kubellパートナー、BPaaS事業の業務プロセス代行サービス「タクシタ」提供開始

定常業務から専門領域までバックオフィスを支援、累計1,000社導入の「Chatwork アシスタント」を拡張した新サービスで中小企業のDXを加速

株式会社kubell

株式会社kubellパートナー(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田 亮一、以下、kubellパートナー)は、BPaaS(Business Process as a Service)の業務プロセス代行サービス「タクシタ」の提供を本日より開始いたします。

業務プロセス代行サービス「タクシタ」とは

「タクシタ」はチャットツールや連絡手段にかかわらず、経理、労務、採用、営業事務などさまざまなバックオフィス業務をオンラインで依頼できる、業務プロセス代行サービスです。必要なタイミングで必要な分だけ業務の依頼ができ、即戦力となる優秀なアシスタントがチーム体制で業務をサポートします。また、テクノロジーを活用した業務設計、システム導入支援、業務プロセス改善などの提案も行っています。

新サービスの名称は、お客様の大切な業務を“安心して託してもらえる存在でありたい”という想いを込めて「タクシタ」と命名いたしました。ロゴマークは、人の温かみ・安心感や、人と人との間で業務を託してもらうイメージをハイタッチで表現し、重要な情報や価値あるものを託されてきた象徴として鳩をモチーフにしています。

「タクシタ」の特徴

月に10時間から、日常業務から専門領域まで必要なタイミングで必要な分だけ業務の依頼が可能です。「業務が集中し、手が回らない」「専門人材(経理・労務など)の採用が難しくコストが高い」「少人数で業務を回しており属人化してしまっている」などさまざまなお悩みにお応えできるサービスです。また、利用するチャットツールや連絡手段を問わず、依頼可能です。

サービスサイト:https://go.taxita.com/

kubellグループが向き合う社会課題とBPaaS(Business Process as a Service)

日本社会は今、少子高齢化の加速により、労働人口の減少という深刻な課題に直面しています。中でも、国内企業者数の約99.7%を占める中小企業では、IT人材の不足を背景にDXが進まず、労働生産性は大企業の半分以下にとどまり、長年横ばいのままです。SaaSの普及が進む一方で、ツールの選定や運用に課題を抱える企業も多く、DXへのハードルは依然として高いのが現状です。

2025年12月期第1四半期決算説明資料

こうしたマジョリティ市場において、業務プロセスそのものをクラウド経由で提供する「BPaaS(Business Process as a Service)」は、SaaSに続く次なる潮流として注目されています。SaaSを使いこなすのではなく、SaaSやAIを活用した業務運用自体をプロに託すことで、本質的な業務効率化を実現することが可能です。このBPaaSの潜在市場規模(TAM)は42兆円(*1)にのぼるとされ、すでにDXに課題意識を持つ顕在層だけでも約3,000億円(*4)規模の市場が存在しています。

(*1)TAM 42.4兆円…給与所得者数:4,494万人(国税庁令和4年民間給与実態統計調査結果)× 中小企業で働く従業者数割合:68.8%(総務省平成28年経済センサス)× 中小企業平均給与:392万円(厚生労働省)× ノンコア業務割合平均:31.9%(当社調べ等)

(*2)SAM 28.6兆円…TAM × DXによる業務時間削減の割合:67.6%(当社調べ等)

(*3)SOM 1.7兆円…SAM × DXの課題認識があるがまだ取り組めていない中小企業の割合:48.2% (独立行政法人中小企業基盤整備機構)× 中小企業の費用における外注費の割合:13.0%(平成18年経済産業省企業活動基本調査)

(*4)2,983億円…SOMを「DXの取り組みを検討している中小企業」に絞った割合:16.6%(独立行政法人中小企業基盤整備機構)

サービス提供の背景・目的

こうした社会課題や市場の変化を受け、kubellグループでは2023年6月に業務プロセス代行サービス「Chatwork アシスタント」を正式リリース。国内利用者数No.1(*5) ビジネスチャット「Chatwork」を利用する企業を中心に展開し、あらゆるバックオフィス業務を幅広く支援してまいりました。2025年7月時点で導入企業は累計1,000社を超え、「Chatwork」未導入企業からの依頼も増加しています。AIエージェントの活用を含む業務設計や運用の最適化にも取り組み、BPaaS領域における次なる進化を見据えています。

そしてこのたび、これまでの知見と実績を土台に、より多様な業務領域に対応した業務プロセス代行サービス「タクシタ」の提供を開始します。中小企業のDXを、現場に寄り添いながら進めることを目指し、kubellグループは「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」として、社会の生産性向上に貢献してまいります。

(*5)Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report 2024年4月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。 調査対象はChatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS、Skypeを含む41サービスを株式会社kubellにて選定

株式会社kubellパートナー 代表取締役社長 岡田 亮一からのコメント

労働人口減少と働き方の多様化が進む今、中小企業が持続的に成長するには「より価値を生むためのコア業務に集中し、それ以外の業務は効率化すること」が不可欠だと考えます。当社は「Chatwork アシスタント」で培った知見を基盤に、新しいBPaaSサービス「タクシタ」を通じて、人材不足や資金規模に左右されることなく、それぞれの企業が本来持っている創造力を最大限に引き出せるよう、サービスの提供体制をさらに盤石なものにしてまいります。

株式会社kubellパートナーについて

「働くをもっと楽しく、創造的に」「すべての人に、一歩先の働き方を」というグループミッション・ビジョンのもと、「DXを通じた中小企業の生産性向上」という課題に取り組んでいるkubellグループ。株式会社kubellパートナーは、人とAIなどテクノロジーの力を掛け合わせたビジネスモデル「BPaaS(Business Process as a Service)」を構築し、業務プロセス代行サービス「タクシタ」や「MINAGINE」などのサービス提供を通して、経営における幅広い領域での本質的なDXを実現しています。

会社名:株式会社kubellパートナー

代表者:代表取締役社長 岡田 亮一(おかだ りょういち)

設立:2024年4月1日

所在地:東京都港区南青山1-24-3 WeWork 乃木坂

事業内容:BPaaS事業の開発運営

コーポレートサイト:https://www.kubell-partner.com

株式会社kubellについて

「働くをもっと楽しく、創造的に」をコーポレートミッションとして掲げる株式会社kubell(旧Chatwork株式会社)は、誰もが使いやすく、社外のユーザーとも簡単につながることができる日本最大級のビジネスチャット「Chatwork」を運営しています。また、チャット経由で会計、労務、総務など様々なバックオフィス業務をアウトソースできる「タクシタ」などのBPaaSサービスを幅広く展開。ビジネスチャットの会社から、BPaaSで「働く」を変えるプラットフォームを提供する会社へ。2024年7月1日より社名を株式会社kubell(読み:クベル)に変更しました。

代表取締役CEO:山本 正喜(やまもと まさき)

会社設立:2004年11月11日

事業内容:ビジネスチャット事業、周辺サービス・新規事業の開発運営

コーポレートサイト:https://www.kubell.com

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会社概要

株式会社kubell

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URL
https://www.kubell.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山1-24-3 WeWork 乃木坂 内
電話番号
-
代表者名
山本正喜
上場
東証グロース
資本金
27億6332万円
設立
2004年11月