ニューヨークから日本凱旋!ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン東京公演開幕!
先月、アメリカ・ニューヨークでの初上演で称賛を受けた元宝塚歌劇団トップスターらによるブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョンが、8月10日より東京にて凱旋公演を行う。ニューヨークから帰ってきたビリー役トリプルキャストの峰さを理、麻路さき、姿月あさと、そしてヴェルマ役トリプルキャストの和央ようか、湖月わたる、水夏希、さらにロキシー役ダブルキャストの朝海ひかる、大和悠河の8人が、公演前日の舞台稽古の直前に記者会見に応じ、ニューヨーク公演のエピソードと凱旋公演にかける意気込みを語った。
座席数が2,500超の大劇場、NYリンカーンセンターのデビット・H・コーク・シアターでの公演初日を振り返り、峰さを理(ビリー役)は、「舞台に出るまでは、お客様が男役をどうやって受け入れられるのか不安でした。でもアンサンブルの子たちが作ってくれた雰囲気に加え、ビリーが登場した時の客席からの拍手と歓声で、『大丈夫なんだ!』と感じました。あの瞬間は一生忘れません。」と自信に満ちた表情で語った。その初日公演を観劇したニューヨーク・タイムズ紙のチャールズ・イシャーウッドは、峰さを理を「上品な人当たりの良さとシニシズムとセックスアピールを兼ね備えて発散させ、コントラルトの声は説得力に満ち、いや、むしろ不気味なくらい雄々しい響きに満ちていた。」と評した。
リオ・オリンピックの開催国、ブラジルに居住している麻路さき(ビリー役)は、リンカーン・センター・フェスティバルに参加し、『シカゴ』で主演したことに「素晴らしい経験をさせて頂きました。NYだからこそ、この感激があり、それが今自分の中に入っています。また今はオリンピックが始まったばかりで、その勢いにも乗って、みんなで頑張っていきたいと思います。」と抱負を語った。彼女がビリー役として登場した時も、客席から割れんばかりの拍手と歓声が送られ、ニューヨークの観客が、女性が演じる男役「ビリー」への期待感が伺える瞬間だった。そして彼女がビリーを演じると登場時よりも大きい拍手で称えられた。
この宝塚歌劇OGバージョンの前哨戦とも言うべきコンサート「Dancin’ Crazy 2」(2012年)での『シカゴ』ダイジェスト版で、男役による「ビリー像」を創り、このプロダクションが製作されるきっかけを作ったと言っても過言ではない姿月あさと(ビリー役)は、「シカゴという作品の意味や内容を改めて理解できたのでそれを生かして頑張りたいです。」とNYで探求した作品の奥深さを披露すると意気込んだ。
ニューヨーク・タイムズ紙に「そのしなやかで手足の長い体貌と揺れるポニーテイルで存在感あるヴェルマとして人の心を捕らえ、ビリー・フリンがライバル女性の弁護に奔走することに煮えくり返る姿を好演した」と評された和央ようかは、「今思い起こしても夢のような出来事で幸せでした。大好きなヴェルマ・ケリーを日本で演じられるので、ワクワクしています。」と、現在の活動拠点であるニューヨークでの成功を喜び、日本凱旋への期待感を表した。
2015年の『シカゴ』アメリカ人キャスト来日公演時に英語でヴェルマを演じ、今回も同役を務めている湖月わたるは、「お客様が1曲1曲に熱い歓声を送ってくださり、男役に対してのリアクションも素晴らしく、今思い出しても鳥肌が立つくらい。そのリアクションからパワーをもらえました。その感動を伝えるために精一杯、東京凱旋公演をお届けしたいと思います。」とニューヨークの観客からの爆発的な反応を振り返り、凱旋へとつなげる思いを語った。
ニューヨーク・タイムズに「創意溢れるコメディ性でイノセントな仮面を被ったり外したりして見事に表現した」と評されたロキシー役の朝海ひかるは、「一つ一つ自分たちで演じたということを思い出して、日本の皆様にも『シカゴ』の素晴らしさをお伝えしていきたいなと思います。」と語った。
コーク・シアターの舞台上に登場すると、まるでアイドルのような大歓声を受け、その身体能力から成せるパフォーマンスで客席を魅了した水夏希(ヴェルマ役)は、「この『シカゴ』は、アメリカの方が大好きな作品なんだと実感いたしました。作品の素晴らしさをお客様のリアクションとパワーから教えていただきましたので、それを日本の皆様にお伝えしたいと思います。」と意気込みを語った。
