【K-1大会事後レポート】「ゆうちゃみ」さんも涙。21歳「松谷 綺」が女子アトム級王者に! 三大タイトルマッチは全階級で防衛に成功、大久保兄弟は初の”W”勝利

K-1実行委員会

K-1/Krush の運営及びジム運営する K-1 実⾏委員会は、2月9日(日)に国立代々木競技場第二体育館大会にて2025年開幕戦となる『K-1 WORLD GP 2025』を開催しました。

全20試合が繰り広げられ、うち9試合がKOとなりました。プレリミナリーファイトからメインイベントのタイトルマッチまで、会場は終始興奮と歓声の渦に包まれ、熱気あふれる一日となりました。

試合結果:https://www.k-1.co.jp/schedule/16647

試合サマリー:

「第3代K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」は、菅原 美優の引退により空位となったK-1女子アトム級王座を懸けて実施。期待の星と呼び声高い松谷 綺は準々決勝でマフィアを破り、順調に勝ち上がると、決勝ではルシールを判定で下した末松と対戦。激しい攻防の末、松谷が勝利を収め、第3代王者として新たな歴史を刻みました。今後のK-1女子アトム級戦線は、新王者・松谷を中心に、さらなる盛り上がりを見せることが期待されます。

大会後半に実施された三大タイトルマッチでは全階級の王者が防衛に成功し、K-1のトップ戦線がさらに盛り上がりを見せました。

三大タイトルマッチより、スーパー・ライト級では、王者・金子 晃大がギリシャの強豪マノリス・カリスティスを迎え撃ち、3-0の判定勝利で王座防衛に成功。カリスティスのローリングサンダーをかわしながら、左フックと右ストレートで2度のダウンを奪う圧巻のパフォーマンスを見せました。スーパー・バンタム級では、王者・寺田 匠が挑戦者の新美貴士と激闘を繰り広げ、判定3-0で勝利。1年半前の敗戦のリベンジを果たし、初防衛を成功させました。フェザー級では、王者のヨードクンポン・ウィラサクレックが鈴木 勇人を1R KOで圧倒。左フックでダウンを奪い、そのままパンチのラッシュで試合を決めました。

本大会は大久保兄弟揃っての出場が初となり、それぞれの試合運びに注目が集まりました。弟、世璃はプロデビュー戦で龍希と対戦し判定3-0で勝利。兄、琉唯は朝倉 未来が所属するJAPAN TOP TEAM(JTT)の総合格闘家の竹見 浩史郎と対戦し、2022年2月プロデビュー以降初となるKO勝利。弟はK-1初戦”初”勝利、兄は”初”KO勝利と、兄弟揃って初勝利を掴んだ一戦に会場は大きく歓声が響き渡りました。

その他、松倉 信太郎がパク・チュンイル(北朝鮮)を2Rで沈め、圧巻のKO勝利。兼田 将暉は元Krushフェザー級王者玖村 修平と対戦し、左スレートを決め兼田が1R KO勝利を収めました。オランダのダリル・フェルドンクが華麗なるKOを決め「レジェンドのジョムトーンを倒すことができました。次の相手は誰だ?」とアピール。ティアン・ターザンもKOで勝利の雄叫びで会場を沸かせるなど、目の離せない試合が繰り広げられました。


▼第3代K-1 WORLD GP 女子アトム級王座決定トーナメントは松谷 綺が王者に輝く!悲願の戴冠で新たな歴史を刻む

第2試合 準決勝(1) ルシール (オーストラリア) VS 末松 晄は、判定0-3(27:30/27:30/28:30)で末松が勝利。

末松が圧力をかけながら手数を増やし、スピードと的確な攻撃で試合の主導権を握る。ルシールは強打やミドルキックで対抗するも、末松の動きについていけず、受けに回る場面が多く、最後まで攻勢を維持した末松が決勝進出を決めました。

