「日本人の自己肯定感と教育について」、Z世代がオンライン・ディスカッションを開催しました。

Z世代が様々なテーマについて議論する次世代会議が9/14(日)に開催されました。

株式会社OVER20&Company.

『20代から、世界を変える』をステートメントに掲げ、若者に教育事業を展開する、株式会社OVER20&Company (オーバートウェンティアンドカンパニー、東京都港区、代表取締役社長:

糸井 達哉⦅いとい たつや⦆)は2025年8月下旬から、『PROJECT any(プロジェクトエニー)』内にて、Z世代のリアルな視点を知ることが出来る『次世代世代会議』ディスカッションレポートを公開しています。

https://www.project-any.com/blog/categories/next-gen-conference

9/14(日)に日本・アメリカ・カナダに住むZ世代と共に開催された「日本人の自己肯定感と教育」に関するディスカッションレポートが公開されたことをお知らせいたします。

レポート

【参加者(※仮称)

マコさん(モデレーター): 本イベントの進行役。北海道大学を卒業後、アメリカの大学院に在籍。移民と帰国子女の自己肯定感と教育について研究しているため、今回のトピックを選んだ。「自己肯定感は大事である;ハイ」、「自己肯定感はどうしたら上がる?; 家庭と教室での成功体験を積む教育」

マックスさん:アメリカの大学院博士課程に在籍。「自己肯定感は大事である;ハイ」、「自己肯定感はどうしたら上がる?;他者貢献の積み重ね」

タロウさん:カナダの大学に在籍。「自己肯定感は大事である;ハイ」、「自己肯定感はどうしたら上がる?;感謝を忘れない、大切な人とのコネクション」

タカシさん: 一橋大学大学院在籍。「自己肯定感は大事である;イイエ」、「自己肯定感はどうしたら上がる?;自己肯定感に拘らない」

ユイさん: 創価大学在籍。「自己肯定感は大事である;ハイ」、「自己肯定感はどうしたら上がる?;家庭と教室での教育、そして旅に出るべき」

テーマ1:「日本人と『謙遜』の文化」その謙遜、本心ですか?

議論はまず、「日本人の自己肯定感は高いと思うか、低いと思うか」という問いから始まった。多くの参加者が「低い」と答える中、その背景にある日本特有の「謙遜の文化」が話題の中心に。果たして、私たちの謙遜は本心なのか、それとも社会的なポーズなのだろうか。

マコさん(モデレーター):まず、日本人の自己肯定感って高いと思いますか?低いと思いますか?

タロウさん:低いと思ってました。なんか日本にいた時って、僕もそんな高くなかったんですけど、「これをやっても意味がないんじゃないか」って思うような人が多かった気がして。

ユイさん:低いというか、謙遜の文化って日本にあるじゃないですか。そこと相性が悪そうだなってずっと思ってて。自己肯定感ありますかって聞かれても「はい、あります」って答えにくいんだろうなって。。。

マックスさん:面白いですね。じゃあもし、その謙遜の部分を取っ払ったとしたら、ユイさんは、自己肯定感はご自身で高いと思いますか?

ユイさん:そうですね、割と高いと思います。なんか自己肯定感って、存在してていいみたいな部分だと思うので。

マコさん(モデレーター):私は幼少期アメリカに住んでて、そこから日本に帰ってきた時にわかんなかったのが謙遜の文化で。自慢がダメみたいな風潮があったんですよ。自分のやってることを誇るのは何が悪いんだって。で、謙遜ってみんなが本気でへりくだってるものだと勘違いしてたんですけど、どうやらそうじゃないんだと。どれぐらいの気持ちで謙遜ってみんな言ってます?

マックスさん:本心では思ってないけど、社会的に言わなきゃいけないから言っちゃうって感じ?(笑)。結構言うんじゃないですか?僕、面白いと思うのが、日本語を勉強してるアメリカ人とかが謙遜を使ってるのを見て、「あ、この人すごい日本語学んでんだな」って感じるときもあるし。意外とみんな自己肯定感はそれなりにあって、プライドを持ってやってるけれども、アンケートでは低く答えとこうみたいな。だから僕自身はそこまで心配しなくていいんじゃないかなって思ってます。

テーマ2:「武士道に学ぶ『正しい謙遜』」それは謙遜か、それとも自己否定か

「謙遜」というキーワードから「武士道」という言葉が飛び出した。かつての日本人が持っていた謙遜の精神と、現代の私たちが使う謙遜の意味合いは、果たして同じものなのだろうか。正しい「謙遜」とは何なのだろうか。

タロウさん:謙遜の話に戻るんですけど、違う意味で捉えてる人がいるのかなって。昔、武士道というものがあったじゃないですか。どんなに偉業を成し遂げても、まだ上を目指す志を持つ、みたいな。だからそれが謙遜と捉えられるようになってるけど、実は別で自分の中ではまだ上があるから頑張ってるだけ、みたいな。

マコさん(モデレーター):うんうん。

タロウさん:それを謙遜だと思ってたんですけど、今の世の中って、何か簡単なこと成し遂げたとしても「いやいや私は全然です」みたいなのが美徳みたいに言われてるじゃないですか。でも元々そういう意味で謙遜ってあったんじゃないんだろうなって思っていて、多分そこがズレちゃってる。元々自己肯定感がある上での、さらに上を目指せるっていう上での謙遜だったのに、謙遜するのが当たり前で、自分を肯定することが悪いことかのように。。。

マコさん(モデレーター):あー、なるほど!!

タロウさん:その上で、僕は自己肯定感あっても全く損じゃないんじゃないかなって思ったんですよね。

ディスカッションに関するレポート(全文)は、こちらから

■ Z世代とのディスカッションを共催したい企業様は、弊社問合せから、ご連絡ください。

PROJECT anyとは

「20代から、世界を変える」をステートメントに掲げる株式会社OVER20&Company.が主催・運営する「社会人6.9人で一人の若者を支えられる時代の、日本の未来共創プロジェクト」。PROJECT anyでは、個人協賛パートナー・法人協賛パートナーと共に、民主動で18歳~29歳の若者の自己実現をサポートする教育コンテンツを無償提供する。

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会社概要

株式会社OVER20 & Company.

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4−3−1 城山トラストタワー27階
電話番号
-
代表者名
糸井達哉
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月