生涯未婚の要因は? 40~50代が未婚なのは「結婚したくない」より「出会いがない」
~20代後半で結婚に焦ったのは、既婚者では約8割、40~50代未婚では1割前後にとどまる~
Vol.110 QOM総研 「結婚観」に関するアンケート調査
成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(証券コード:東証マザーズ6181、本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、40~59歳の未婚男女1,650人に対して「結婚観」に関するアンケート調査を実施いたしました。
<調査背景>
50歳までに1度も結婚したことのない人の割合を示す「生涯未婚率」は、年々上昇しています。なぜ結婚しない人が増えているのでしょうか。若い世代の「恋愛離れ」「結婚離れ」というのが、未婚者が増えている定番の理由として挙げられるようになっています。今どきの若い世代にとって、結婚にはあまりメリットがないと言うのです。しかしながら、本当にそれが、結婚しない人が増えている原因なのでしょうか。
パートナーエージェントが毎年この時期に行っている新社会人を対象にした結婚観や恋愛観に関する調査では、「結婚したい」と考えている新社会人は年々増えています。結婚したい若者が減っているのではないとしたら、生涯未婚率が上昇する本当の原因はどこにあるのでしょうか。「結婚したことはない」と回答した40~50代男女の未婚でいる理由について調べてみました。
<調査結果サマリ>
■“結婚したい若者”は増えている。2012年から16.6ポイント増
まずはパートナーエージェントが過去数年にわたって新社会人を対象したアンケートにおいて、「結婚したい」と回答した人の割合の推移をご紹介しましょう。
「結婚したい」と回答した人は、調査を開始した2012年には79.3%でしたが、2018年には95.9%と、16.6ポイントも増えています。
狭義の意味での「結婚離れ」を「『結婚したくない』という意思を持つ人が増えていること」と定義するのなら、このことから若者の間では「結婚離れ」が進んでいるわけではなく、むしろ逆に結婚したい若者は増えていることが分かります。
■未婚でいるのは「出会いがないから」
このように、若いころは「結婚したい」と考えている人が多くても、生涯未婚でいる男女もいます。今度は、現在未婚でいる40~50代男女に、今も未婚でいる理由はどこにあると思うかと聞いてみました。
最も多かった回答は「出会いがないから」で、40代男性(37.0%)、50代男性(34.2%)、40代女性(31.8%)ではトップでした。50代女性でも27.2%となり、「結婚したくないから」(30.6%)に続く2位となっています。
「結婚したくないから」と回答したのは、2割前後にとどまっています。このことからも、生涯未婚率の上昇が問題視されるようになった要因としては、積極的に「結婚したくない」と考える人が年々増えている=狭義の「結婚離れ」が加速している、と考えるよりも、「出会いがない」「経済的な事情」など、それ以外の要因が大きいのではないかと推測できます。
■30代前半までに結婚するのが理想でも、実際に焦りだすのは30代後半から
それでは、先ほどの設問で「出会いがないから」と答えた人たちは、何歳で結婚するのが理想的だと思っていたのでしょうか。
「30~34歳」までに結婚するのが理想的だと回答した人は男性が79.7%、女性78.2%でした。
もっと言えば、結婚に対して焦りを感じ始めたのはいつごろだったのでしょうか。
「25~29歳」までに焦りを感じたと答えた人は男性で3.5%、女性で13.6%でした。
25~39歳の既婚男女に同じ質問をしてみたところ、「25~29歳」までに結婚に対して焦りを感じ始めた人は、男性で75.5%、女性で79.3%でした。未婚でいる40~50代男女と比べて、既婚者は早い段階で結婚を意識し始めているということが分かります。
■「もっと早くに結婚しておけばよかった」40~50代未婚男女の半数以上
「出会いがないから」未婚でいるという人たちは、結婚に対して現在どんな考えでいるのでしょうか。
「もっと早くに結婚しておけばよかったと思う」と答えた人は56.2%でした。また、「早い段階から結婚を意識することは大切だと思う」については53.8%が、「出会いがなければ婚活も必要だと思う」については56.9%が「そう思う」と答えています。
いずれも半数以上の人が、早い段階から結婚を意識し、出会いがなければ婚活も必要であり、もっと早くに結婚しておけばよかったと考えているようです。
生涯未婚率が上昇しているのは「結婚したくない」人が増えたからではなく、「結婚したい」と思いつつも、なんとなく結婚を後回しにしてしまう人が増えたことが原因なのではないでしょうか。
両親や親戚、会社の上司が結婚相手を連れてきてくれる「お見合い結婚」「職場結婚」が主流だった時代と違い、今は何もせず待っているだけで自然と良縁がやってきてくれることはあまり期待できません。
結婚したいという気持ちがあるのなら、早い段階から結婚を意識し、自分から動き始めることが大切です。まずは結婚について考えることから、最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
調査方法:インターネット調査
