを伸ばし、第3位に入っています。

【タテヨミコミック】

1位：『追放された付与術師、最強の乗算付与で成り上がる～僕の付与術は＋20じゃなく×20なんです～』邑上主水(原作), 飯沼ゆうき(ネーム), アサミネ鈴(ネーム), booklistaSTUDIO(作画)（booklistaSTUDIO）

2位：『異世界帰りの最強テイマー、使い魔は幼馴染』すかいふぁーむ(原作), 冥土院ヘブん(ネーム構成), booklistaSTUDIO(作画)（booklistaSTUDIO）

3位：『引退したおっさん賢者だが愛弟子が追放されてきたので傷心旅行に連れて行く～スローライフな旅のつもりが、なぜか世界最強の師弟になっていた～』青空あかな(原作), WAKANA KURAGUCHI(ネーム), pallet(作画), アイラボ(作画), こなせ(作画)（booklistaSTUDIO）

4位：『異世界支配のスキルテイカー』柑橘ゆすら(原作), 蔓木鋼音(キャラクター原案), 猫箱ようたろ(ネーム構成), booklistaSTUDIO(作画)（booklistaSTUDIO）

5位：『せっかく令嬢に憑依したのにすでにやらかした後でした！』沢野いずみ(原作), BAON(ネーム構成), 夜田あかり(キャラクターデザイン)（booklistaSTUDIO）

【タテヨミコミック】では、第1位の『追放された付与術師、最強の乗算付与で成り上がる』をはじめ、ファンタジー作品がランキング上位を占める結果に。Reader Storeでは2025年からタテヨミコミック専用のフロアを開設しているので、ご来店の際はぜひ覗いてみてください。

【ライトノベル】

1位：『サイレント・ウィッチ』依空まつり(著), 藤実なんな(イラスト)（KADOKAWA）

2位：『転生したらスライムだった件』伏瀬(著), みっつばー(イラスト)（マイクロマガジン社）

3位：『薬屋のひとりごと』日向夏(著), しのとうこ(画) （発行：イマジカインフォス、発売：主婦の友社）

4位：『水属性の魔法使い』久宝忠(著), 天野英(イラスト)（TOブックス）

5位：『片田舎のおっさん、剣聖になる～ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件～』佐賀崎しげる(著者),鍋島テツヒロ(イラスト)（スクウェア・エニックス）

【ライトノベル】では、第2位『転生したらスライムだった件』第3位『薬屋のひとりごと』と、Reader Storeでお馴染みの超人気タイトルがランクイン。そんななか、第1位に輝いた『サイレント・ウィッチ』はコミック版と同様にアニメ化から大きく売り上げを伸ばし首位を獲得しました。同じく、2025年にアニメ化した『水属性の魔法使い』も第4位に入っています。

【小説】

1位：『国宝』吉田　修一(著)（朝日新聞出版）

2位：『天久鷹央の事件カルテ』知念実希人(著)（実業之日本社）

3位：『天久鷹央の推理カルテ』知念実希人(著)（実業之日本社）

4位：『カフネ』阿部暁子(著)（講談社）

5位：『戦闘妖精・雪風』神林長平(著)（早川書房）