ルシール (オーストラリア) VS 末松 晄

第3試合 準決勝(2)松谷 綺 VS マーフィー・ペットモンコンディー(タイ)は、判定3-0(30:26/30:27/30:26)で松谷が勝利。

松谷が序盤から圧をかけ、1Rに左のパンチでダウンを奪い優位に進めた。マフィアは前蹴りやクリンチで松谷の攻撃を封じようとするも、松谷はパンチやボディ打ちで積極的に攻め続けた。最終ラウンドではKOを狙った松谷だったが、マフィアの粘りにより判定へ。結果、3-0の判定勝ちで松谷が決勝進出を決めました。

これにより第10試合の決勝戦は、末松 晄 VS 松谷 綺の日本人選手で菅原 美優引退後の空位争いとなりました。

松谷 綺 VS マーフィー・ペットモンコンディー(タイ)

第10試合決勝戦 末松 晄 VS 松谷 綺は、判定2-0(※30-29×2、30-30)で松谷が新女王の座に。
1R、松谷が序盤から蹴りとパンチを織り交ぜながら距離を詰め、攻めの姿勢を貫く展開に。末松はパンチで反撃を試みるも、松谷の巧みなディフェンスと距離の詰め方に苦戦。終盤は激しい打ち合いとなり、互いに意地を見せたが、松谷が優勢を保ち続けた。結果は、判定2-0で松谷が勝利し、新女王の座を手にしました。

末松 晄 VS 松谷 綺

試合終了後、本試合の解説も務めたゆうちゃみさんと松谷を迎えて、インタビューに答えていただきました。松谷は、ゆうちゃみさんが2024年10月に配信リリースした「あなたに捧げる応援歌」のMVに出演し、自身の入場曲として使用しています。

<ゆうちゃみさん×松谷 綺 囲みインタビュー>

松谷に試合直後の心境を伺うと、「夢に見たK-1ベルトを手に取れて嬉しいです。でも、試合内容はダメダメだったので、また頑張ります。」と話し、菅原美優の空位となった王座争いだった本試合にどのような気持ちで臨んだかを伺うと、「菅原選手がいたらやりたかったけど、今はいないので(引退したので)。自分が一番強いと思って、ここまでやってきました。」と話しました。

ゆうちゃみさんに松谷の試合を見た感想を伺うと、「K-1公式応援ギャルになったときからずっと応援していました。今日の決勝戦は泣いてしまうぐらい感動して、本当にかっこよかったです。特に印象に残ったのは決勝戦3Rのラスト1分。気合と根性の塊ですね。3Rで疲れているのに、なんでこんなに元気なのかと。私も根性入れ直さないとなと思いました。」と話し、松谷は「本当にどっちが勝ってもおかしくなかったですが、練習以上に辛いことはないと思って最後まで力を振り絞りました。」と試合中の心境を述べました。

松谷の入場曲になっているゆうちゃみさんの楽曲について、松谷に入場曲に選んだ背景を伺うと、「MVに出させてもらった経緯もあり、前回試合から使わせてもらっています。好きな曲といっしょに入場できてうれしいですね。」と話し、ゆうちゃみさんは「もう、光栄の一言です!松谷選手は21歳の現役大学生ということで年齢も近いので、格闘技最前線で頑張っていらっしゃる松谷選手にぜひ出ていただきたいと思って、ご依頼させていただきました。」と出演オファーした経緯を語りました。

最後に、ゆうちゃみさんにこれから王者になった松谷とどんなコラボレーションをしたいかを伺うと、「キックボクシング教えてほしい!ミット打ちお願いします(笑)」と話し、「ぜひやりましょう!」と松谷も快諾しました。


三大タイトルマッチは全階級で防衛に成功!

▼第18試合◎K-1フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R 寺田 匠VS新美 貴士

王者の寺田 匠が挑戦者の新美 貴士を迎え撃ち、判定3-0(30-28、30-27、30-28)で勝利。初防衛に成功し、2023年6月「Krush.150」の敗戦からリベンジを果たしました。

試合は序盤から新美が前へ出てプレッシャーをかけ、寺田は前蹴りやボディブローで応戦。2Rにはローブローによる試合中断がありながらも、新美は手数を増やし、寺田も強烈なボディブローを打ち込む。3Rは両者の意地がぶつかる打ち合いとなり、接戦の末、寺田が判定勝ち(3-0)を収めました。

