北海道エアポート、新千歳空港 Web サイトを WOVN.io で多言語対応

〜 道内へのインバウンド回復の中、外国人の顧客体験を向上 〜

Wovn Technologies株式会社（以下 WOVN）が提供する Web サイト多言語化ソリューション『WOVN.io（ウォーブン・ドットアイオー）』が、北海道エアポート株式会社（本社：北海道千歳市、代表取締役社長：蒲生 猛、以下 北海道エアポート）が運営する新千歳空港 Web サイトに導入されました。まず新千歳空港 Web サイトでの WOVN.io による多言語公開を皮切りに、同社が運営する道内7空港の多言語対応を2024年度中に順次進める予定です。

■運航状況や店舗案内など、価値ある情報を多言語で、外国人利用者がより一層ご利用いただきやすい空港 Web サイトへ

北海道エアポートは、「価値ある情報を見やすく、わかりやすく」をコンセプトに、2024年度中に道内7空港で統一された新デザインにリニューアルすることを計画しており、その第一弾として新千歳空港の Web サイトを6月末にリニューアル公開しました。

北海道での訪日外国人客も2019年に近い水準にまで回復してきている中、サイトのリニューアルに伴い、Web サイトの多言語対応の見直しも実施しました。
北海道エアポートでは、これまでのサイト多言語対応において、下記3点が課題として挙げられていました。

【Web サイト多言語対応における課題】

1. すべて人力による翻訳対応のため、大変な手間がかかり、日本語と比べて多言語での発信に数週間のタイムラグが発生していた

2. 空港ごとに Web サイト運用および多言語対応を行っていたため、多言語での情報発信量にばらつきがあった

3. 特に FAQ などで多言語対応されていなかった部分もあり、外国人利用者から空港施設の利用に関するお問い合わせが多く寄せられていた

空港サイトは、旅マエから旅ナカの旅行者に向けて、運航状況や搭乗案内、店舗情報などをタイムリーに届けることが必要とされています。また、日本人だけではなく、多くの外国人利用者に向けて等しく情報を届けることも求められています。

そこで、リニューアルにより一つに集約される道内7空港サイトの多言語化をスピーディに実現できる Web サイト多言語化ソリューションとして WOVN.io が採択されました。

【WOVN.io 導入の決め手】

1. 自動翻訳・自動運用機能を活用し、多言語対応にかかる社内リソースを省力化
「道内7空港サイトのリニューアル×5言語対応」は、35サイト分の構築を同時に行うことと同等もしくはそれ以上の手間やコストがかかります。WOVN.io の国際特許を取得した「未翻訳箇所の自動検知・自動翻訳」技術を活用することで、多言語対応にかかる社内リソースをできるかぎり省力化し、タイムリーな5言語での情報発信が可能となります。

2. 機械翻訳・人力翻訳を組み合わせによる安定した翻訳品質
コンテンツの重要度に応じて、機械翻訳と人力翻訳を使い分けることが可能です。また、「ライブエディター機能」や「用語集機能」を用いることで翻訳精度を高め、外国人利用者に伝わりやすい多言語サイトを構築できます。

3. 交通インフラをはじめとする、あらゆる業界の大手企業での豊富な導入実績
北海道エアポート同様に交通インフラ事業を展開する企業サイトで WOVN.io 活用が進んでいることや、業界・サイト種別を問わずあらゆる大手企業での18,000サイトを超える豊富な導入実績があることが、SaaS を使う上での安心感・信頼感につながり、WOVN.io 導入の意思決定へとつながりました。

■導入サイトについて（ https://www.hokkaido-airports.com/en/new-chitose ）

北海道エアポートの運営する新千歳空港 Web サイトを WOVN.io で順次多言語対応しております。搭乗案内や店舗情報に加えて、FAQ といった、特に利用者からアクセスの多いページについても多言語対応を進めていきます。

• 対象サイト：新千歳空港 Web サイト

• 2024年度中に順次導入予定：稚内空港 Web サイト、釧路空港 Web サイト、函館空港  Web サイト、帯広空港 Web サイト、旭川空港 Web サイト、女満別空港 Web サイト

• 元言語：日本語

• 対応言語：英語、繁体字、簡体字、韓国語

■今後の展望

今後は、残りの道内6空港の WOVN.io による多言語対応を行っていきます。また、北海道エアポートが運営する他サイトでの WOVN.io 活用の検討も行っていく予定です。

■WOVN.io について（ https://mx.wovn.io ）

WOVN.io は、「世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに、Web サイトを最大45言語・79のロケール（言語と地域の組み合わせ）に多言語化し、海外戦略・訪日外国人・在留外国人対応を成功に導く多言語化ソリューションです。大手企業をはじめ18,000サイト以上へ導入されています。既存の Web サイトに後付けすることができ、多言語化に必要なシステム開発・多言語サイト運用にかかる、不要なコストの圧縮・人的リソースの削減・導入期間の短縮を実現します。

企業情報
会社名        ： Wovn Technologies株式会社
所在地        ： 東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山9F
代表者        ： 代表取締役社長　林 鷹治
設立        　： 2014年3月
資本金        ： 53億6,701万円（資本準備金含む）※2021年9月1日現在
事業内容     ： Web サイト多言語化ソリューション「WOVN.io」、
アプリ多言語化ソリューション「WOVN.app」の開発・運営
会社 HP     ： https://wovn.io/ja

本件に関するお問い合わせ
Wovn Technologies株式会社　広報担当
[e-mail]
03-6434-0246