エプソン、集英社のマンガアート販売事業「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」の技術・制作パートナーに選出
エプソンのインクジェットプリント技術で、日本が誇るマンガコンテンツを芸術作品に
エプソンは、集英社(東京都千代田区)が提供するマンガアート販売事業「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」の技術・制作パートナーとして選出されました。インクジェットプリンターで出力する集英社の「Real Color Collection」シリーズを中心に、集英社への事業協力と共同研究、開発を行っていきます。
「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」は、集英社が預かるマンガコンテンツを、世界のファンとアートコレクターに届けるために新たに事業化したマンガアート販売サービスです。本日3月1日より尾田栄一郎(「ONE PIECE」)、池田理代子(「ベルサイユのばら」)、坂本眞一(「イノサン」「イノサンRougeルージュ」)の3作家の作品から販売開始されます。配送先は日本だけでなく、アジア、北米、オセアニア、ヨーロッパ各国とワールドワイドになります。
このサービスの中でエプソンは、集英社ラボ課のカラーマネジメント環境構築にアドバイザリー協力。またデジタルデータを、使用するプリンターに適したマスターデータに加工するデジタル製版も行います。出力には、滑らかな階調表現と広範な色再現領域を実現するエプソンの水
性顔料の大判インクジェットプリンターを使用します。作品に応じ、A1サイズ、A2サイズの大判用紙に、耐光性のあるミュージアム品質のプリントを行います。A1サイズの用紙はベルベット調ファインアート紙を、A2サイズには「Velvet Fine Art Paper」を使用します。
どちらもコットン100%で、ディテールの再現性が高く上質な手触りを持ち、長期にわたる保存・保管にも適した高級紙です。
日本が誇るマンガコンテンツとエプソンのプリント技術を掛け合わせることで、これまでにない「アート」としての価値を創り出していきます。
エプソンと集英社は、2019年11月にエプソンスクエア丸の内・エプサイトギャラリーにて、坂本眞一 アートプリント展を共同で実施。フルデジタルで描かれた「イノサン」「イノサン Rougeルージュ」の作品を、エプソンの大判インクジェットプリンターで出力した展覧会を開催しました。また2019年11月から12月に東京・有楽町の「ヒューリックホール東京」で上演されたミュージカル「イノサンMusicale」の会場内ホワイエではキャンバス生地に出力した大型のプリント作品を掲示するなど、お互いのコラボレーションによって新しい表現を追求してまいりました。
■集英社 SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE 責任者 岡本正史氏コメント
今回、集英社が初めて手がける大型の越境EC事業「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」に、エプソン様にご参加いただけることを非常に嬉しく、心強く思っています。これまでにないサイズ、これまで表現できなかったディテール表現、ミュージアムクオリティの紙とプリント…。これからさまざまな作品が「マンガアート」に生まれ変わっていくのを見るのが楽しみです。
今後もエプソンは、当社が強みとするインクジェットプリント技術で、さまざまなプリンティングソリューションを提供し続けてまいります。
なお「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」に関するお問い合わせは、以下集英社へお願いします。
・SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE ウェブサイト(https://mangaart.jp)
・問い合わせフォーム(https://help.mangaart.jp/hc/ja/requests/new)
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