『円形脱毛症に関するプレスセミナー』を実施 2大会連続金メダリストでアロペシア(脱毛症)の英国女子自転車競技のジョアンナ・ロウセル氏が来日
~昨年よりNPO法人円形脱毛症の患者会へのサポートを開始~
毛髪・美容・健康のウェルネス産業の株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 津村 佳宏)は、「円形脱毛症に関するプレスセミナー」を、2018年4月20日(金)に、アデランスADビル(新宿区)にて開催しました。
当社は、昨年12月より、毛髪で悩まれている方々への支援を目的に、「NPO法人円形脱毛症の患者会」へサポートを開始しました。企業の社会的責任として、これまで乳がんを始めとする抗がん剤治療により脱毛される方々のサポートをさせていただいておりました。今後は、円形脱毛症の患者会へのサポートを機に多くの髪に悩む方々をサポートすべく、円形脱毛症の方々へのサポートにも積極的に取り組んで参ります。
円形脱毛症とは、突然に頭部に類円形の脱毛斑を生じる病気ですが、重症になると頭全体の髪がなくなることもあります。だれにでも起こりうる病気ですが、一般には十分に理解されていません。生命には関係しませんが、見た目への影響は大きく、そのため患者様の悩みは深刻です。しかし、患者数が多い割には、病気の性質や適切な治療法、生活上の注意点などが十分に理解されていません。
当社のグループ会社の中で先進的なCSR活動を展開するアデランスUK社は、アロペシア(脱毛症)であり、ロンドン、リオデジャネイロで2大会連続金メダルを獲得した英国女子自転車競技のジョアンナ・ロウセル氏をウィッグアンバサダーに起用しています。今回、ロウセル氏の来日を記念し、日英の患者様が交流するとともに、円形脱毛症への理解促進を目的に本セミナーを開催しました。今後も、産学連携による大学との共同研究を積極的に行い、円形脱毛症の改善に向けた研究やエビデンスに基づいた商品開発などを推進していきます。
続いて、「NPO法人円形脱毛症の患者会」の理事長である東京医科大学皮膚科学分野 坪井 良治主任教授が、基調講演として、円形脱毛症ガイドラインの改訂や円形脱毛症の症状例、治療法などについて説明されました。その後、アロペシア(脱毛症)であり、ロンドン、リオデジャネイロで2大会連続金メダルを獲得した英国女子自転車競技のジョアンナ・ロウセル氏が、脱毛症との向き合い方など、自身の経験に基づいてお話されました。ロウセル氏から、「脱毛症は自分ではコントロールすることはできないが、スポーツは自分でコントロールすることができる、努力した分だけ報われる、という助言で乗り越えることができた。同じ症状に悩む方々にも、夢中になれる何かを見つけほしい」とメッセージがありました。
さらに、「NPO法人円形脱毛症の患者会」を代表し、武田信子氏からは、発病から現在に至るまでのお話や、現在の想いをお話しいただきました。また、日本大学大学院 文学研究科 社会学専攻 博士後期課程の吉村さやか氏より、「円形脱毛症を生きる‐当事者研究を通して‐」をテーマにご自身の経験や研究内容を発表いただいた後、パネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションでは、ジョアンナ・ロウセル氏、武田信子氏、吉村さやか氏、坪井 良治主任教授が、印象に残る経験や、円形脱毛症の患者へのサポートなどについて話されました。
■円形脱毛症について
円形脱毛症は、ある部分の毛が突然に抜けはじめ、気が付くと円形の脱毛班が生じているという髪の毛の病気です。多くは頭髪の脱毛として生じますが、重症化すると頭髪はすべてなくなり、眉毛、まつ毛、体毛などもなくなります。円形脱毛症の原因は、自分の毛が自分の白血球(リンパ球)によって攻撃・破壊される自己免疫疾患であるという説が有力です。また、円形脱毛症には投薬や塗り薬による治療の他、患者の生活の質の向上に貢献するとされる医療用ウィッグが利用されています。
■「NPO法人円形脱毛症の患者会」について
(上記に関するお問い合わせ先:NPO法人円形脱毛症の患者会 03-3874-8835)
円形脱毛症とは、突然に頭部に類円形の脱毛斑を生じる病気ですが、重症になると頭全体の髪がなくなることもあります。だれにでも起こりうる病気ですが、一般には十分に理解されていません。生命には関係しませんが、見た目への影響は大きく、そのため患者様の悩みは深刻です。しかし、患者数が多い割には、病気の性質や適切な治療法、生活上の注意点などが十分に理解されていません。
