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公益財団法人東京都歴史文化財団
会社概要

トーキョーアーツアンドスペース 「ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 4『接近、動き出すイメージ』」

公益財団法人東京都歴史文化財団

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、公募展や企画展、海外派遣などを通じて、段階的、継続的にアーティストの活動を支援しています。2018年度に開始した「ACT(Artists Contemporary TOKAS)」は、TOKASのプログラムに参加経験のある作家を中心に、注目すべき活動を行っているアーティストを紹介する企画展です。
今年で4回目となる本展は、時空間の構造を取り入れた絵画やインスタレーションを制作する齋藤春佳、物語活動家やデザイナーとしても活動を行う中澤大輔、そして架空の画家に擬態するユアサエボシの作品によって構成します。

 

展覧会名:ACT Vol. 4 「接近、動き出すイメージ」
英語タイトル:ACT Vol. 4 “Approach to Alternative Images”
会期:2022年2月5日(土)~3月21日(月・祝)
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷2-4-16)
開館時間:11:00 - 19:00(最終入場は30分前まで)
休館日:月曜日(3/21は開館)
入場料:無料
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース
参加作家:齋藤春佳、中澤大輔、ユアサエボシ
ウェブサイト:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2022/20220205-7082.html
※新型コロナウイルスの感染状況により実施内容が変更となる場合がございます。

▮ 展覧会について
3名のアーティストは、過去の出来事を起点にしながら、想像力を介入させることによって、共有されている時空間の拡張を試みる作品を制作しています。本展で齋藤と中澤は、1928(昭和3)年に建設されたTOKAS本郷の建物の歴史から着想した新作を発表。ユアサは、同時代に生きた架空の画家・ユアサヱボシの絵画を展示します。過去の出来事を現在に接続させるこれらの作品は、私たちが生きる社会の構造を顕在化させ、世界の異なる見方を提示します。昭和から令和へ、時代の流れとともに多様な人々が交流してきたTOKAS本郷の建物を舞台に、今ここに存在しない時間に接近することで、眼前の光景を再考する契機となることを目指します。

▮ 参加作家/略歴
齋藤春佳 SAITO Haruka
「TWS-Emerging 2012」参加、2011年「トーキョーワンダーウォール」賞受賞

 


時間という概念を物体の運動エネルギーによる変化の総体と捉え、出来事を時空間の構造と結び付けた絵画やインスタレーションを制作している。身の回りで起きた事象を作品に留め、観る人が知覚した空間における時間の操作を試みている。

本展では、TOKAS本郷の建物が建造時に工期が遅れたこと、また1945年の空襲によって被災したことに着目し、建物の変化をテーマにした映像インスタレーションを発表する。建物が建設され、消失し、修復によって再び現れるという時空間の変化を、発声される言葉や、物体の動きによって生まれる風に重ね合わせて表現する。

プロフィール:
1988年長野県生まれ。東京都を拠点に活動。201年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。主な展覧会に「都美セレクショングループ展 2020『描かれたプール、日焼けあとがついた』」(東京都美術館)、「立ったまま眠る/泳ぎながら喋る」(Art Center Ongoing、東京、2020)、「飲めないジュースが現実ではないのだとしたら私たちはこの形でこの世界にいないだろう」(埼玉県立近代美術館、2017)、「TWS-Emerging 2012『思い出せる光景と思い出せない光景を見た地球から見える星も見えない星も公転しあっている、地球含め』」(TWS本郷、東京)など。「VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」(上野の森美術館、東京)出展予定。主な受賞歴に「アートオリンピア」実行委員会特別賞(2015)、「トーキョーワンダーウォール公募 2011」トーキョーワンダーウォール賞など。

中澤大輔 NAKAZAWA Daisuke

 

