【プラスチック新法案】スプーン・フォークの有料化、49.3%が「賛成」
日本トレンドリサーチ・ごみについての調査
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、「ごみ」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので、その中から一部を紹介します。
■レジ袋に続き、プラスチックスプーンやフォークも有料化?
プラスチックごみの削減を目指す新法案「プラスチック資源循環促進法案」が3月9日、閣議決定されました。
法案では、コンビニなどで提供されることが多い“プラスチック製のスプーンやフォーク”の有料化が検討されているようです。
しかし、この法案が発表されると、SNS上では否定的な意見が多く挙がりました。
実際に全国の皆さんはプラスチックスプーンやフォークの有料化について、どのように考えているのでしょうか。
今回は、全国の男女840名を対象に、「プラスチックスプーン・フォークの有料化」についてアンケートを実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチによる調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/7639/)へのリンク設置
「ごみに関するアンケート」調査概要
調査期間:2021年3月15日~16日
質問内容:
質問1:“プラスチック製のスプーンやフォーク”の有料化について、どちらの考えですか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:「プラスチックゴミを減らしたいなら、まずはこれを実施するべき」と思うことがあれば、理由も併せて教えてください。
集計対象人数:840人(30代以下、40代・50代、60代以上、各280人)
集計対象:男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■年齢が上がるにつれ「賛成」が増加
はじめに、“プラスチック製のスプーンやフォーク”の有料化について、どちらの考えか聞きました。
今回の調査では、SNS上で多く見られる意見とは異なり、意外にも「賛成」派の方が多い結果となりました。
これを年代別に集計した結果、以下のようになりました。
「賛成」「反対」それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。
「賛成」回答理由
「反対」回答理由
年配の方は特に、コンビニなどのお弁当も「自宅で食べる」方が多く、プラスチックスプーンやフォークを使わないという方が多いようです。
一方、30代以下の方は、お昼に会社など「自宅以外」でコンビニ弁当を食べる方も多く、スプーンを持ち歩きたくないから反対という意見が挙がっていました。
■袋やスプーンへの施策以前に、実施すべきことがあるのでは?
続いて、「プラスチックゴミを減らしたいなら、まずはこれを実施するべき」と思うことについて聞きました。
「プラスチックゴミを減らしたいなら、まずはこれを実施するべき」と思うこと
プラスチックごみを減らすために、して欲しいこととして様々な意見があるようです。
プラスチック製品の「有料化」ではなく「廃止」を望んでいる声も多く挙がっていました。
今回の調査では、SNS上の意見とは異なり、「賛成」派の方が多い結果となりました。
環境のことも考えると、これからは「マイスプーン」「マイフォーク」を持参するなど、プラスチックスプーン等の利用について再考する必要があるのかもしれません。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/7639/
<記事等でのご利用にあたって>
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【日本トレンドリサーチについて】
『日本トレンドリサーチ』では、弊社運営のアンケートサイト「ボイスノート」などの調査サービスを使用し、各種サービス・商品などの満足度や、最近の出来事に関する意識調査の結果を公開しています。
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【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-43-1 池袋青柳ビル6F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
プラスチックごみの削減を目指す新法案「プラスチック資源循環促進法案」が3月9日、閣議決定されました。
法案では、コンビニなどで提供されることが多い“プラスチック製のスプーンやフォーク”の有料化が検討されているようです。
しかし、この法案が発表されると、SNS上では否定的な意見が多く挙がりました。
実際に全国の皆さんはプラスチックスプーンやフォークの有料化について、どのように考えているのでしょうか。
今回は、全国の男女840名を対象に、「プラスチックスプーン・フォークの有料化」についてアンケートを実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチによる調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/7639/)へのリンク設置
「ごみに関するアンケート」調査概要
調査期間:2021年3月15日~16日
質問内容:
質問1:“プラスチック製のスプーンやフォーク”の有料化について、どちらの考えですか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:「プラスチックゴミを減らしたいなら、まずはこれを実施するべき」と思うことがあれば、理由も併せて教えてください。
集計対象人数:840人(30代以下、40代・50代、60代以上、各280人)
集計対象:男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■年齢が上がるにつれ「賛成」が増加
はじめに、“プラスチック製のスプーンやフォーク”の有料化について、どちらの考えか聞きました。
49.3%の方が「賛成」、30.5%の方が「反対」でした。
今回の調査では、SNS上で多く見られる意見とは異なり、意外にも「賛成」派の方が多い結果となりました。
これを年代別に集計した結果、以下のようになりました。
60代以上では58.9%が「賛成」と回答しており、年齢が上がるにつれ、賛成派が多くなるようです。
