自社開発のAIサポートツール「AIR」の業務利用を開始 -運用力向上により、お客さまの資産形成に貢献-

三井住友DSアセットマネジメント株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:荻原亘、以下「当社」)は、10月22日より、運用力を向上させ、お客さまの資産形成に貢献するため、運用部門にて投資リサーチ向けAIサポートツール「Assistant For Investment Research(AIR)」の本格的な業務利用を開始しました。
■ AIRの主な機能・特徴
1. 投資リサーチに利用可能な生成AI
投資リサーチの業務プロセスに最適化された、社内独自開発の生成AI搭載の汎用型サポートツールです。AIRが最新のニュースを理解し、投資判断に必要な情報を迅速に提供します。
これにより、迅速かつ的確な投資判断が可能となり、投資成果の向上が期待できます。
2. 主要AIモデルを幅広く利用可能
企業内部や特定の組織内部でのみアクセス可能なネットワーク接続(閉域接続)を利用して、Azure、AWS、Google Cloudの3大クラウドベンダーが提供するAIモデルをユーザーが自由に選択できます。
これにより、最適なモデルを使って高度な分析が可能となります。 多様なAIモデルを駆使することで、より複雑な市場分析が可能となり、投資戦略の精度向上が期待できます。
3. 特化型エージェント機能
長文レポートの作成、ファクトチェック、EDINET(注1)/TDnet(注2)開示情報からの情報抽出、過去のニュースと株価の相関関係の分析など、特定作業に特化した複数のエージェント機能(自動で作業を行う仕組み)を選択できます。
これにより、効率的で正確な情報収集と分析を行うことで、迅速な意思決定が可能となり、投資機会を最大限に活用することが期待できます。
注1 金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム
注2 東京証券取引所が運営する適時開示情報伝達システム
AIRのシステムの全体像(イメージ図)

■当社内でのAIR活用
AIRの活用により運用部門のみで年間約50,000時間の業務効率化を見込んでいます。
まず、マクロ調査グループではマクロ経済ニュースの情報収集や社内向けの取りまとめ業務に活用しています。また、円債クレジットグループでは市場分析と銘柄評価のシステム構築に活用しています。
今後は、社内全体での業務利用開始に向けて、引き続き開発を進めていきます。
■AIR開発の経緯
運用担当者が投資アイデア創出に集中できる環境の実現を目指し、積極的にAIなどの先端技術を活用してきました。AIRの基盤構築は2年前に着手し、運用部門担当者への個別ヒアリングや社内アンケートを通じて意見を収集してきました。これらを反映し、半年間の検証期間を経て今回の業務利用開始に至りました。
当社は、AIを含めた先端技術を活用し、今後も一層運用力の向上を図り、お客さまの資産形成に貢献してまいります。
重要な注意事項
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成日現在のものであり、今後予告なく変更されることがあります。また、将来の投資成果等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
三井住友DSアセットマネジメント株式会社
住所:〒105-6426 東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー26階
HP:https://www.smd-am.co.jp/
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
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