ニューヨーク・タイムズ「Economic Scene」のコラムニストが語る逸材発掘法　新刊『TALENT　「人材」を見極める科学的なアプローチ』4月21日発売決定！

才能ある人々＝TALENTが、互いに見いだされることを願って。あなたの組織に必要なTALENTとは？

ビジネス書や実用書を中心に扱う出版社である株式会社クロスメディア・パブリッシング（東京・渋谷区、代表取締役・小早川幸一郎）は、2023年4月21日に書籍『TALENT　「人材」を見極める科学的なアプローチ』を刊行します。本書は、ニューヨーク・タイムズ「Economic Scene」のコラムニストであるタイラー・コーエン氏と、起業家でエンジェル投資家の一面も持つダニエル・グロス氏が、人材採用の場で逸材発掘をするためのメソッドを説いた一冊です。

 

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• なぜ「人材（TALENT）」が重要なのか

アメリカ全国産業審議会の年次調査によると、人材雇用はCEO（最高経営責任者）を始めとする経営者の最大の関心事だと言われています。さらに、必要なスキルと才能を持った人材を確保できないことは、ビジネスにとって最大の脅威です。

著者たちがCEOや非営利団体の代表者、ベンチャー投資家から聞いた話によれば、常に頭から離れない懸念事項は「適切な人材の不足および、それを補う人材確保の方法」が分からないことだというのです。

よい人は辞めてしまう。にもかかわらず、よい人は採用できない。組織にとって常につきまとう、人材難。

本書では「人材」＝TALENTという特別な言葉でくくり、

・本当に、その組織にとっての、「かけがえのない人材」
・その組織を変革できる、「才能ある人材」

について、あらゆる角度からアプローチしています。

著者のひとり、タイラー・コーエンは経済学者であると同時に、シリコンバレーで常に才能ある人材を探しています。また、もうひとりの著者、ダニエル・グロスもスタートアップ界隈で世界中の野心的な人材を見つけることに焦点をあてています。

本書は、著者たちの情熱が詰まった、大変ユニークな本で、面接で使える質問例も豊富に示されています。
 

• オンラインで相手とうまく会話する方法

「対面による交流のほうがZoom会議よりも多くの情報が得られるのは、どうしてでしょう？」

この質問を面接の応募者にすれば、

・「そもそもどうすればZoomはうまくいくだろう？」
・「対面式のミーティングが成功する理由は何か？」

など、オンラインの限界と利点を理解しているかを確認できる上、この人の内省能力と社会的能力もテストすることができます。

この人はこれまで何度もオンラインや対面での面接を受けてきたことでしょう。

「過去の面接はうまくいったのだろうか？」
「 この人は何を感じ、面接のタイプによって、どんな違いを感じただろうか？」
「 この人はこうした違いをどのくらい明確に語れるだろうか？ 」

この質問は自己認識と話の明瞭さ、そして、うまくこなさなければならないタスクに集中する能力を見極めることができるのです。
 

• 「人材（TALENT）」におけるパーソナリティを分析

会社や組織は自らを「大胆で革新的」と形容したがりますが、どんなときにもこの表現が当てはまる組織は少数派です。

それにもかかわらず、採用においては、経営者による一種の自己欺瞞として、革新的な人材を探そうとすることが多いのです。しかし、会社が本当に必要としているのはどんな人材かを正直に考えるべきでしょう。たとえば、みなさんの会社が次に必要としているのは革新的というより、忠実で信頼できる人物なのではないでしょうか？

みなさんの会社には、思った以上に「忠実な文化」が根付いているかもしれません。みなさんの組織に関する表現は必ずしも正確ではない場合もあり、ヘタをすると自分で自分の首を絞めかねない結果になります。より適性があり、最終的により質の高い結果をもたらす人材を採用する機会を犠牲にしてまで、自尊心を満たそうとしてはならないのです。
 

• 世界の一流著名人から絶賛の声

「私は未知の優れた人材を見つけ、その能力を伸ばすことがわかっていない。私は人材発掘や育成をうまくやろうと何年もかけてきました。本書を読んでその学びの多さに驚かされました」
サム・アルトマン　OpenAI CEO
 
「人材発掘とは、あらゆるビジネスの問題の中で最も難しいもののひとつである。「優れた人材の探索」は、2人の聡明で深い象徴的な著者が、想像力を発揮したときに起こるものです。この本は私のお気に入りです」
マルコム・グラッドウェル　『天才! 成功する人々の法則』著者
 

• 面接で役に立つ！「人材（TALENT）」を見つけるための質問例

 

 

 

• 著者紹介

タイラー・コーエン（TYLER COWEN）
経済学者、コラムニスト、ブロガー。米国ジョージ・メイソン大学教授。ニューヨーク・タイムズのコラム「Economic Scene」を執筆しており、2016年からはブルームバーグ・オピニオンのレギュラー・オピニオン・コラムニストとなっている。エコノミストが2011年に行った専門家の投票では、「過去10年間で最も影響力のあった経済学者は誰か」の上位にあげられた。

ダニエル・グロス（DANIEL GROSS）
2010年、Y Combinatorのプログラムに参加(人工知能に注力)した当時、最年少の創業者であり、Greplin社（後にCueと改名）を立ち上げた。2018年、アーリーステージで遠隔地のスタートアップアクセラレーターおよびファンドであるPioneer社を創設し、世界中の才能と野心的な人々を見つけることに焦点を当てている。
 

• 書籍情報

『TALENT　「人材」を見極める科学的なアプローチ』

著者：タイラー・コーエン、ダニエル・グロス［著］ プレシ南日子［訳］
定価：2,288円（本体2,080円＋税）
体裁：四六判 ／ 480ページ
ISBN：978-4-295-40822-2
発行：株式会社クロスメディア・パブリッシング（クロスメディアグループ株式会社）
発売日：2023年4月21日

 

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