昨年に続き、12月26日(火)より難民支援キャンペーン開始、チャリティ商品「Refugees Welcome」(ワッペン)の売り上げ全額を寄付
〜 NPO難民支援協会による日本に暮らす難民支援につなげる 〜 #RefugeesWelcome #ようこそ日本へ
英国発の化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)は、2017年12月26日(火)から2018年1月18日(木)の期間、日本に暮らす難民を支援することを目的に、「Refugees Welcome Campaign(レフュジーズ ウェルカム キャンペーン」を実施し、数量限定チャリティ商品であるワッペン「Refugees Welcome(レフュジーズ ウェルカム)」を日本全国の店舗およびオンラインストアにて販売します。本商品の売り上げの全額(消費税を除く)を、認定NPO法人難民支援協会(以下、難民支援協会)に寄付し、寒い冬に路上生活を余儀無くされるなどの環境におかれている難民に対する支援に役立てられます。
本件に関するプレスリリースはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d6160-20171220-9954.pdf
キャンペーン実施背景
紛争や人権侵害などの理由から母国を追われ、安全な環境で安心して生活を送るという当たり前の毎日を失い、自身や家族の命を守るために、やむを得ず故郷を離れ逃亡する人、「難民(Refugee)」。
国連によると難民の数は第二次世界大戦後最悪の状況で、2016年の世界全体の難民の数は6,560万人(※1)、この数字は前年よりも30万人増加し、過去最高の数となりました。難民が発生する国々の近隣諸国だけでは受け入れられない難民を世界各国で受け入れることは、今日の国際的な課題となっています。年々増え続ける難民にとって、逃れる場所を選択する余地はありません。そして、難民は毎年日本にも多く来ており、現在既に難民が2.5万人以上暮らしていると言われています(※2)。しかし、2016年に日本で難民申請をした数は10,901人(前年7,586人)で、そのうち認定されたのは28人(※3 / 前年27人)です。
これは、先進国の中でも圧倒的に少ない数字です。運良く日本に辿り着いた難民の多くは、認定を受けられないことにより、家族の呼び寄せ、日本語の学習、安定した就業などに困難を抱えやすい状況に陥っています。
日本では特に、年末年始は帰郷や家族で集まり新年を迎える人が増える時期です。様々な理由で日本という新たな「HOME」に辿り着いた難民が、日本社会で共に暮らしているというこの事実を、一人でも多くの方に知っていただき、難民を歓迎できる社会を目指すために、このキャンペーンの実施に至りました。
ラッシュは、人々が住む場所を決めることや、安全な場所を求めて新たな場所で生活を始めることは、誰もが持つべき権利であると考えます。また、難民保護および難民の受け入れは、難民にとって人として当たり前の日常が回復され、一人ひとりが社会に受け入れられることであると考えます。誰にとっても、今いるこの場所が自分の「HOME」と呼べることを願っています。
キャンペーン「Refugees Welcome Campaign」の概要について
本キャンペーン期間中、日本全国約100のラッシュ店舗およびオンラインストアにて、チャリティ商品のワッペン「Refugees Welcome」を販売します。この売り上げの消費税を除く全額を、日本で難民を支援する「難民支援協会」に寄付します。日本に逃れてきた難民は、来日直後の2〜3ヶ月は支援を受けることができません。シェルターも常に満室のため入居することができず、わずかな所持金が尽き、寒い冬の路上で生活を余儀なくされる人も少なくありません。今回のキャンペーンを通じた寄付金は、このような環境におかれる難民の支援に使われます。
ラッシュは、今回のチャリティ商品を通じて、日本で難民が暮らしやすい社会を作るために市民ができることなどを、店舗スタッフが顧客に直接伝えることで、日本で暮らす難民の存在や課題などの理解・認知を高めます。
キャンペーン名: Refugees Welcome Campaign(レフュジーズ ウェルカム キャンペーン)
キャンペーン期間: 2017年12月26日(火)〜2018年1月18日(木)
チャリティ商品名: 「Refugees Welcome(レフュジーズ ウェルカム)」
※ アイロンで貼り付けられます
価格: 500円(税込)
※ 売り上げの全額(消費税を除く)を難民支援協会へ寄付
販売場所: 日本全国約100のラッシュ店舗およびオンラインストア(www.lush.co.jp )
※1 出典:UNCHR Global Trends Forced Displacemend in 2016
