【地域と進路】北海道は保護者、本人ともに地元志向〜高校生1,703人に調査〜

スタディプラス

スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)のStudyplusトレンド研究所は、2025年8月8日(金)から8月13日(水)にかけて学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の高校生を対象に「地域と進路に関するアンケート」を実施、1,703名から回答を得ましたのでご報告いたします。


              「地域と進路に関するアンケート」トピックス

①進学先はどこを検討しているか

北海道は「道内」、関東近畿は「地方内」志向強い結果に

②家庭の経済状況は進学に影響しているか

北海道、九州、東北で影響大きいと感じている

③進路の情報はどこから得ているか

大学の公式サイトが主流、「学校の先生」は北海道が16.9%で最多

◆本調査の概要

  • 調査対象 :  全国の「Studyplus」ユーザー(高校生)

  • 回答者  :1,703名

  • 【属性分類】高校1年生300名、高校2年生 389名、高校3年生1,014人

  • 調査方法: 学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。

  • 調査時期 :  2025年8月8日〜8月13日


※本リリースにおけるデータは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。また複数回答可の設問では、各選択肢の数値は、全体の回答者数に対する割合を示しています。1人が複数の選択肢を選べるため、選択肢の合計が100%を超える場合があります。


本調査結果の詳細は、Studyplusトレンド研究所の公式サイトで紹介しています。

https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20251021

 トピックス①【進学先はどこを検討しているか】北海道は「道内」、関東近畿は「地方内」

「市町村内」と「都道府県内」を合わせた数値(都道府県内を希望)が最も高いのは北海道(計49.4%)となりました。また関東、近畿は「地方外」が2割程度で、8割が地方内への進学を希望しています。一方、「地方外」を検討する割合が最も高かったのは中国地方(61.8%)です。

 トピックス②【家庭の経済状況は進学に影響しているか】北海道、九州、東北で影響大きい

北海道・東北・九州のスコアが高くなりました。大学設置数や自宅から進学先までの距離と相関がありそうです。スコアが低かったのは関東や近畿で、地方と都市圏との格差が改めて明らかになりました。一方で、「地方外」への進学希望者が多かった中国地方は、他の地域と比べて低いスコアとなりました。

進学する地域に関して保護者はどのような考えがあるかについて、「特に意向はない」と回答したのが最も多かったのは関東でした。一方、保護者が「地元を希望している」割合が最も高かったのは北海道で、続いて近畿、九州、中国となりました。保護者が「地元以外を希望している」割合が多かったのは四国と中部です。※この問いは保護者がどのような考えを持っていると思うか「高校生」に聞いています。

トピックス③【進路の情報はどこから得ているか】大学の公式サイトが主流、「学校の先生」は北海道が16.9%で最多

情報をどこから得ているか地方別にみると、「大学の公式サイト・資料」がすべてのグループで最多となっています。その次が「SNS」である地方が多い中、北海道では「学校の先生」が16.9%で2番目になっています。

大学に関する情報量についてはどの地域も6割が「ある程度満足している」と回答し、大きな地域差はみられませんでした。

一方で、自由回答では「地域によって情報やアクセスに差があると感じる」などの声が寄せられました。

その他の自由回答「地域と大学の立地に関する意見」「都会・郊外ならではの悩み」「金銭面での意見」などを含めた完全版レポートをご希望の方は、以下よりお問い合わせください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe5X3GXkIqLrE8IU-UtmGFoOWwOc0UwuvpehSS-NIeELyediw/viewform?usp=header


■ Studyplusトレンド研究所  まとめと考察

今回の調査は、「地域と進路選択」をテーマに、経済状況と情報の観点から分析を行いました。

まず、経済状況については、「家庭の経済状況が進路選択に影響する」と考える割合は地方で高く、都市圏で低くなりました。特に九州や北海道でこの傾向が強くでており、都市圏から離れた地域ほど、進学に対する経済的なハードルを感じやすいことが改めて明らかになりました。

次に、進路に関する「情報量への満足度」や「情報入手経路」については、大きな地域差は見られませんでしたが、自由記述では北海道・東北・九州の高校生から「レベルの高い大学を地方に作って欲しい」「地方勢は難関大に受かった身近なモデルが乏しい」など、都市圏との差を訴える声もありました。

地方と都市圏との格差は健在で、今後より広がる可能性があります。「大学それぞれの魅力は適切に伝わっているか」改めて検討し、高校生が納得のいく意思決定ができるように、支援が必要です。


■学習管理アプリ「Studyplus」概要

「Studyplus」は、日々の勉強記録を可視化し、学習者同士でシェアして励まし合うことができる学習管理アプリです。

学習モチベーションの維持向上をサポートするとともに、志望校や目標、将来の夢に関する情報を提供し、未来の選択肢を広げます。

累計会員数1,000万人以上、大学受験生の2人に1人以上が利用しています。

 https://www.studyplus.jp/


※アプリダウンロードURL

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id505410049

Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studyplus.android.app



■「Studyplusトレンド研究所」概要

「Studyplusトレンド研究所」は、日本最大級の学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーを通じて、次代を担う若者の「いま」を見つめるための研究所です。

若者の学校生活や学習・受験といった側面から、好きなアーティストや消費行動といった生活者の側面まで、これからの新しい時代の「トレンド」を研究していきます。

https://www.trend-lab.studyplus.jp/



■スタディプラス株式会社 概要

  • 所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階

  • 代表取締役:廣瀬高志

  • 事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、若年層向けマーケティングソリューション「Studyplus Ads」、教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」の提供

  • 設立:2010年5月20日

  • https://info.studyplus.co.jp/

※App Store は Apple Inc. のサービスマークです。

※Google Play は、Google LLCの商標です。

※記載されている会社名および製品名は、各社の商号または商標です。



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会社概要

スタディプラス株式会社

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URL
https://info.studyplus.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区神田駿河台2-5-12 NMF駿河台ビル4階
電話番号
-
代表者名
廣瀬高志
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2010年05月