(資料展)関東大震災から100年 それぞれの災害を振り返る 日本を襲った様々な自然災害と防災と減災を展示した資料展 「災害を防ぐ 災害を減らす」
大きな災害ととも防災や減災は発達してきました。愛知県豊橋市中央図書館にて展示
自然災害への意識が高まっている今だからこそ。ー大きな災害を教訓に、日本は防災と減災を発達させてきましたー
今年は、1923年9月1日の関東大震災から100年です。これに合わせ、愛知県豊橋市中央図書館で9月2日から、防災と減災の歴史を学ぶ資料展「災害を防ぐ災害を減らす」が始まります。
資料展では、この100年間に豊橋市や東三河地方を襲った様々な自然災害を紹介するとともに、これらの災害を機に災害を防ぐ「防災」と災害を減らす「減災」がどのように発達してきたのかを伝えます。
関東大震災が発生した大正から昭和、平成、令和の現代まで100年間の主な自然災害を、写真、資料などで紹介します。大正15(1926)年には、突風による豊橋市立津田小学校の校舎倒壊がありました。昭和は、長く語り継がれてきた昭和28(1953)年の台風13号、6年後の伊勢湾台風。平成11(1999)年9月には、豊橋市などを竜巻が襲いました。そして今年6月、豊橋、豊川両市を中心に東三河地方に被害をもたらした台風2号に伴う豪雨です。
災害から得た教訓が防災、減災にどのようにつながったかが展示でわかる
一方で、これらの災害を教訓に防災と減災が様々な形で発達しました。平成7(1995)年の阪神淡路大震災の後、日本中で耐震化や家具固定などの対策が講じられてきたことはよく知られています。現在もよく耳にする災害救助法は南海地震を契機に昭和22(1947)年、災害対策基本法は伊勢湾台風を機に昭和36(1961)年に制定されました。資料展では、災害から得た教訓が防災、減災にどのようにつながったかを資料などで解説します。とてもわかりやすい解説パネルで非常に学びやすい展示です。
6月に豪雨に見舞われ、大きな被害を受けた豊橋市。自然災害への関心が高まっている今、防災と減災の歴史だけでなく、最新情報も学べる資料展で災害への備えを改めて考えてみてはいかがでしょうか。
特別記念講座
記念講座「豊橋市の防災最前線」(防災に関する講話、防災グッズの説明など)
開催日 9月24日(日)14:00~15:30
会場 豊橋市中央図書館3階第2・3会議室、集会室
講師 防災危機管理課職員
定員 25人(申し込みが必要、抽選) 申込期間9月5(火)~15(金)
https://www.library.toyohashi.aichi.jp/facility/chuou/information/2023/08/post-371.html
資料展概要
資料展 「災害を防ぐ 災害を減らす」
開催期間 9月2日(土)~10月9日(月・祝) 9月18日(月・祝)は開館
休館日 毎週月曜日、9月19日(火)、9月22日(金)
時間 9:30~19:00(土・日曜日、祝日は17:00まで) 入場無料
展示場所 豊橋市中央図書館(豊橋市羽根井町48)2階展示コーナー
展示資料 災害に関する写真資料、報告書など 約50点
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