ピエトロ、既存カメラ資産を最大限に活かす「Safie Trail Station」を導入

複数の製造工場の業務一括管理と品質管理体制の強化により、大幅な業務効率化を実現

セーフィー株式会社

 クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、提供・開発するネットワーク接続型ストレージ製品「Safie Trail Station(セーフィー トレール ステーション)」を株式会社ピエトロ(福岡県福岡市:代表取締役社長 高橋 泰行、以下「ピエトロ」)が導入し、製造工場における品質管理体制の強化と業務効率化を実現したことをお知らせします。

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2024)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(55.3%)

提供の背景

 ピエトロは、1980年に福岡県福岡市・天神で誕生した一軒のスパゲティ専門店からはじまりました。「しあわせ、つながる」をテーマに、野菜嫌いがなおる魔法のドレッシング、レストランの味をご家庭で手軽に楽しめるパスタソースなどを製造・販売し、食を通じて、人々の豊かな食卓づくりに貢献してきました。同社は、日本全国に安全かつ高品質な商品を提供するため、3つの製造工場を「大きな厨房」と呼び、創業時から続くおいしさを守るため、レストランの厨房でつくるように、手づくりの工程を多く残して、工場で働くひとりひとりが丁寧に心を込めてつくっています。厳格な品質管理体制のもと、確かな品質を維持しています。

 一方で、同社の持続的な成長と高品質な製造体制を維持するうえで、管理業務の非効率性が課題となっていました。例えば、各工場の業務進捗を把握するためには、管理者が拠点間を行き来して確認を行う必要があり、1日あたり最大3回の確認を行っていました。また、近年頻発する自然災害や予期せぬトラブル発生時において、広範囲にわたる複数の製造現場の状況を迅速かつ正確に把握し、初動対応を実施するといった危機管理体制の強化も課題となっていました。これらの複合的な課題を同時に解決し、現場の負担を最小限に抑えながら、「大きな厨房」としての想いと品質を未来へ受け継ぐために、DXを推進することが必要とされていました。

提供の概要

 セーフィーは、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や業務効率化、更には映像解析による異常検知・予測など様々なソリューションを提供してきました。製造業界の現場でも、映像データを活用したDXを推進しています。

  今回、ネットワーク接続型ストレージ製品「Safie Trail Station」3台を導入・活用することで、既に工場内に設置していたIPカメラ30台をクラウド化し、「必要な映像を、必要な時に、必要な帯域で」閲覧できる環境を構築しました。既設カメラをそのまま利用できるため、他社サービスと比較して低コストで導入を実現し、約1ヶ月で3つすべての工場のカメラシステムをクラウド化し、迅速な運用開始を可能にしています。

 工場内のカメラがクラウド化されたことにより、管理者が遠隔にある事務所から工場内の各工程を映像データで確認し、複数の工場を一括で管理できるようになりました。現場の状況を迅速に把握できるようになったことで、移動にかかる時間と労力が削減された結果、管理業務効率が向上しました。さらに、映像データによる振り返りが容易になったことで、製造作業の進捗確認や工場内での状況変化を早期に把握できるようになり、保全管理体制の強化につながっています。

株式会社ピエトロ 製造本部 製造サポートセンター係長 今﨑 博史様コメント

 当社は福岡県内に3つの工場を構え、ドレッシングやパスタソースなどの製造から販売までの工程を一貫して行っています。労働環境の変化が進む中でも、食品の品質を維持し続ける必要性を強く感じており、その解決策としてクラウドカメラ映像の活用によるDXを思いつきました。今回「Safie Trail Station」の導入を決めた最大の決め手は、既存カメラを活用でき、低コストで導入できたという点です。現場・経営層の求めるものとサービス内容が合致していたこともあり、すぐに導入を実現できました。実際に運用を始めてから、リアルタイムで状況を確認できるようになり、現場への負担軽減と業務効率アップにつながっていることを実感しています。

 今後は、製造工場のカメラのクラウド化をさらに広げ、現場の映像データを活用し、経験者による遠隔でのOJT指導に役立てていく予定です。これにより、ノウハウの可視化と技能伝承を進めたいと考えています。また、来年春に新設予定の新工場でも「Safie Trail Station」やクラウドカメラが大活躍してくれることを楽しみにしています。

「Safie Trail Station」概要

【主な製品仕様】

・接続数:最大32台(*17台以上のカメラを接続する場合は、一部機能に制限があります)

・映像:1280×720/H.264

・音声:G.711


【主な利用条件】

・プラン:ハイブリッド録画プラン

・録画日数(概算):16台接続時30日程度、8台接続時60日程度

・対応カメラ:Onvif Profile S対応ネットワークカメラ

(*Onvif Profile Sに準拠していてもご利用できないカメラがあるため、導入前に接続確認を実施します)

▼「Safie Trail Station」サービスページ

 URL https://safie.jp/trail-station/

 導入についての詳細はこちらよりお問い合わせください。

■クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは

 Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。

 「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。

 我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売、土木・建築、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。

 セーフィーは、データガバナンスに関する下記指針を遵守すると共に、ステークホルダーの皆様と協調して啓発活動にも取り組んでおります。また、社外有識者よりプライバシー保護などに関する助言を受けながら、指針及び実務上の運用基準の見直しを行っております。

データガバナンスに関する取り組み

データ憲章(2022年4月1日発行)

映像から未来をつくる

【セーフィー株式会社の会社概要】

所 在 地 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー

設 立 2014年10月

代 表 者 佐渡島 隆平

事業内容 クラウド録画・映像管理プラットフォーム『Safie(セーフィー)』の運営

サービスサイトU R L https://safie.jp/

コーポレートサイトU R L https://safie.co.jp/

採用ページ https://safie.co.jp/teams

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
ネットサービスカメラ
関連リンク
https://safie.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

セーフィー株式会社

80フォロワー

RSS
URL
https://safie.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区西品川1丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー
電話番号
03-6417-9556
代表者名
佐渡島 隆平
上場
東証グロース
資本金
56億4366万円
設立
2014年10月