「メディアの不作為」「報じない自由」の実態描く 『メディアは死んでいた 検証 北朝鮮拉致報道』発売
米朝の接近で北朝鮮による拉致事件が改めて注目されるなか、産経新聞の長期連載「私の拉致取材 40年目の検証」を大幅に加筆した『メディアは死んでいた 検証 北朝鮮拉致報道』(本体1400円+税)が5月23日(水)、産経新聞社の関連会社である産経新聞出版から発売されました。
著者は阿部雅美・元産経新聞社会部記者。「日本海の方で変なことが起きている」という刑事のつぶやきを端緒に1980(昭和55)年、拉致事件を初めて世に問いました。しかし、1997(平成9)年に著者が横田めぐみさん拉致を報じるまでの17年間、他のメディアからは黙殺され続けました。この間、国会答弁などで事件の概要が明らかになった時ですら、日本のマスコミは一切無視し続けたのです。
本書では、当時の取材ノートや資料を元に、事件の全貌はもちろん、メディアが何を伝え、何を伝えなかったか、を丹念に検証。いまなお続く「メディアの不作為」「報じない自由」の実態を追及しています。
著者は本書で次のように述べています。
「歴史に『もし』『たら』はないが、もし、あの時、メディアが一斉に報じていたら、今とは違う、今よりずっと良い結果に至っていたのではないか、との思いがぬぐえない。一度ならずあった契機に目をつぶり、拉致疑惑の存在を否定、黙殺し続けた事実を消すことはできない」
【主な内容】
第一章 日本海の方で変なことが起きている
第二章 メディアが死んだ日
第三章 産経も共産党も朝日もない
第四章 いつまで〝疑惑〟なのか
第五章 金正日が私の記事を証明した
第六章 横田家の40年
お問合せ先:産経新聞出版
電話:03-3243-8374(平日10~18時)
HP:http://www.sankei-books.co.jp/
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