 
人や場所、社会や習慣といった日常の背後に潜む小さな物語を収集・再構成し、演劇・文化人類学・建築などの手法を用いて、オルタナティブなものごとの見方を発見するための体験型作品を制作している。本展では、TOKAS本郷の建物がかつて東京市本郷職業紹介所*であったことに着想を得て、現代版の《本郷職業紹介所》を期間限定でオープンする。参加者は、さまざまな職業・立場の人たちに聞いた「働く意味」を鑑賞した後、紹介所の“職員”と面談し、自身の仕事についての振り返りを行う。人生の多くの時間を費やす仕事といかに向き合うべきか、過去と現在を横断しながら、参加者自身が働く意味について考える場をつくる。

*東京市本郷職業紹介所とは・・・知識階級を対象とする職業紹介所として、1929年2月に現在TOKAS本郷がある建物の3階に開設。当時は高等教育機関増設を背景に大学・専門学校卒業生が増える一方、不景気のため就職状況は悪化し、知識階級失業者の増加が社会問題となっていた。本郷職業紹介所は1931年に廃止され、小石川区に東京市知識階級職業紹介所が設置された。
TOKAS本郷の建物についての詳細はこちら https://www.tokyoartsandspace.jp/location/hongo.html

プロフィール:
東京都と京都府を拠点に活動。高校卒業時に同級生と劇団「ぺピン結構設計」を設立。近年では個人でも精力的に作品発表を行う。2015年ロンドン芸術大学セントマーチンズ校Narrative Environments修了。主な作品に《還りたい、還りたくない》(森の展示室、京都、2021)、《Passage Tells: Ameyoko》(上野アメ横魚草、東京、2020)、《Passage Tells: Shibuya》(渋谷駅構内、東京、2017)など。コロナ禍で延期となっていた日中韓3カ国共同制作による作品《The Behaviour Project》を2022年に再開予定。

ユアサエボシ YUASA Ebosi
「TWS-Emerging 2014」参加

 

 


大正生まれの架空の画家であるユアサヱボシ(1924~1987)に擬態し、創作に取り組んでいる。当時の時代背景だけでなく、福沢一郎や山下菊二など、実在した人物を架空の略歴に登場させ、これまで語られてきた歴史に巧妙なフィクションを織り交ぜながら制作している。本展では、ユアサヱボシが1960~1970年代に描いたとされる作品を発表する。シュルレアリスムやルポルタージュ絵画、アメリカ文化などに影響を受けた作風により、実際にあり得たかもしれない歴史を提示するとともに、現代を多様な視座で捉えようと試みる。


プロフィール:
1983年千葉県生まれ。千葉県を拠点に活動。2008年東洋美術学校絵画科卒業。主な展覧会に「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」(東京都庭園美術館、2022)、「still life 静物」(ギャラリー小柳、東京、2021)、「侵入するスペクトル」(AKIO NAGASAWA GALLERY AOYAMA、東京、2019)、「プラパゴンの馬」(EUKARYOTE、東京、2019)、「シェル美術賞アーティストセレクション 2018」(国立新美術館、東京)、「第20回 岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館、神奈川、2017)、「TWS-Emerging 2014『News paper collage project』」(TWS渋谷、東京)など。「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.10 ここに境界線はない。/?」(高松市美術館、2022)、「VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」(上野の森美術館、東京)出展予定。主な受賞歴に「第10回絹谷幸二賞」(2018)、「第13回千葉市芸術文化新人賞」(2015)など。

▮ 関連イベント
参加作家によるトーク(無料/予約制)
日時:2月5日(土)16:00-17:30
出演:齋藤春佳、中澤大輔、ユアサエボシ
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷

中澤大輔《本郷職業紹介所》面談(無料/予約制/鑑賞のみの予約は不要)
面談日時:2月5日(土)~3月21日(月・祝) ※木金土日 / 祝日のみ
13:30 / 14:00 / 14:30 / 15:00 / 15:30 / 16:00 / 16:30 / 17:00 / 17:30 / 18:00
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷 スペースB(2F)
所要時間:鑑賞時間を含めて約60分
定員:各回1名
予約はウェブサイトより受付中 https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/event/2022/20220205-7085.html

​※新型コロナウイルスの感染状況により、実施内容が変更となる場合があります。
 

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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区九段北4-1-28  九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967
代表者名
日枝 久
上場
未上場
資本金
-
設立
1982年12月
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