K-POP競争力の核心であり、スターを生む場所「HYBE T&D」の映像を公開
https://youtube.com/playlist?list=PL_Cqw69_m_yxC3ZhJZYe4uroA5cZ_RvVH&feature=shared
- BTS、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、LE SSERAFIM、&TEAMのメンバーと教育担当者が体験談を語る
- 音楽から人格形成まで体系的な教育とカスタマイズされたカリキュラムを通じて、自ら判断し、実践するアーティストを育成
「アーティストが木なら、練習生時代は根っこ。良い根を作ってあげるのがT&Dの役割だと思います。」 - HYBE T&D総括 シン・ソンジョン
HYBEは、HYBE LABELS公式YouTubeチャンネルにて「HYBE T&D Stories(HYBE Training & Development Stories)」と題した映像を5つのエピソードで公開しました。
K-POPの制作システムの要と呼ばれるT&D(Training & Development)は、練習生がアーティストとして成長するまでに必要なすべてのトレーニングソリューションを提供しています。HYBE LABELSに所属する練習生の選出と教育全般を管理する場所であり、これまでBTSをはじめ、世界的なK-POPアーティストを育成してきたHYBE T&Dがついにベールを脱ぐこととなり、全世界のポップ音楽界の注目を集めています。
今回の映像には、BTS、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、LE SSERAFIM、&TEAMなどHYBE T&Dの独自のトレーニング過程を経てデビューを果たしたHYBE LABELSアーティストと、彼らを育てたT&D教育担当者が多数出演しています。担当者たちは、T&Dの運営方法や方向性はもちろん、練習生との体験談などを本音のインタビュー形式で解き明かしています。
◼ 練習生の原石を選別し、磨いてダイヤモンドへ...多様なオーダーメイドの教育プログラム提供
練習生は、細工されていない原石のような存在です。HYBE T&Dはこれらの原石を選別し、磨き上げ、宝石のようなアーティストに変身させる場所でもあります。隠されていた才能を見出し、最大限に引き上げるよう支援する様々なプログラムを運営しています。練習生生活では様々な音楽を聴き、感じた気持ちを表現することから始まります。そして「Show Down」という教育プログラムでは、ソングライティングとダンスバトルでステージ経験を積み、また、メロディーラインとビートの構成はもちろん、ロック、ヒップホップ、R&Bなど音楽ジャンルごとの講義やプロデューサーとの会話などを通じて音楽に対する理解度を高める過程を経ていきます。TOMORROW X TOGETHERののメンバー、TAEHYUNは「会社に入るまでは音楽の(理解の)幅が狭かったが、T&Dでプレイリストをセレクトしてくれて、もっと様々な音楽を知るための手助けをたくさんしてもらった」と前向きな変化について語っています。
練習生ごとにオーダーメイドのカリキュラムをつくり、運営していく点も注目に値します。練習生のレベルと傾向を綿密に分析し、これを基にボーカル、ダンス、作詞・作曲など個人の長所をさらに伸ばしていくと同時に、短所は補完していきます。
T&Dの関係者は「BTSのJIMINさんは舞踊を学んでいたため、ダンスをしなやかに踊る習慣が身についていたが、これを直すためにダンスに力を与えるミッションを与え、翌月の評価で大きく改善した」とし、「ENHYPENのSUNGHOONさんも元々フィギュアスケート選手であったためスポーツをする身体だったが、(同じミッションで)ダンスに適した身体を作ってきた」と説明しました。TOMORROW X TOGETHERのSOOBINは「T&D担当者の方々が僕自身よりも僕をよく分かってくださるので、頼ることができて心強かった」と言及しました。
◼人格教育、自律と責任を内面化...自ら判断できるアーティストに育て上げる
T&Dには、人文教養教育も欠かせません。基本的な人文科学の教養をはじめ、性の認識や文化的多様性のように他人や他文化を理解し共感する教育、そして自己価値に対する認識と習慣のコーチングなどが含まれています。これには、同年代の仲間と異なり、T&Dで多くの時間を過ごす青少年期の練習生たちが、人格面で一歩も欠けることなく、成熟した大人に成長できるように支援する意志が込められています。
最終的に「自律と責任」を内面化し、音楽に対する真正性と職業意識を備えたアーティストに成長できるように支援していくことがHYBEの教育システムの核心です。練習生本人がなぜこの仕事をしたいのか、何を求めているのか、を自ら問いかけ、答えを求めるようにしています。
T&D総括のシン・ソンジョンは「以前のトレーニングシステムは限界が多く、新しい答えを見つけるために努力した。そうして見つけた答えが自律と責任、そして会社との健全な信頼関係だった」とし、これを体得したアーティストは、自ら音楽について考え、判断できる力を持つと説明しました。
「練習生が自ら自分の練習計画を設計する」というルールも同じ脈絡だ。HYBE T&Dのもとでは、足りない能力を自ら診断し、それを補うための教育プログラムや練習頻度なども自分で決めていきます。TOMORROW X TOGETHERのリーダーであるSOOBINは「各自が足りないと感じる分野を自ら練習できる時間をくれるので、強制されることなく自主的にできる点が良かった」と振り返りました。
◼ 仲間関係形成からスタート...細心の注意を払ってコミュニケーションをとり、心理状態も把握する。
HYBE T&Dは、練習生との最初の面接から、お互いが同じ目標を持った仲間であることを理解させていきます。練習生とT&Dの間に信頼を形成し、育成を成功に導くことを目的としています。そして本格的な教育が始まると、継続的かつ細心の注意を払ったコミュニケーションで練習生に最高の教育環境を整えていきます。
練習生の心をケアすることも、信頼形成において重要な課題です。練習生は難しい教育、評価を受ける間に限界を感じ、萎縮することがあります。これに対し、T&Dのメンバーは「あなたの後ろで無限に応援してくれる人がいるから、怖がらずに頑張ってほしい」と絶対的な応援を送ります。さらに、頻繁に心理の変化を観察して必要な助けを与え、専門カウンセラーと定期的な心理検診を行い、練習生の心の健康を見守ります。LE SSERAFIMのメンバー、HONG EUNCHAEは「練習生の時、一番力になった人は誰かと聞かれたら、T&Dの方だと答えるだろう」と深い信頼を見せました。
HYBEの関係者は「ボーカルトレーナー、心理専門家、教育従事者、マーケターなど多様な専門性を持つ人材がT&Dを構成することで、幅広い教育が可能な体系を整えることができた」とし、「K-POPのグローバル化の流れに合わせ、多様な文化と情緒を包含する教育システムに進化させていく」と強調しました。
HYBEはT&Dシステムを韓国のみならず米国や日本などの市場に移植することで、K-POPのグローバル化に拍車をかけています。HYBE T&Dは日本を活動拠点とするグローバルグループ&TEAMの育成のに続き、最近では世界最大の音楽市場である米国でグローバルガールグループ「KATSEYE(キャッツアイ)」のデビューを支援しています。
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