調査対象:40~59歳独身男女 1,650名
集計期間:2018年3月12~19日
調査対象:未婚でいる理由に「出会いがないから」と回答した40~59歳独身男女 290名
集計期間:2018年3月19~20日
※各項目の数値は四捨五入しているため、各項目の合計が100%を超えているケースもございます。
<株式会社パートナーエージェント 会社概要>
商 号:株式会社パートナーエージェント
証券コード:東証マザーズ6181
代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂
創 業:2006 年 9 月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル4階
U R L :
パートナーエージェント https://www.p-a.jp/
事業内容 :
1.結婚相手の紹介、相談
2.交際、結婚に関する調査研究
3.イベント、旅行の企画・運営
4.生命保険、損害保険代理店
5.挙式、披露宴の企画・斡旋
6.カウンセリング、各種セミナー運営
7.会員誌、その他出版
8.Webサイト、Webコミュニティの企画・運営
9.託児所及び保育所の経営、事務所内外の保育の受託業務
~代表メッセージ~
現代は、結婚しにくい時代と言われています。
仲人やお見合いなどの社会的な出会いの場が減少し、結婚をしたくても
機会に恵まれない多くの独身者がいます。
当社は、もっと信頼できる結婚情報サービスを目指して設立されました。
従来の結婚相談のサービスを見直し、結婚を望む顧客へ高い成果を提供することで
多くのお客様の支持を頂いてきました。
これからも、1年以内の結婚を支援するエージェントとして
未婚・晩婚を解決する社会の実現へ貢献してまいります。
【転載・引用に関する注意事項】
本アンケートの著作権は、株式会社パートナーエージェントが保有します。調査レポートの内容についてはご自由に転載・引用いただいて構いませんが、引用・転載時には、必ず「婚活支援サービス パートナーエージェント」を明記いただけますようお願い申し上げます。また、パートナーエージェントのWebサイト(https://www.p-a.jp)へのリンクも貼っていただけますと幸いです。
※ 記事などで取り上げていただけた際は、お時間ございましたらmegumi-hirata@p-a.jp宛てにご一報いただけると幸甚に存じます。
<本件に関する報道関係者からのお問合せ先>
株式会社パートナーエージェント 広報担当:平田
TEL:03-6388-9831(部署直通) FAX:03-5759-2701
Mobile:080-4575-7766(担当者直通)
Mail:megumi-hirata@p-a.jp
<調査背景>
50歳までに1度も結婚したことのない人の割合を示す「生涯未婚率」は、年々上昇しています。なぜ結婚しない人が増えているのでしょうか。若い世代の「恋愛離れ」「結婚離れ」というのが、未婚者が増えている定番の理由として挙げられるようになっています。今どきの若い世代にとって、結婚にはあまりメリットがないと言うのです。しかしながら、本当にそれが、結婚しない人が増えている原因なのでしょうか。
パートナーエージェントが毎年この時期に行っている新社会人を対象にした結婚観や恋愛観に関する調査では、「結婚したい」と考えている新社会人は年々増えています。結婚したい若者が減っているのではないとしたら、生涯未婚率が上昇する本当の原因はどこにあるのでしょうか。「結婚したことはない」と回答した40~50代男女の未婚でいる理由について調べてみました。
<調査結果サマリ>
- “結婚したい若者”は増えている。2012年から16.6ポイント増
- “結婚したくない人”は年齢とともに増加する傾向に
- 未婚でいるのは「出会いがないから」
- 30代前半までに結婚するのが理想でも、実際に焦りだすのは30代後半から
- 「もっと早くに結婚しておけばよかった」40~50代未婚男女の半数以上
■“結婚したい若者”は増えている。2012年から16.6ポイント増
- Q.結婚したいと思いますか?(n=2012年184、2015年1000、2017年231、2018年270)※必須回答
まずはパートナーエージェントが過去数年にわたって新社会人を対象したアンケートにおいて、「結婚したい」と回答した人の割合の推移をご紹介しましょう。
「結婚したい」と回答した人は、調査を開始した2012年には79.3%でしたが、2018年には95.9%と、16.6ポイントも増えています。
狭義の意味での「結婚離れ」を「『結婚したくない』という意思を持つ人が増えていること」と定義するのなら、このことから若者の間では「結婚離れ」が進んでいるわけではなく、むしろ逆に結婚したい若者は増えていることが分かります。
■未婚でいるのは「出会いがないから」
- Q.現在未婚でいる理由について教えてください。(n=1650)※必須回答・複数回答可
このように、若いころは「結婚したい」と考えている人が多くても、生涯未婚でいる男女もいます。今度は、現在未婚でいる40~50代男女に、今も未婚でいる理由はどこにあると思うかと聞いてみました。
最も多かった回答は「出会いがないから」で、40代男性(37.0%)、50代男性(34.2%)、40代女性(31.8%)ではトップでした。50代女性でも27.2%となり、「結婚したくないから」(30.6%)に続く2位となっています。
