【台湾情報】【新刊ハイライト】台湾機械産業、2025年はハイテク設備が牽引──AIと自動化が構造転換を後押し<ワイズ機械業界ジャーナル2026年3月第3週号発行>

〜台湾の工作機械、半導体機械設備、ファスナー、エネルギー、電力設備など産業界及び企業の最新動向を分析する〜

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

 ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2026年3月第3週号を発行しました。

ワイズ機械業界ジャーナル0643号

 今号では、「台湾機械産業2025年の振り返りと2026年の展望」を特集 。AI需要と先進技術への投資に支えられハイテク生産設備部門が飛躍する一方で、従来型機械が調整局面を迎えるという産業全体の「二極化」構造を独自の視点で分析しています 。また、AI普及で懸念される夜間電力危機とBTM(需要家側蓄電)補助金制度が抱えるハードル 、半導体向け設備で急成長を遂げた設備メーカー均豪精密工業(GPM)の機動的な戦略転換 、さらに関税政策や炭素国境調整措置(CBAM)の圧力下で高付加価値化を急ぐ台湾ファスナー産業の最新動向など 、激動する台湾製造業が直面する成長機会とビジネス環境の変化を多角的に取り上げています。

【トピック1】
台湾機械産業、2025年はハイテク設備が牽引──AIと自動化が構造転換を後押し
 2025年通年の台湾機械設備製造業の生産額は推計1兆445億台湾元で、前年比3.9%増となりました。産業全体としては、AI需要や半導体投資に支えられたハイテク生産設備(生産額ベースで前年比18.6%増)が一人勝ちする一方、従来型機械はエンドユーザーの保守的な投資姿勢から調整局面となっています。2026年もこの二極化の構図は続き、AIと自動化の需要が産業の構造転換を牽引する見通しです 。

【トピック2】
需要家側蓄電(BTM)への補助金支給、制度設計見直し求める声
 
AI需要急増に伴う夜間の電力不足を回避するため、台湾経済部は50億元規模の需要家側蓄電(BTM)補助金制度を実施します。しかし、使用が義務付けられている台湾製電池は高価かつ大型であり、現行の電力料金体系では投資回収に6〜8年を要するなど、企業の導入意欲を喚起できていません。産業界からは、自由な電力取引市場の導入など、実益を生むエコシステムの構築を求める声が強まっています。

【トピック3】
設備メーカー均豪精密工業(GPM)、半導体向け設備が売上の6割超へ
 
均豪精密工業(GPM)は、事業の多角化を見直し半導体事業へのリソース集中を加速させており、2025年の売上高に占める半導体設備の割合が6割(子会社を含めると8割)を超えました。パネル市場の低迷を機にR&D要員を先進パッケージング(CoWoS)設備へ電撃的にシフトさせたほか、グローバル企業との共同開発で高精度検査装置を受注するなど、AI半導体時代において機動的な競争力を発揮しています。

【トピック4】
台湾ファスナー産業、関税と炭素排出の圧力下で高付加価値化へシフト
 
台湾ファスナー産業の2025年は、米国の高関税政策やEU市場の景気低迷という二重の打撃を受け、生産額は前年比5.8%減と落ち込みました。一方で、国内ハイテク産業や航空宇宙向けなどハイエンド・特殊仕様ファスナーの輸入額は同17.5%増と逆行高を記録しています。EUの炭素国境調整措置(CBAM)本格施行を見据え、単なる「規模と価格」から「技術と強靭性」へのパラダイムシフトが急務となっています。

<新刊ハイライト>

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所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F

代表者:吉本康志

設立:1996年11月

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業種
サービス業
本社所在地
中華民国台北市襄陽路9號8F 富邦銀行襄陽分行大樓
電話番号
-
代表者名
吉本康志
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
1996年11月