コートジボワール代理店ATC Comafrique社との協業で西アフリカ16か国における農機事業を拡大
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:所司ケマル、以下ヤンマーアグリ)は、コートジボワールの販売代理店ATC Comafrique(アーテーセーコマフリック、以下ATC社)との協業により、西アフリカにおける農機販売事業を拡大します。

ヤンマーアグリとATC社は、ヤンマー商品の販売およびサービス業務をATC社に委託する、西アフリカの農業発展に向けた協業について、5月23日(金)に合意しました。2025年度より段階的に各国への販路を拡大し、2035年度にはコートジボワールやガーナなどを含む西アフリカ16か国で農機販売事業を行います。
西アフリカ地域はカカオやパーム油の栽培が盛んですが、近年では人口増加に伴う食糧不足の問題から稲作が注目されています。ヤンマーは稲作に適した農業機械を多数有しており、ATC社の販売網とサービス体制を生かし、西アフリカでの農業発展に貢献します。
今回の協業では、コートジボワールに所在するATC本社をオペレーション本部として、コートジボワールを含む西アフリカの16カ国において、ヤンマーのトラクター、コンバイン、耕うん機、エンジンおよび各製品の部品・アフターサービスをATC社より提供します。

<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
<ATC Comafrique社について>
ATC Comafrique社は、コートジボワール最大の企業のひとつであるBillon Family 財閥のグループ会社として1966年に創業した販売代理店です。西アフリカ3か国に6つの展示拠点と14のサービス拠点を有しており、自動車や農業機械の販売でコートジボワールの経済発展に貢献しています。
2021年に耕うん機の販売からヤンマーアグリとの取引を開始し、現在ではトラクターやコンバイン、部品・サービスの供給を行っています。
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