試合後、寺田は「1年半前に負けて、そこから悔しくて応援している人、負けたくないと練習してきました。これからも上を目指していきます。」と語り、さらなる飛躍を表明しました。

▼第19試合◎K-1スーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ) VS鈴木 勇人

第7代王者のヨードクンポンと元Krush王者の鈴木 勇人と対戦し、ヨードクンポンが1R KO勝利(KO 1R 1分25秒 ※左右パンチ連打)。鈴木を豪快に沈め、その実力を見せつけました。

試合序盤から鈴木はローキック、ミドルキックで仕掛けるも、ヨードクンポンはミドルキックで応戦。激しい打ち合いの中、ヨードクンポンが左フックでダウンを奪取。立ち上がった鈴木にパンチのラッシュを浴びせ、レフェリーが試合をストップしKO勝利となりました。

勝利したヨードクンポンは「日本に戻って来れて嬉しいです。テクニックを見せることができました。ジムのみなさん、ウィラサクレック会長ありがとうございます。」と挨拶しました。

▼第20試合◎K-1スーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R 金子 晃大VSマノリス・カシリス(ギリシャ)

金子がギリシャの“ローリングサンダー”ことマノリス・カリスティスを迎え撃ち、判定3-0で勝利(※30-26、30-27×2)。王座防衛に成功しました。

試合は序盤から互いの蹴り技が交錯し、カリスティスは得意のローリングサンダーを繰り出すも、金子は冷静に対処。2Rにはカーフキックと右ストレートでダメージを与え、試合の主導権を握る。3Rには金子の左フックと右ストレートで2度のダウンを奪取し、カリスティスを追い詰めた。試合は判定決着となり、金子が3-0の判定勝利で王座防衛を果たしました。

勝利した金子は「ギリシャから強い選手を呼んでくれてありがとうございました。昨年に続き、僕が頑張れているのは、応援してくださっているみなさんのおかげです。メインをKOで倒し切れなかったんですけど、もっとがんばって、見ていて面白かったなと思える試合をします。」と語り、さらなる成長を宣言しました。


▼大久保兄弟揃って勝利!弟・世璃のK-1デビュー戦で初白星、兄・琉唯は朝倉未来の“JTT新星”竹見浩史郎にKO勝ちで「もっと強い選手を呼んでほしい」と挑発

2025年初開催となるK-1 で、プレリミナリーファイト第1試合に出場した大久保 琉唯の弟でK-1甲子園2024 -55kg王者の大久保 世璃がプロデビュー戦として龍希と対戦。大久保がカーフキックを軸に試合をコントロールし、龍希の圧力を凌ぎながら多彩な攻撃を展開し、判定3-0で大久保が勝利しました。

第11試合◎K-1×RIZIN -58kg契約/3分3R・延長1R 大久保 琉唯VS竹見 浩史郎は、大久保が初のKO勝利(3R 1分31秒 ※左三日月蹴り)

K-1ルールで行われた本試合の序盤は、竹見がパンチとローキックで積極的に攻め、大久保もヒザ蹴りや三日月蹴りを織り交ぜながら応戦。2Rに入ると大久保は左の蹴りやヒザ蹴りでボディを攻め、竹見のフックに対しても冷静に対応しながら試合をコントロールした。3Rではリング調整による長いインターバル後、左の三日月蹴りを決めてダウンを奪い、そのままKO勝利を収めた。

プロ初KOとなった大久保は、「KOってこんなに嬉しいんだなって。お前は倒せないとかSNSで言われて悔しくて。途中でハプニングがあって、冷めてしまったなと思われたら残念ですけど、倒せてよかったです。竹見選手、いろいろと言ってしまいましたが、アウェイのリングに上がってきてくれてありがとうございます。あと朝倉未来選手、ブレイキングダウンだか分からないけど、もっと強い選手を呼んできてほしいなと思います。」と挑発ともとれるコメントを残しました。

本試合は、大久保が出演していたABEMAの恋愛リアリティ番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の出演メンバー、メンズノンノ専属モデル・鈴々木 響さん、高橋 璃央さんも応援に駆けつけていたほか、プロデビュー戦を勝利した大久保の弟、世璃も兄を応援。試合終了後、W勝利した大久保兄弟が撮影に応じてくれました。