「結婚したくないから」と回答したのは、2割前後にとどまっています。このことからも、生涯未婚率の上昇が問題視されるようになった要因としては、積極的に「結婚したくない」と考える人が年々増えている=狭義の「結婚離れ」が加速している、と考えるよりも、「出会いがない」「経済的な事情」など、それ以外の要因が大きいのではないかと推測できます。
■30代前半までに結婚するのが理想でも、実際に焦りだすのは30代後半から
- Q.何歳で結婚するのが理想的だと思いますか?(n=290)※必須回答
- Q.結婚に対して焦りを感じ始めたのは何歳のころでしたか?(n=40~59歳未婚男女290、25~39歳既婚男女224)※必須回答
それでは、先ほどの設問で「出会いがないから」と答えた人たちは、何歳で結婚するのが理想的だと思っていたのでしょうか。
「30~34歳」までに結婚するのが理想的だと回答した人は男性が79.7%、女性78.2%でした。
もっと言えば、結婚に対して焦りを感じ始めたのはいつごろだったのでしょうか。
「25~29歳」までに焦りを感じたと答えた人は男性で3.5%、女性で13.6%でした。
25~39歳の既婚男女に同じ質問をしてみたところ、「25~29歳」までに結婚に対して焦りを感じ始めた人は、男性で75.5%、女性で79.3%でした。未婚でいる40~50代男女と比べて、既婚者は早い段階で結婚を意識し始めているということが分かります。
■「もっと早くに結婚しておけばよかった」40~50代未婚男女の半数以上
- Q.結婚に対する考えについて教えてください。(n=290)※必須回答
「出会いがないから」未婚でいるという人たちは、結婚に対して現在どんな考えでいるのでしょうか。
「もっと早くに結婚しておけばよかったと思う」と答えた人は56.2%でした。また、「早い段階から結婚を意識することは大切だと思う」については53.8%が、「出会いがなければ婚活も必要だと思う」については56.9%が「そう思う」と答えています。
いずれも半数以上の人が、早い段階から結婚を意識し、出会いがなければ婚活も必要であり、もっと早くに結婚しておけばよかったと考えているようです。
生涯未婚率が上昇しているのは「結婚したくない」人が増えたからではなく、「結婚したい」と思いつつも、なんとなく結婚を後回しにしてしまう人が増えたことが原因なのではないでしょうか。
両親や親戚、会社の上司が結婚相手を連れてきてくれる「お見合い結婚」「職場結婚」が主流だった時代と違い、今は何もせず待っているだけで自然と良縁がやってきてくれることはあまり期待できません。
結婚したいという気持ちがあるのなら、早い段階から結婚を意識し、自分から動き始めることが大切です。まずは結婚について考えることから、最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
調査方法:インターネット調査
調査対象:40~59歳独身男女 1,650名
集計期間:2018年3月12~19日
調査対象:未婚でいる理由に「出会いがないから」と回答した40~59歳独身男女 290名
集計期間:2018年3月19~20日
※各項目の数値は四捨五入しているため、各項目の合計が100%を超えているケースもございます。
<株式会社パートナーエージェント 会社概要>
商 号:株式会社パートナーエージェント
証券コード:東証マザーズ6181
代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂
創 業:2006 年 9 月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル4階
U R L :
パートナーエージェント https://www.p-a.jp/
事業内容 :
1.結婚相手の紹介、相談
2.交際、結婚に関する調査研究
3.イベント、旅行の企画・運営
4.生命保険、損害保険代理店
5.挙式、披露宴の企画・斡旋
6.カウンセリング、各種セミナー運営
7.会員誌、その他出版
8.Webサイト、Webコミュニティの企画・運営
9.託児所及び保育所の経営、事務所内外の保育の受託業務
~代表メッセージ~
現代は、結婚しにくい時代と言われています。
仲人やお見合いなどの社会的な出会いの場が減少し、結婚をしたくても
機会に恵まれない多くの独身者がいます。
当社は、もっと信頼できる結婚情報サービスを目指して設立されました。
従来の結婚相談のサービスを見直し、結婚を望む顧客へ高い成果を提供することで
多くのお客様の支持を頂いてきました。
これからも、1年以内の結婚を支援するエージェントとして
未婚・晩婚を解決する社会の実現へ貢献してまいります。
【転載・引用に関する注意事項】
本アンケートの著作権は、株式会社パートナーエージェントが保有します。調査レポートの内容についてはご自由に転載・引用いただいて構いませんが、引用・転載時には、必ず「婚活支援サービス パートナーエージェント」を明記いただけますようお願い申し上げます。また、パートナーエージェントのWebサイト(https://www.p-a.jp)へのリンクも貼っていただけますと幸いです。
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