子供のベランダからの転落防止へ手すりの安全対策強化 東京都生活文化局推奨仕様にYKK AP全4デザインで対応
~ 手すり高さや格子の隙間に配慮した新商品発売 ~
YKK APでは、木造躯体式バルコニー用ハンドレールやユニット式バルコニーなどのベランダ手すりについて、2018年に東京都生活文化局が提言した「子供のベランダからの転落防止のための手すりの安全対策」で推奨する仕様に対して、2019年4月1日から新商品追加発売によりYKK APの全4デザインで対応可能となります。
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)では、木造躯体式バルコニー用ハンドレールやユニット式バルコニーなどのベランダ手すりについて、2018年に東京都生活文化局が提言した「子供のベランダからの転落防止のための手すりの安全対策」で推奨する仕様に対して、2019年4月1日から新商品追加発売によりYKK APの全4デザイン(※1)で対応可能となります。
子供がベランダから転落する事故が多く起きている状況を受け、東京都生活文化局が2018年に提言した内容は多岐にわたりますが、大きく分類すると「手すりの乗り越え防止」と「手すりの隙間からのすり抜け防止」の2項目があります。
「手すりの乗り越え防止」については、手すりの高さを建築基準法施行令(第126条)の1,100㎜以上を上回る1,200㎜以上を推奨し、また、足がかり上端からの手すりの高さを900㎜以上とすることも推奨しています。「手すりの隙間からのすり抜け防止」については、手すり子間隔などの隙間を日本工業規格(JIS A 6601)の110㎜以下を下回る90㎜以下とすることが推奨されています。
YKK APでは、これらの推奨値にいち早くハンドレール/バルコニーで対応するために、既に対応可能であったハンドレール各デザイン(たて系、横系、パネル・ガラス系)に加え、ロートアイアン調アルミ鋳物の「シャローネ ハンドレール」や、「ルシアス バルコニー」のオプション充実(後付手すり、たて格子間の隙間90㎜以下、隙間調整材の対応)など、新商品を追加発売します。
これからもYKK APは、安全で快適な住環境をお届けする商品を提案してまいります。
※1:「ルシアスハンドレール」「エルビュートハンドレール」「シャローネハンドレール」「ルシアスバルコニー」で展開している「たて系」「横系」「パネル・ガラス系」「鋳物系」の4デザインカテゴリー。
■「子供のベランダからの転落防止のための手すりの安全対策」の推奨内容
(東京都生活文化局/2018年)
■YKK APハンドレール/バルコニー適合一覧
下表赤枠内の新商品追加により、YKK APのハンドレール/バルコニー全4デザインカテゴリーで東京都生活文化局推奨仕様への対応が可能となりました。
■推奨仕様対応の新商品概要
※2:参考価格は部材標準販売価格で、消費税・組立施工費・現場搬入費などは含まれません。
≪参考情報≫
第12回 キッズデザイン賞(2018年)の審査委員長特別賞を受賞し、本件の推奨仕様にも対応する「ルシアス バルコニー」が、NPO法人 Safe Kids Japan(https://safekidsjapan.org/)が発行する「みんなで作る子どもの傷害予防カレンダー」2019年度版(4月はじまり)の4月度で紹介されました。
< お客様からのお問い合わせ先 >
YKK AP株式会社 お客様相談室
一般のお客様
TEL:0120-20-4134
建築・設計関係者様
TEL:0120-72-4134
http://www.ykkap.co.jp
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