大歓声と拍手でニューヨークのファンに迎えられ、ナチュラルな演技で「殺人者ロキシー」に唯一無二な魅力を加えているとクリエイターからも絶賛されている大和悠河は「ちょっとしたセリフでも拍手と歓声で迎え入れられたNY公演。更に進化させた東京凱旋公演にしていけるよう頑張りたいです。」と抱負を語った。
ミュージカル『シカゴ』は、夜の街にジャズの音色が響き、マフィアが暗躍する1920 年代、禁酒法時代のアメリカ・イリノイ州シカゴが舞台。夫と浮気相手の妹を殺害したヴォードヴィルダンサー、ヴェルマ・ケリーと、自分を裏切った不倫相手を殺害したコーラスガールのロキシー・ハートが、敏腕悪徳弁護士ビリー・フリンを雇い、無実とショービズ界での成功を目指す、何でもあり<All That Jazz>な物語。「オール・ザット・ジャズ」を始め、名曲ぞろいの楽曲と、ブロードウェイの伝説的クリエーター、ボブ・フォッシーによるスタイリッシュでセクシーなダンスを楽しめる傑作だ。トニー賞6部門、オリビエ賞、グラミー賞など世界中の主要な演劇賞を独占し、1996年から続くブロードウェイ公演では、アメリカ作品としては史上1位のロングラン記録を更新し続け、現在20周年のアニバーサリー・イヤーを迎えている。
7月の横浜公演、そしてNYリンカーン・センター・フェスティバル公演、そして8月、満を持しての凱旋公演が始まる。「心から讃えたい−−− 隅々まで磨き上げ、歌唱も素晴らしく、ドラマを粋に演じたことを」*と称賛された『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン。舞台の聖地ニューヨークでの公演を終え、これまで以上の輝きを放とうと、高みを目指す彼女たちから目が離せない。
ブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョン
東京公演 8月10日〜21日 東京国際フォーラム ホールC
大阪公演 8月25日〜31日 梅田芸術劇場メインホール
公式ホームページ http://chicagothemusical.jp/
(撮影=メイン取材 GEKKO/Kumiko Suzuki NY舞台写真=Masahiro Noguchi)
*引用元:ニューヨーク・タイムズ紙、チャールズ・イシャーウッドの劇評より(2016年7月21日)
座席数が2,500超の大劇場、NYリンカーンセンターのデビット・H・コーク・シアターでの公演初日を振り返り、峰さを理(ビリー役)は、「舞台に出るまでは、お客様が男役をどうやって受け入れられるのか不安でした。でもアンサンブルの子たちが作ってくれた雰囲気に加え、ビリーが登場した時の客席からの拍手と歓声で、『大丈夫なんだ!』と感じました。あの瞬間は一生忘れません。」と自信に満ちた表情で語った。その初日公演を観劇したニューヨーク・タイムズ紙のチャールズ・イシャーウッドは、峰さを理を「上品な人当たりの良さとシニシズムとセックスアピールを兼ね備えて発散させ、コントラルトの声は説得力に満ち、いや、むしろ不気味なくらい雄々しい響きに満ちていた。」と評した。
リオ・オリンピックの開催国、ブラジルに居住している麻路さき(ビリー役)は、リンカーン・センター・フェスティバルに参加し、『シカゴ』で主演したことに「素晴らしい経験をさせて頂きました。NYだからこそ、この感激があり、それが今自分の中に入っています。また今はオリンピックが始まったばかりで、その勢いにも乗って、みんなで頑張っていきたいと思います。」と抱負を語った。彼女がビリー役として登場した時も、客席から割れんばかりの拍手と歓声が送られ、ニューヨークの観客が、女性が演じる男役「ビリー」への期待感が伺える瞬間だった。そして彼女がビリーを演じると登場時よりも大きい拍手で称えられた。
この宝塚歌劇OGバージョンの前哨戦とも言うべきコンサート「Dancin’ Crazy 2」(2012年)での『シカゴ』ダイジェスト版で、男役による「ビリー像」を創り、このプロダクションが製作されるきっかけを作ったと言っても過言ではない姿月あさと(ビリー役)は、「シカゴという作品の意味や内容を改めて理解できたのでそれを生かして頑張りたいです。」とNYで探求した作品の奥深さを披露すると意気込んだ。