「賛成」「反対」それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。
「賛成」回答理由
- コンビニで、いつも付いてくるけれど捨ててしまう。環境にわるいしもったいなく感じていました。これを機会に止めて、有料で本当に必要な人が使えばいいことです。(50代・女性)
- レジ袋もそうですが、慣れれば当たり前になります。資源保護のためにもいいのでは。(40代・男性)
- 必要がなくてもついついもらってしまうという行為を防げるので。(40代・男性)
- 使ってすぐ捨ててしまう物であり、再利用される事が少ないため、ゴミとなるならば有料化もあり得ると思う。マイ箸の様な動きが出て来る事を願いたい。(40代・男性)
- プラスチックごみは地球環境を守るために減らす必要がある。有料化によって減らす効果が期待できる。(60代・男性)
- いつも余計なものと感じていた。自分で用意すれば良い。(80代・男性)
- ビニール袋も有料だから他のプラスチック製品も有料でも不自然ではないから。(40代・女性)
- 袋以上にゴミになる確率が高いから。(30代・男性)
- 1人1人がマイスプーンやマイ箸を持ち歩くきっかけになればいい。(60代・男性)
「反対」回答理由
- クルマの中や仕事場で食べる時に常に携帯していなければいけないのは不便。(50代・女性)
- スプーン、フォーク、箸などを持ち歩く事になり、使用後洗う事が出来ないと不衛生。スプーンやフォークを有料化するのであれば代替えを検討し準備及び周知徹底すべきと考える。(60代・男性)
- なくすなら分かるが、有料なのが気にいらない。(60代・男性)
- そのうちスプーンに限らずいろいろなものが有料化されてしまいそうなので。(40代・男性)
- お金がかかるのは嫌だから。(40代・女性)
- いちいちスプーンやフォークなどを持ち帰ると、カバンとかに汚れや臭いがつきそうだから。(30代・女性)
- 必要がなければ辞退すればよい。その時はポイントをつけるとか。現状で有料化すれば、それは値上げである。(70代・女性)
- プラスティックスプーンを止めて、木のスプーンにしたら良い。何でも有料にすればいいというものではないだろう。(70代・男性)
- 何でも有料にしてもスプーン、フォークなど作ってる企業が大変な思いをするので反対。(40代・女性)
- 100円ショップなどで安価なスプーンを買ってすぐに捨てるだけで何の解決にもならない。(30代・男性)
- 店員さんの負担が増えるから。(10代・女性)
- 外で食べる際に、わざわざスプーンなどを用意していくのは面倒だから。(20代・男性)
年配の方は特に、コンビニなどのお弁当も「自宅で食べる」方が多く、プラスチックスプーンやフォークを使わないという方が多いようです。
一方、30代以下の方は、お昼に会社など「自宅以外」でコンビニ弁当を食べる方も多く、スプーンを持ち歩きたくないから反対という意見が挙がっていました。
■袋やスプーンへの施策以前に、実施すべきことがあるのでは?
続いて、「プラスチックゴミを減らしたいなら、まずはこれを実施するべき」と思うことについて聞きました。
「プラスチックゴミを減らしたいなら、まずはこれを実施するべき」と思うこと
- 海外のように、野菜を袋に入れないでそのまま陳列すればいいと思う。消費者も必要な分だけ買えるし、供給者も袋詰めする手間を省ける。(20代・女性)
- プラスチック製品を使っていない商品は消費税を0%にするなど目に見えるお得感がないと意識は変わらない。(40代・男性)
- お惣菜のプラスチック容器をリサイクルしやすい紙製にするか、容器持参を認めるか。(40代・女性)
- ペットボトルにかわる再利用可能な容器の開発が実現できれば、少しはゴミの減量が実現できるのでは?(70代・男性)
- 鶏肉などのトレーはやめて真空のパックにして欲しい。保存にもいいから。(50代・女性)
- コンビニ弁当の容器は変えるべき。かなり売れてるはずで、燃やしても大丈夫な素材を使うだけでCo2は減らせる。(50代・男性)
- シャンプーのボトル。もっと詰め替え用が安くなればみんなそっちを買うと思う。(50代・女性)
- 袋パンを留めるプラスチックの留め具はいらないと思います。(40代・女性)
- 卵のパックを紙にしたら良い。(30代・女性)
- ペットボトルのラベル。みんなが同時にやめれば不公平感も無い。プリンカップなどのお菓子の入れ物を紙にする。(30代・女性)
- ネットショッピングで購入したものの過剰包装。内袋の有無を選べるといい。(30代・女性)
- お菓子のビニールの個包装を減らす。お菓子の手渡しの際に個包装タイプは便利だが、結果的にビニールゴミが増えるからです。(30代・女性)
- プラ製品をなるべくなくす。たとえばプラの替りになる素材でつくるとか。たしか、植物由来の原材料で代替品つくれたんじゃなかったかな。(40代・男性)
プラスチックごみを減らすために、して欲しいこととして様々な意見があるようです。
プラスチック製品の「有料化」ではなく「廃止」を望んでいる声も多く挙がっていました。
今回の調査では、SNS上の意見とは異なり、「賛成」派の方が多い結果となりました。
環境のことも考えると、これからは「マイスプーン」「マイフォーク」を持参するなど、プラスチックスプーン等の利用について再考する必要があるのかもしれません。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/7639/
<記事等でのご利用にあたって>
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチによる調査」である旨の記載
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【日本トレンドリサーチについて】
『日本トレンドリサーチ』では、弊社運営のアンケートサイト「ボイスノート」などの調査サービスを使用し、各種サービス・商品などの満足度や、最近の出来事に関する意識調査の結果を公開しています。
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【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-43-1 池袋青柳ビル6F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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