HUAWEIディベロッパー会議が日本で初開催 パートナーとともにHMSエコシステムの構築へ
2019年12月19日(木)、HUAWEIディベロッパー会議(HDD)が東京で初めて開催され、150人以上のパートナーとソフトウェア開発者が出席しました。会議では、HMS(Huawei Mobile Services、ファーウェイモバイルサービス)エコシステムとOpen Capability、Quick Appsの効率的な開発、AI Open Platform等を構築する戦略が紹介されました。
完全にオープン化されたHMSエコシステム
5Gの登場により、モバイルネットワークの発展が加速し、エンドユーザー向けのサービスとアプリケーションがますます重要になっています。技術革新をリードするファーウェイはユーザーにより良い体験を提供することを常に目標としてきました。その一環として、エコシステムの構築は現在ファーウェイが最も注力する戦略のひとつです。
2019年8月に開催されたHuawei Developer Conferenceで、ファーウェイは世界に向けてHMSを完全にオープン化し、開発者とともに新しいオールシーンスマートエコシステムを構築することを発表しました。
今回のディベロッパー会議ではHMSエコシステムがメインに紹介されました。
現在、HMSの基本機能であるHMSコア機能は、Account kit、Game Services、Analytics Kit、Location Kit、Map Kit、In-App Purchasesなどの14のサービスをオープンにしており、開発者が短期間に高品質のアプリケーションを開発することが可能です。また、ユーザー数を増やし、ユーザーのアクティビティを高め、マルチチャネル配信にてアプリ開発者のビジネスの成功を導くことを可能にします。
同時に開発者は、HMS Capability機能により、高性能なファーウェイ独自プロセッサHUAWEI Kirinチップ、スマートフォンに搭載されているスーパーナイトシーンモード、GPU Turboなど、ファーウェイの最先端のハードウェアテクノロジーを十分に活用・能力を引き出すことができ、ユーザーにより良いエクスペリエンスを提供することが可能です。
Huawei ML Kitは、開発者に機械学習技術に基づいた視覚的および言語サービスを提供します。これにより自然でインタラクティブな体験とインテリジェンスを得ることができます。視覚サービスには、テキスト認識、顔認識、画像タグ付け、オブジェクト検出と追跡、ランドマーク認識などが含まれます。言語サービスにはASR、TTSが含まれ、日本語を含む多言語認識および翻訳のサポートがあり、これらの内容は2020年の第2四半期にリリースされる予定です。
Huawei Scan Kitは、ほとんどの標準フォーマットおよび自動スケーリングをサポートします。CVテクノロジーに基づくScan Kitは、Androidデバイスを実行するすべての複雑なシナリオで成功率を大幅に向上させます。複数の呼び出し方法を提供し、最小5行のコードでコードスキャン機能を使用可能です。
Quick AppsとHUAWEI Ability Galleryの2つで、開発者とユーザー双方のニーズを満たす。
Huawei Quick AppとHUAWEI Ability Galleryの技術担当者は、この2つのサービスの異なる強みを紹介しました。その中で、Huawei Quick Appには「アプリをインストールせずクリックして利用」するという特長があり、効率的な開発が可能で、世界中の開発者がオールデバイス・オールシーンでアプリ体験を最適化するのに役立ち、ユーザーに正確かつ迅速なサービスを提供可能です。
HUAWEI Ability Galleryは、ファーウェイの総合的なサービスウィンドウおよび配信プラットフォームで、コンテンツとサービスの進化した新しい形を目指しています。さまざまなデバイスからのトラフィックを集約し、開発者にAI主導の正確なワンタイムでの情報配信ソリューションを提供します。HUAWEI Ability Galleryは、ファーウェイが見据える「1 + 8 + N」戦略の様々なデバイスに単一のエコシステムとして接続され、ユーザーの意図を事前に評価・判断し、その意図をクラウドサービスに送信し、ユーザーにとって最適な情報(サービス)を時間と場所を加味したうえで配信します。
これらの機能は、音声、視覚、タッチなどさまざまな自然なインタラクションにシームレスにアクセスし、手軽に実現されます。
日本のパートナーとのグローバルなWin-Win
ファーウェイのグローバルパートナーは、HMSエコシステムにアクセスすることで、海外アプリマーケットにて収益を上げることができるだけでなく、ファーウェイが中国市場の需要、アプリケーションの開発および普及などを強力にサポートいたします。
また、中国市場に参入を考えるアプリケーション開発者に、より多くの現地消費者に多様なタッチポイントの提供等をサポートします。
将来的に、ファーウェイは端末の強みをHMSエコシステム全体に拡張し、グローバルなソフトウェアおよびハードウェア統合プラットフォームを形成し、HMSを完全にオープンにし続けます。
HDDは、ファーウェイと開発者との綿密なコミュニケーションのイベントとして、トピックディスカッション、最新テクノロジーの観察、業界の事例共有などを通じて、最先端の業界トレンドおよびファーウェイ端末の新しいオープン機能とサービスを開発者に提供します。現在、HDDは世界中の多くの都市で開催され、業界の開発者にとって影響力を持ったイベントとなっています。HDDは、日本、ドバイ、スペイン、ポーランドに続き、ヨーロッパ、中東、南アフリカ、ラテンアメリカなどでも開催される予定です。グローバル規模で開発者と綿密なコミュニケーションをとり、オープンとイノベーションを提唱し続け、世界中の開発者たちと協力して、世界中のファーウェイのエンドユーザーに新しいスマートエコシステムエクスペリエンスを提供します。
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