ニューヨーク・タイムズ紙に「そのしなやかで手足の長い体貌と揺れるポニーテイルで存在感あるヴェルマとして人の心を捕らえ、ビリー・フリンがライバル女性の弁護に奔走することに煮えくり返る姿を好演した」と評された和央ようかは、「今思い起こしても夢のような出来事で幸せでした。大好きなヴェルマ・ケリーを日本で演じられるので、ワクワクしています。」と、現在の活動拠点であるニューヨークでの成功を喜び、日本凱旋への期待感を表した。
2015年の『シカゴ』アメリカ人キャスト来日公演時に英語でヴェルマを演じ、今回も同役を務めている湖月わたるは、「お客様が1曲1曲に熱い歓声を送ってくださり、男役に対してのリアクションも素晴らしく、今思い出しても鳥肌が立つくらい。そのリアクションからパワーをもらえました。その感動を伝えるために精一杯、東京凱旋公演をお届けしたいと思います。」とニューヨークの観客からの爆発的な反応を振り返り、凱旋へとつなげる思いを語った。
ニューヨーク・タイムズに「創意溢れるコメディ性でイノセントな仮面を被ったり外したりして見事に表現した」と評されたロキシー役の朝海ひかるは、「一つ一つ自分たちで演じたということを思い出して、日本の皆様にも『シカゴ』の素晴らしさをお伝えしていきたいなと思います。」と語った。
コーク・シアターの舞台上に登場すると、まるでアイドルのような大歓声を受け、その身体能力から成せるパフォーマンスで客席を魅了した水夏希(ヴェルマ役)は、「この『シカゴ』は、アメリカの方が大好きな作品なんだと実感いたしました。作品の素晴らしさをお客様のリアクションとパワーから教えていただきましたので、それを日本の皆様にお伝えしたいと思います。」と意気込みを語った。
大歓声と拍手でニューヨークのファンに迎えられ、ナチュラルな演技で「殺人者ロキシー」に唯一無二な魅力を加えているとクリエイターからも絶賛されている大和悠河は「ちょっとしたセリフでも拍手と歓声で迎え入れられたNY公演。更に進化させた東京凱旋公演にしていけるよう頑張りたいです。」と抱負を語った。
(左から、大和悠河、朝海ひかる、和央ようか、麻路さき、峰さを理、姿月あさと、湖月わたる、水夏希)
ミュージカル『シカゴ』は、夜の街にジャズの音色が響き、マフィアが暗躍する1920 年代、禁酒法時代のアメリカ・イリノイ州シカゴが舞台。夫と浮気相手の妹を殺害したヴォードヴィルダンサー、ヴェルマ・ケリーと、自分を裏切った不倫相手を殺害したコーラスガールのロキシー・ハートが、敏腕悪徳弁護士ビリー・フリンを雇い、無実とショービズ界での成功を目指す、何でもあり<All That Jazz>な物語。「オール・ザット・ジャズ」を始め、名曲ぞろいの楽曲と、ブロードウェイの伝説的クリエーター、ボブ・フォッシーによるスタイリッシュでセクシーなダンスを楽しめる傑作だ。トニー賞6部門、オリビエ賞、グラミー賞など世界中の主要な演劇賞を独占し、1996年から続くブロードウェイ公演では、アメリカ作品としては史上1位のロングラン記録を更新し続け、現在20周年のアニバーサリー・イヤーを迎えている。
7月の横浜公演、そしてNYリンカーン・センター・フェスティバル公演、そして8月、満を持しての凱旋公演が始まる。「心から讃えたい−−− 隅々まで磨き上げ、歌唱も素晴らしく、ドラマを粋に演じたことを」*と称賛された『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン。舞台の聖地ニューヨークでの公演を終え、これまで以上の輝きを放とうと、高みを目指す彼女たちから目が離せない。
ブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョン
東京公演 8月10日〜21日 東京国際フォーラム ホールC
大阪公演 8月25日〜31日 梅田芸術劇場メインホール
公式ホームページ http://chicagothemusical.jp/
(撮影=メイン取材 GEKKO/Kumiko Suzuki NY舞台写真=Masahiro Noguchi)
*引用元:ニューヨーク・タイムズ紙、チャールズ・イシャーウッドの劇評より(2016年7月21日)
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