【奈良市】2027年「(仮称)奈良・サマルカンド特別交流展」開催に向けて奈良市クラウドファンディング(ふるさと納税)を実施!

奈良市役所

中央アジアのウズベキスタン共和国サマルカンド市と奈良市は、古来シルクロードによる交流の縁で2022年に姉妹都市提携を結びました。サマルカンドは古くから文化・交易の中心として発展し、2001年にはユネスコ世界文化遺産に「サマルカンド‐文化の交差路」として登録されました。その多様な文化財は、世界各地で展覧会が開催されるなど、高く評価されています。

奈良市では、姉妹都市提携5周年にあたる2027年、奈良国立博物館(予定)において、ウズベキスタンの国宝級の文物を集めた「(仮称)奈良・サマルカンド特別交流展」の開催を目指しています。その開催に向けて、今回ふるさと納税に新たな使途を設け、12月3日(火)からクラウドファンディングを開始します。開催に向け、広く皆様方のご支援をお願いいたします。

トピックス

◆ウズベキスタン共和国は「親日国」としても知られ、中でもシルクロードで奈良市と文化的交流の深いサマルカンド市は、首都・タシケントについで国内2番目の経済的・文化的中心都市。奈良市は令和4年10月に姉妹都市提携を結び、両国の友好に寄与してきた。

◆2027年「(仮称)奈良・サマルカンド特別交流展」開催を目指す
パリ、ベルリン、ロンドンなどで公開され好評を博した中央アジアの至宝を日本初公開。〈会場〉奈良国立博物館東・西新館(予定)

◆その他事業費4億円には、国の交付金や企業・個人からの支援を最大限活用

個人からの支援を受け付ける窓口として、ふるさと納税による奈良市クラウドファンディングを実施、12月3日(火)からクラファン開始(目標金額:5, 000万円)

1.クラウドファンディングの実施について

クラウドファンディングの概要

◆開始日

令和6年12月3日(火)

◆対象事業

(仮称)奈良・サマルカンド特別交流展

◆目標金額

5, 000万円

◆寄附者返礼品

奈良市ふるさと納税HP記載の商品等

※奈良市民はふるさと納税の制度上、返礼品の対象外となります。

※寄附は、令和7年度以降の事業費として活用させていただきます。なお、目標金額に

達しない場合又はその他の理由により、特別交流展事業が実施できない場合は、奈良市

 が実施する海外友好姉妹都市との交流事業に活用いたします。

 2.(仮称)奈良・サマルカンド特別交流展について

事業内容 (仮称)奈良・サマルカンド特別交流展 「シルクロードの青い都」

パリ(ルーブル美術館)、ベルリン(ジェームズ・サイモン・ギャラリー+新博物館)、ロンドン(大英博物館)で公開され好評を博した中央アジアの至宝を日本初公開

会期:令和9(2027)年7〜9月 会期終了後:正倉院展の開催へ繋ぐ

会場:奈良国立博物館東・西新館(予定)

主催:奈良市、ウズベキスタン共和国、奈良国立博物館(予定)

協力:ウズベキスタン共和国内閣府文化芸術発展基金、ウズベキスタン国立歴史博物館

                

写真出展:パリ/ルーブル博物館開催展覧会図録より(※転載禁止)

 ※ウズベキスタン共和国大統領から開催への全面支援の表明があり、文物の借用料は免除

全体事業費 4億円

残る事業費については、企業からの寄附金・協賛金・国交付金及び入場料収入等を充てる予定です。

奈良とサマルカンドのつながり

シルクロード・文明の十字路といわれた中央アジアと奈良との関係を、1300年を超える東西交流の物語の中で明らかにします。

アレクサンダーによって紀元前に開かれた中央ユーラシアの東西交流は、続くソグド人商人の活動により拡大され、交易を伴うものと文化の移動によって、シルクロード沿線に、そして日本に大きな影響を及ぼしました。

今回の展示では、日本初出の極彩色の壁画や魅力あふれる初期仏教美術を含む豊富な考古資料を展示し、併せて、正倉院に代表される奈良の文化につながる東西交流の精華を一堂に示すことで、これら交流の影響がどのように奈良に伝えられ、根付いたのかを特別展を通じて明らかにできればと考えます。

姉妹都市提携に至る経緯と近年の交流

サマルカンド市と奈良市の交流については、平成6年頃(1994年頃)、ウズベキスタン共和国から打診を受けたことに始まります。平成30年(2018年)、駐日ウズベキスタン特命全権大使から奈良市長表敬訪問の申し出があり、またサマルカンド市長からは姉妹都市提携を打診する親書が届きました。

翌年には、奈良市を訪れた駐日ウズベキスタン特命全権大使と仲川市長の間で、奈良市とサマルカンド市の交流についての意見交換が行われました。これを受けて奈良市がサマルカンド市との交流提携についての文書をサマルカンド市長へ送りました。

令和元年(2019年)には、仲川市長がサマルカンド市を初訪問。教育・文化・観光分野での相互交流を目的とした「日本国奈良市とウズベキスタン共和国サマルカンド市 両市間の都市間交流に向けた覚書」を締結しました(令和元年8月26日)。

令和4年(2022年)10月、サマルカンド市で開催される「サマルカンド市の日」を記念するイベントに、奈良市長及び市議会を招待したい旨の書簡が届き、市長らが再度訪問。この訪問機会に合わせて、両市の交流を更に進めていくため、姉妹都市提携を結びました。

令和5年には、「(仮称)奈良・サマルカンド特別交流展」展示協力に関する覚書を締結。令和6年3月には、当交流事業が当初予算で不承認となりましたが、12月よりクラウドファンディングを活用して日本全国の皆様からの支援を求めることとなりました。

奈良市として本事業を通してもたらされる成果

ウズベキスタン共和国・サマルカンド市と奈良市の姉妹都市提携については、すでに両国の交流に貢献しているものですが、今回、本事業を開催することで、さらに下記の成果が期待されます。

  • その1 世界平和への貢献
    国内では奈良でしか開催しえない交流展であり、混沌とした世界において、奈良の持つ「国境や時代を越えた多様性」を発信  

  • その2 地域経済への効果
    もともと親日的で日本に対する理解や関心も高く、出生率が高い&生産年齢人口の割合が高いウズベキスタンの労働力を日本国内で生かす等、今後の両国の発展に寄与

    サマルカンド商工会議所との経済連携(ウズベキスタンの産品活用・マッチング促進・ふるさと納税返礼品開発等)

    市内事業者や起業家のビジネスマッチングの機会創出と海外販路開拓への期待

  • その3 都市ブランド力の向上

    パリ、ベルリン、ロンドンなど大都市で開催されている文化展が本市で開催されることで、多様な文化に親しむことができる国際文化観光都市として確固たる存在感を築く

  • その4 新たな観光目的の創出

    観光客への特別交流展とその関連企画を通じて、市内美術館・博物館の注目度を高める  

    滞在時間の延長により、宿泊や飲食の利用を促し、観光消費額の増加を見込む

本件に関するお問い合わせ先

奈良市 観光経済部 観光戦略課
TEL:0742-34-4739

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政治・官公庁・地方自治体
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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
奈良県奈良市二条大路南一丁目1番1号
電話番号
0742-34-1111
代表者名
仲川げん
上場
未上場
資本金
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設立
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