▼「K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」開催発表の場で衝撃展開!レオナ・ペタスがK-1宮田プロデューサーに宣戦布告

第17試合の終了後、宮田プロデューサーが5月31日(土)、横浜BUNTAIにて開催する「K-1 WORLD MAX 2025」で「K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の実施を発表。発表を受けて、Krushスーパー・フェザー級王者の横山朋哉が登場し、次大会の意気込みを語りました。

「5月31日、K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントに出場します。歴代のチャンピオンは強い選手ばかりなんですが、名前を刻みます。日本人はもうやってしまったので、海外の強豪選手、横浜に集まってください。」とコメント。

横山が降壇後、レオナ・ペタスが突然リングサイドに現れ、宮田プロデューサーへ痛烈コメントを放ち、会場が騒然する事態になりました。

レオナは、「ベルトを返上したレオナです。返上したけど、王座をとって防衛していないのに、なんか試合が組まれないで返上しろと。で、返上した途端に王座決定トーナメントやるって。だから、RIZINとか他の格闘技に人気を持っていかれるんだよ。不満に思っている選手。チャンピオン、みんな集合してください。宮田のK-1をぶっ潰したいと思います。面白いことを考えているので、みんな来てください。」と会場の視線を一身に集め、会場の空気は一変しました。

尚、本大会を見逃してしまった方も、当日の大会試合動画はK-1公式YouTubeチャンネルおよび

(https://www.youtube.com/k1wgp_pr)、下記にてご覧いただけます。

皆さんどうぞご覧ください。


勝利選手が登場!2月10日(日)12:00〜より一夜明け会見が生中継

【一夜明け会見】

本日開催された大会の一夜明け会見を、下記スケジュールのとおり開催します。

会見の模様は「K-1【official】YouTube channel」にて生配信します。

なお記者会見の一般公開は致しません。ぜひ、“YouTube Live”でお楽しみください!

◇日時

2025年2月10日(日)12:00〜 会見開始

◇視聴URL:▷https://youtube.com/live/qpnYwBKk08M

参加予定選手 

松谷綺(@kira20030601 ) 

寺田匠(@takumi_terada1)

 松倉信太郎(@bbseeksm ) 

大久保琉唯(@rui912912 ) 

兼田将暉(@shokirks ) 

ダリル・フェルドンク 

ティアン・ターザン 

※参加選手は変更になる可能性があります。ご了承ください。

今後の放送スケジュール

【CSチャンネル「GAORA SPORTS」】

K-1 2025 | GAORA - CSスポーツチャンネル

K-1 WORLD MAX 2.9国立代々木競技場第二体育館

2月10日(月) 19:00 ~ 28:00 ※リピート放送

実況席メンバー

魔裟斗(K-1 WORLD MAX2003・2008世界王者)

佐藤嘉洋(K-1 WORLD MAX 2006・2007日本王者)

ゆうちゃみ(K-1公式応援ギャル)

井口綾子(K-1公式サポーター)

平子祐希(アルコ&ピース)

山本美憂

<【次回大会情報】 「K-1 WORLD MAX 2025」5月31日(土)横浜BUNTAI>

公式サイト:https://www.k-1.co.jp/k-1wgp/schedule/16648
日程:2025年5月31日(土)

会場:横浜BUNTAI

開催時間:未定

主催・後援:

・主催・著作 K-1実行委員会

・企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア

・運 営   株式会社グッドルーザー

チケット料金:未定

※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。


・「ECO信頼サービス株式会社 presents K-1 WORLD MAX 2025 」7月13日(日)マリンメッセ福岡B館
・「K-1 WORLD MAX 2025」9月7日(日) 国立代々木競技場第二体育館

※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。



ー選手キャスティング・出演依頼はこちらまでー

(株)GENスポーツマネジメント

東京都渋谷区神宮前6-34-20 原宿リージェンシー1F

TEL : 03-6433-5253 メール:gsm@k-1.co.jp

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