※2 出典:難民支援協会「日本にいる難民のQ&A」
※3 出典:法務省入国管理局「平成28年における難民認定者数等について」
<参考>
ラッシュの難民支援への取り組みについて
LUSH(ラッシュ)は、「誰もが世界を自由に行き来し、その自由を楽しむべきであると信じています」。英国のEU離脱や米国の移民入国制限問題などの社会的背景も踏まえ、1995年のラッシュ創立以来初めて、2017年2月、ブランドの信念にこの一文を加えました。ラッシュにとって移動の自由とは、ラッシュの社員が様々な国を行き来し、各々のスキルアップやキャリアパスはもちろん、企業としての成長にも結びつく非常に重要な権利であり、この移動の自由という権利があったからこそ、世界49の国と地域でビジネス展開をするグローバル企業に成長することができました。これは、社員だけではなく、ラッシュ商品の原材料や資材の供給者が他国に入国できないケースもあり、ビジネスそのものへの影響も起こり得ることを意味しています。
2016年12月26日、世界中で難民問題が注目される中、日本にも難民がいるという事実を日本国民に伝えることを目的とした難民支援キャンペーンを行いました。このキャンペーンでは、チャリティ商品ソープやバスボム(入浴剤)を販売し、難民支援協会などの団体への約350万円の寄付により、日本に暮らす難民の方々への支援につなげることができました。
また、ラッシュジャパンとして、2017年2月から難民申請中の2名の採用を実現することができ、今後も継続的な採用を検討しています。
ラッシュ公式サイト内 参考アーティクル:
・ 2016年キャンペーン関連情報
「帰郷が叶わぬ彼らが今、望むもの」
https://jn.lush.com/tag/refugee-in-japan
・ 「#No Borders」 https://jn.lush.com/article/noborders
ラッシュとは
LUSH(ラッシュ)は、英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメブランド。創立以来、新鮮さとオーガニックにこだわった、採れたてのフルーツや野菜、香り高いエッセンシャルオイルを使い、一つひとつ手作りしています。また、原材料は地産地消にこだわり、可能な限り国内で入手し、全ての製品をキッチン(神奈川県の製造工場)で生産し、フレッシュな状態でお客様に商品をお届けしています。
また、ラッシュは、人・動物・環境に配慮したビジネスを展開しています。化粧品の動物実験廃止や、容器のリサイクルはもちろん、ゴミをゼロに近づけるためにプラスティック容器や包装を必要としない固形商品の開発など、ビジネスを通して社会に存在する様々な課題の解決を目指し、持続的な取り組みを推進しています。
RSPCA(王立動物虐待防止協会)グッドビジネスアワードを2006年、2007年、2009年に受賞。2006年にはPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)のTrailblazer Award for Animal Welfare(動物福祉の開拓者賞)も受賞。共同創立者のマーク・コンスタンティンとモー・コンスタンティンは美容業界への貢献によって2010年の新年叙勲者リストに載りOBE(大英帝国勲章)を受賞。2014年にはオブザーバー・エシカルアワードのBest in Business Award(最優秀ビジネス賞)を受賞、2016年の世界小売業者会議ではWorld’s Most Ethical Retailer(世界で最も倫理的な小売業者)に選ばれました。ショップやウェブサイトは、雑誌「Which?」の顧客調査において常に上位にランクインされています。現在ラッシュは世界49ヶ国に930店舗以上を展開し、日本では約100店舗を展開しています。
認定NPO法人 難民支援協会とは
難民支援協会(JAR)は、難民が新たな土地で安心して暮らせるように支え、ともに生きられる社会の実現に取り組んでいる団体です。年間4,000件以上(来訪者700人・70カ国)の相談に対して、専門的なスタッフが一人ひとりへ支援を行っています。さらに、制度改善のための政策提言・調査研究、および情報発信を行うなど、日本の難民保護を目的として総合的に活動しています。 www.refugee.or.jp
※ 各種統計データは、難民支援協会のサイトからご覧ください(https://www.refugee.or.jp/refugee/ )
※ 2010年および2016年、ラッシュのチャリティ商品「ニューチャリティポット」による助成実績有り。
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