【徳山高専】高齢者向けデジタル機器講座「シニアICT相談会」を開催しました
マホ、タブレット、パソコンの操作に関する高齢者向け相談会
徳山工業高等専門学校(山口県周南市、校長:勇秀憲、以下「徳山高専」)は、地域の高齢者の皆さんがスマホ、タブレット、パソコンの操作で困っていることが相談できる「シニアICT相談会」を令和5年2月18日、山口県周南市久米市民センターにて開催致しました。活動や生活がより良くなるように支援する技術のことを、「アシスティブ・テクノロジー(AT)」といいます。本イベントは、本校のATチームにより実施されました。
- 「シニアICT相談会」実施概要
イベント名:シニアICT相談会
開催日:令和5年2月18日
会場名:山口県周南市久米市民センター
URL:[https://www.tokuyama.ac.jp/news_renkei/2023/02/ict2023218-1.html]
- 実施の目的
周南市久米地区社会福祉協議会、周南市久米市民センター(周南市久米支所)からの相談を受けて、また、文科省が教育機関に協力を呼び掛けて推進している「デジタル格差解消」の社会ニーズに応える活動として、地域のICT関連の困り事を解決することを目的としています。
受講者がしたいことができるようになるだけでなく、ICT機器の使い方を無理なく覚えられる教え方を心掛けています。2021年11月から高齢者タブレット講座、シニアICT相談会を合計20回以上、継続的に実施してきました。
2022年12月の周南市議会では、デジタル格差解消を促進する活動として取り上げられました。
- 実施した内容
スマホ・PC・タブレットの操作で困っている高齢者のために、各受講者が持参した端末を使いながら、徳山高専の学生・教員のボランティアスタッフが、困りごとを解決する方法を丁寧に説明しました。
今回は、料金明細の確認の仕方など、日常生活でスマホを使う上で直面する悩みを解決できました。
参加者の中には、知りたいことをリストにまとめてきた熱心な受講者もおられました。
本イベントは、午前の部(10:00~11:30)と午後の部(13:00~14:30)の2回に分けて、各回5名の定員で実施しました。初心者向けタブレット講座も同時開催し、自分の端末のない初心者は、徳山高専スタッフが用意したタブレットを使用して基本的な操作を学べるようにしました。
- 今後の展望
タブレットをはじめICT機器を使える地域の高齢者が増えると同時に、次に学びたいことや高齢者目線でのICT活用のアイデアも寄せられるようになってきています。ICT機器やその活用を触媒として、地域住民との新しい連携企画が生まれ、老若男女問わずに地域のみんなが交わって地域活性化につながることを期待して取り組みを続けていきます。
- 徳山工業高等専門学校について
徳山工業高等専門学校は、時代の強い要望により、昭和49年6月に設立された国立工業高等専門学校です。学科は機械電気工学科、情報電子工学科、土木建築工学科の3学科と専攻科は機械制御工学専攻、情報電子工学専攻、環境建設工学専攻の3専攻により成り、それぞれの境界領域を含めた専門分野において基礎理論の習熟とともに実験実習に重点をおいた教育を行い、総合判断力に優れた実践力のある開発型技術者の育成をめざしています。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 徳山工業高等専門学校
所在地:山口県周南市学園台
校長名:勇秀憲
設立:1974年
URL:https://www.tokuyama.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育
【取扱担当者】
徳山工業高等専門学校 機械電気工学科 准教授 三浦 靖一郎
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構
徳山工業高等専門学校 総務課地域連携推進係
TEL:0834-29-6227(平日8時30分~17時)
e-mail:tiren@tokuyama.ac.jp
~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/
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