PIXTA、機械学習用「野菜画像データセット」販売開始

農業・流通・小売など食品分野のAI開発に貢献

ピクスタ

2025年8月28日 14時00分

ピクスタ株式会社（東京都渋谷区　代表取締役社長：古俣大介、東証グロース：3416）が運営する写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA（ピクスタ）」は、「機械学習用画像・動画データ提供サービス」として、日本国内で生産・出荷量の多い野菜40種を集めた「野菜画像データセット」を販売いたします。

◆ PIXTA機械学習用画像・動画データ提供サービス：https://pixta.jp/machinelearning-dataset

■ 野菜画像データセット概要

名称	野菜画像データセット
データ数	2,000点
価格	198,000円（税込） ※各種アノテーションは有料にて承りますのでご相談ください。
撮影場所	日本国内
構図	俯瞰（垂直・水平）、正面・左右真横からの画角など様々
内容	日本国内で生産・出荷量の多い野菜40種類　各50点大根、にんじん、ジャガイモ、サトイモ、かぶ、ごぼう、れんこん、やまのいも、白菜、キャベツ、ほうれん草、レタス、ねぎ、小松菜、ちんげん菜、ふき、みつば、春菊、水菜、セロリ、アスパラガス、カリフラワー、ブロッコリー、にら、ニンニク、キュウリ、茄子、トマト、ピーマン、カボチャ、スイートコーン、さやいんげん、さやえんどう、グリーンピース、そらまめ、枝豆、メロン、苺、スイカ ※収穫前、収穫後など野菜の状態は様々。 ※加工、調理がされている野菜画像は含みません。
特徴	・商用利用可能・撮影者から機械学習用データ活用の許諾取得済み
購入方法	下記の「お問い合わせ」よりご希望のデータを選択してご連絡ください。 https://pixta.jp/machinelearning-dataset

＜画像サンプル＞

＜想定用途＞

農業分野における生育状況のモニタリングや収量予測
スマート家電における食材認識機能の開発
食品管理・在庫管理システムにおける自動識別
食材画像を活用したレシピ提案機能の開発

■ 提供背景

近年、食品分野においてもAIを活用した画像認識や品質管理、需要予測といった技術の開発が進み、農業・流通・小売など幅広い分野で応用が拡大しています。

こうした技術開発には、対象となる国や地域で一般的に流通している野菜の画像を、バリエーション豊かに学習させることが求められます。しかし、海外のオープンデータや自主撮影により野菜画像を入手することは可能な一方で、日本国内で撮影されたデータは十分に揃っておらず、特にPoCフェーズなど限られた予算の中で手軽に入手できるデータセットが不足しているのが現状です。

そこで、PIXTA独自のクリエイターネットワークを活かし、日本で生産量の多い野菜を中心に国内で撮影された画像データを収集し、機械学習用のデータセットとして提供することにいたしました。

今後も、AI開発の現場で必要とされるデータを迅速かつ的確に提供し、日本国内における技術発展を支援してまいります。