北九州市、公益財団法人北九州産業学術推進機構、kubell、「北九州市DX推進プラットフォーム」における地域のDXコミュニティ基盤を新設
地元の参加企業・団体間の連携を強化し、DX推進をより加速

北九州市(市長:武内 和久)、公益財団法人北九州産業学術推進機構(理事長:松永 守央)、株式会社kubell(本社:東京都港区、代表取締役CEO:山本 正喜、以下、kubell)は共同で「北九州市DX推進プラットフォーム」における、コミュニティ基盤を新設することをお知らせいたします。
kubellが提供するビジネスチャット「Chatwork」を「北九州市DX推進プラットフォーム」の参加企業・団体間のコミュニティ基盤として活用することで、参加企業・団体間の連携を強化し、DX推進をより加速させていくことを目指してまいります。
-
背景と目的
日本を代表する産業都市として発展してきた北九州市では、素材産業や加工組立産業、環境関連産業など、時代とともに高度な技術が求められる様々な業種の企業が立地しています。一方で、少子高齢化の進行が顕著で、それに伴う労働力不足への対応や既存産業の構造変化に対応する必要性が高まっています。特に、中小企業においては、業務効率化や新たな市場開拓に向けてDXに取り組めている企業は限定的であり、競争力の低下が懸念されています。こうした課題に対処するためには、DXに関する情報提供はもちろん、専門家やITベンダー等のサポート企業からのアドバイスや実務支援が必要不可欠です。
そこで、2020年12月に北九州市と北九州産業学術推進機構は共同で、「北九州市DX推進プラットフォーム」(https://ktq-dx-platform.my.site.com/DXmain/s/、以下、DX推進プラットフォーム)を創設しました。地元企業のDX・デジタル化に関する困りごとへの支援や課題解決のため、サポート企業とのマッチングをはじめ、現場派遣、DX推進補助金による支援など、切れ目のない支援を実施してきました。
そしてこの度、kubellが新たなパートナーに加わり、DX推進に向けたコミュニティ基盤を新設いたします。DX推進プラットフォームの公式Webサイトに加え、kubellが提供する「Chatwork」をコミュニティ運営に利用することで、会員同士の相互の連携や情報交換を促し、北九州地域のDX推進を加速してまいります。
-
新設するコミュニティで実現すること
DX推進プラットフォームの活性化を目的に、新たなコミュニティ機能として「Chatwork」を利用することで、会員企業・組織間の連携強化とDX推進を加速します。
<活用例>
・会員同士の双方向コミュニケーション
Webサイトでの情報提供に加え、チャットを活用することで、リアルタイムかつ双方向での情報交換や課題解決が可能になります。
・DXに関する相談窓口の設置
「知りたい」「相談したい」「DX人材を育成したい」など、ニーズに応じた相談をチャットで気軽に行えるようにすることで相談のハードルを下げ、迅速な対応を実現します。
・目的別グループチャットで、情報共有を最適化
テーマ別のグループチャットを設けることで、問題解決や関心事の最新情報にスムーズにアクセスできるようになり、目的の情報を素早く取得できます。
-
エンドースメント
北九州市産業経済局 中小企業振興課
北九州市ではDX推進を重要施策として掲げ、地元企業の競争力強化と地域経済の発展を目指してまいりました。このたび、北九州DX推進プラットフォームのコミュニティ推進にkubell社と一緒に取り組むことで、市内企業間の連携や知識共有が一層活発化することを期待しております。今後、北九州地域のDX加速のため、一体となった支援を行ってまいります。
公益財団法人北九州産業学術推進機構 ロボット・DX推進センター
当法人はこれまでDX推進プラットフォームの運営を通じて、多くの地元企業とDXの可能性を模索してまいりました。今回「Chatwork」を運営するkubell社とご一緒させていただくことで、これまで課題となっていた双方向のコミュニケーションが実現し、地元企業同士がより深くつながる仕組みを提供できると期待しています。この新たな取り組みを通じ、さらに多くの企業がDXに取り組みやすい環境を整えてまいります。
<公益財団法人北九州産業学術推進機構について>
公益財団法人北九州産業学術推進機構(Kitakyushu Foundation for the Advancement of Industry, Science and Technology 略称:北九州産業学術推進機構<フェイス>)は、北九州地域における産学官連携による研究開発や学術研究の推進等を行うことで、産業技術の高度化や活力ある地域企業群の創出・育成に寄与することを目指しています。
株式会社kubell 執行役員 兼 コミュニケーションプラットフォームディビジョン長 兼 経営企画ディビジョン長 澤口 玄
北九州地域のDX推進を支援する本取り組みに参画でき、大変光栄に思います。弊社が提供するビジネスチャット「Chatwork」を活用し、情報提供や企業間の相互交流を活性化することで、地元企業の課題解決や新たなビジネス機会の創出に貢献していきたいと考えております。今後、運営ノウハウの提供やDXに関する情報提供等を通じて、北九州地域のDX推進を力強く支援してまいります。
-
お問い合わせ
北九州市内の企業、その他市区町村・団体での導入については下記までお問い合わせください
kitaq-dx@kubell.com
-
株式会社kubellについて
「働くをもっと楽しく、創造的に」をコーポレートミッションとして掲げる株式会社kubell(旧Chatwork株式会社)は、誰もが使いやすく、社外のユーザーとも簡単につながることができる日本最大級のビジネスチャット「Chatwork」を運営しています。また、チャット経由で会計、労務、総務など様々なバックオフィス業務をアウトソースできる「Chatwork アシスタント」などのBPaaSサービスを幅広く展開。ビジネスチャットの会社から、BPaaSで「働く」を変えるプラットフォームを提供する会社へ。2024年7月1日より社名を株式会社kubell(読み:クベル)に変更しました。
代表取締役CEO:山本 正喜(やまもと まさき)
会社設立:2004年11月11日
事業内容:ビジネスチャット事業、周辺サービス・新規事業の開発運営
コーポレートサイト:https://www.kubell.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像