当社のグループ会社の中で先進的なCSR活動を展開するアデランスUK社は、アロペシア(脱毛症)であり、ロンドン、リオデジャネイロで2大会連続金メダルを獲得した英国女子自転車競技のジョアンナ・ロウセル氏をウィッグアンバサダーに起用しています。今回、ロウセル氏の来日を記念し、日英の患者様が交流するとともに、円形脱毛症への理解促進を目的に本セミナーを開催しました。今後も、産学連携による大学との共同研究を積極的に行い、円形脱毛症の改善に向けた研究やエビデンスに基づいた商品開発などを推進していきます。
当日は、当社代表取締役社長の津村 佳宏による挨拶の後、アデランス・ヨーロッパ社顧問で前アデランス・UK社社長 リン・ハリスが、アデランスグループの中で最も積極的にCSR活動を行うアデランス・UK社の活動内容ついて説明しました。
続いて、「NPO法人円形脱毛症の患者会」の理事長である東京医科大学皮膚科学分野 坪井 良治主任教授が、基調講演として、円形脱毛症ガイドラインの改訂や円形脱毛症の症状例、治療法などについて説明されました。その後、アロペシア(脱毛症)であり、ロンドン、リオデジャネイロで2大会連続金メダルを獲得した英国女子自転車競技のジョアンナ・ロウセル氏が、脱毛症との向き合い方など、自身の経験に基づいてお話されました。ロウセル氏から、「脱毛症は自分ではコントロールすることはできないが、スポーツは自分でコントロールすることができる、努力した分だけ報われる、という助言で乗り越えることができた。同じ症状に悩む方々にも、夢中になれる何かを見つけほしい」とメッセージがありました。
さらに、「NPO法人円形脱毛症の患者会」を代表し、武田信子氏からは、発病から現在に至るまでのお話や、現在の想いをお話しいただきました。また、日本大学大学院 文学研究科 社会学専攻 博士後期課程の吉村さやか氏より、「円形脱毛症を生きる‐当事者研究を通して‐」をテーマにご自身の経験や研究内容を発表いただいた後、パネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションでは、ジョアンナ・ロウセル氏、武田信子氏、吉村さやか氏、坪井 良治主任教授が、印象に残る経験や、円形脱毛症の患者へのサポートなどについて話されました。
■円形脱毛症について
円形脱毛症は、ある部分の毛が突然に抜けはじめ、気が付くと円形の脱毛班が生じているという髪の毛の病気です。多くは頭髪の脱毛として生じますが、重症化すると頭髪はすべてなくなり、眉毛、まつ毛、体毛などもなくなります。円形脱毛症の原因は、自分の毛が自分の白血球(リンパ球)によって攻撃・破壊される自己免疫疾患であるという説が有力です。また、円形脱毛症には投薬や塗り薬による治療の他、患者の生活の質の向上に貢献するとされる医療用ウィッグが利用されています。
■「NPO法人円形脱毛症の患者会」について
1975年に「円形脱毛症を考える会」として円形脱毛症患者を支援する活動を開始し、患者とサポーター、皮膚科専門医が協力して2017年9月1日より特定非営利法人 「円形脱毛症の患者会」として発展的に再出発しました。会員数は約200名。「円形脱毛症の患者会」は円形脱毛症の患者とそのご家族を支援するために、患者向け・家族向け講演会、医療相談、親睦会などの活動を定期的に行っています。
(上記に関するお問い合わせ先:NPO法人円形脱毛症の患者会 03-3874-8835)
■ジョアンナ・ロウセル氏について
ジョアンナ・ロウセル氏は、ロンドン、リオデジャネイロオリンピックで2大会連続金メダルを獲得した元英国女子自転車競技選手です(昨年3月、28歳で引退)。ロウセル氏は幼い頃に脱毛症にかかり、当社のグループ企業であるアデランス・UK社がウィッグの無償提供を行っています。ロウセル氏は、ウィッグを大会のセレモニー等で使用されています。また、自身の結婚式の際にもウィッグを着用し、その写真が英国の人気雑誌「Hello」誌にも取り上げられました。このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
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